戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

CMって本編より評価高いかも

2022年10月22日 | ドラマ

コマーシャルですが、テレビをつけると、たいがいコマーシャルに当たります。

何本も連続して流れますから、チャンネル替えてしまいますが、替えたチャンネルでもコマーシャルだと。

ですが、コマーシャルも作品としてみるならば、クオリティーは高いですよね。

本編のドラマよりコマーシャルのほうが面白かったりします。

最近では、ユーチューブコンテンツの頭に流れるCMは、5秒で表現されるのもあります。

ユーチューブの視聴者は見たいコンテンツを見るためにCMを見させられますが、5秒流れたら消すことができるので、5秒間だけ我慢します。

だから、5秒でアピールするCMを作ったのですね。

さて、アマゾンです。

アマゾンのCMで、好きなのがありました。

中年の夫婦のはなしで、忙しさのあまりすれ違いが多く、夫は夫婦の記念日を忘れていました。

それで、『あの頃に戻れる券』があるのに気がつき、妻に、「まだ使えるか?」と聞きます。

妻は、ウン、と頷きます。

二人手をつないで歩いていきます。

……泣けますね。

現在流れているアマゾンのCMは、青年が仕事に忙殺されています、写真をばら撒いてしまい、そのなかに、父親と山へ行った写真があるのに気がつき、山へ行きます、愛犬とともに。

何回見ても、どこが良いのかわかりませんでした。

アマゾンで旅行券を買ったの?

アマゾンで犬を飼ったの?

真剣に見ていませんからピンとこなかったのですが、妻に聞いてみました。

「これは何を買ったの?」

妻は人差し指をチッチッチ、と降りながら、「いいですか」と構えます。

怯む私。

「アマゾンで日用品を買って、空いた時間に山へ行ったの」、答えました。

……そうだったのか! 

そういえば、ドラックストアで何か急いで買っている映像があった、と。

あの青年は仕事で忙殺されているから、シャンプーなどの必要品を買う時間がない。

それをアマゾンは代わりに行うことができますよ、というCMだったのですね。

真剣に見ないと理解できませんでした。

4.2ですね。

 

 


時代劇はお金をかけようよ

2022年10月14日 | ドラマ

どういう天気なのかと、愚痴ってしまうような今日の天気でした。

朝は寒かったです。

一面曇り空で、昨日と同じ、かじかんだ手で作業をしていました。

それが、10時を過ぎると一転青空に。

気温もぐんぐん上昇し、夏日になりました。

食事時、車の中で休んでいるのですが、エアコンをつけました。

帰り時、西日に照らされた車の外気温は、36℃でした。

さて、大河ドラマです。

NHKの日曜20時から放送されるドラマですが、ここひと月半見ていません。

面白くて見続けていたのですが、大泉さんが、いや、頼朝さんが亡くなった回のちょっと後から見なくなりました。

いや、見るつもりなんですが、なんか暗い。

小栗さんの顔が暗い。

しかめっ面しか映っていない。

見るつもりです、箸休め、みたいなものですから。

24年度ですか、紫式部の話を大河にするようなのですが、とても期待しています。

合戦シーンにお金を使わなくてもいいから、などという全く馬鹿げた噂があるようですが、なにを言っているのだと……

大河ドラマの合戦シーンなどというものは、まったくチャンバラの域を出ていませんから。

見ていて恥ずかしくなるような演出ですから。

お金もかかるはずがありません。

それより、平安貴族の風俗を描くほうがどれだけお金がかかるかと。

女房一人の衣装だって、大変なんものでしょう。

お屋敷だって、装飾品だって、手を抜くことなどできないでしょう。

時代劇において、韓国ドラマと中国ドラマの違いは、宮廷劇だと顕著に表れるじゃないですか。

かたや歴史の重みがある本物ですから。

日本の宮廷劇を撮ろうと思えば、戦国合戦シーン以上に手間もお金もかかるのではないですか。

 


神回だって……まんだまんだ

2022年04月18日 | ドラマ

まずは桜から。

花は半分散りましたが……

葉っぱとのコラボも美しい。

赤い花とは……

桜の花が見えませんが……

さて、NHKの大河ドラマです。

『鎌倉殿と13人』の昨日、17日の放送です。

大河ドラマにしては、きつい目の演出で、けっこう辛い印象を持ちました。

良かったということですよ。

上総介さんが討たれるのは、意外中の意外だったではないですか。

反乱軍に入ってくれと依頼して、その依頼がおかしい気はしてたんですが、の首謀者扱いですからね。

なかなかの陰謀でしたよ。

描き方が大河ドラマにしてはエグくて、ショックを受けました。

とくに、上総介さんを演じていた佐藤さんがとても良かっただけに、これでお終いかと思うと寂しいですね。

小四郎の兄を演じていた愛之助さんもとても良かっただけに、次々と魅力的な役者さんがドラマの序盤でいなくなることに、残念さを感じています。

それだけ、各キャラが魅力的だということです。

何といっても、頼朝役の大泉さんが、おとぼけキャラのようで、凄みがあるのが素晴らしいですけどね。

今回の大河ドラマ、これからも期待して見ていきます。


大河だぁ

2022年01月30日 | ドラマ

NHKの大河ドラマ、『鎌倉殿の13人』第3回まで観ました。

今夜、第4回目が放映されますが。

なかなか面白いです。

私の中では、期待以上の良さがあります。

適度にバカで適度に緊張感があって、見入って見てます。

まあ、これまでも最初の一月、二月は集中してみた作品があります。

最近では、『麒麟がくる』も見続けていたのですが、例のコロナで中断し、それ以降は見なかったのです。

今回はどうでしょう。

三谷幸喜さんが脚本での作品は……

『新撰組』は最初の3本くらい見ました。

『真田丸』は二月くらい見ました。

本は良いんですが、演出が、私的にはトロいのです。

ついていけなくなってしまう。

唯一最後まで見続けたのは、『龍馬伝』です。

これは、演出が大友さんでしたから、見られたのかもしれません。

『るろうに剣心』シリーズの監督さんです。

役者も良いですし、期待しています。

夕陽を見つめる、パリさんです。

 

 


負けてないよね

2021年08月24日 | ドラマ

続きを書くことは珍しいですが……

そんな気もなかったのですが……

鬼滅を見て感じたことの一つとして、声優さんが上手い、と感心したことがあります。

何を当り前のことをと呆れもしますが、現在活躍されている声優さんは、色々なことが出来る上に声優をなさっているのではと思ったのです。

ある意味、現在日本のアニメがリアルな映像を凌駕するほどの物語性を持った、ということもあると思うのですが。

鬼滅の映画、炭次郎の最後付近の台詞、「~負けてないからー」は、けっこう胸にくるものがありました。

胸の底から絞り出してきたような迫力がありました。

物語の中で必然の流れであったとしても、声優の表現力があってこそのリアルであったと思えます。

そこでの、流れでは前なのですが、鬼の答えが即物的であったのが、より対照的なのです。

鬼は現実しか見えてないと。

人は心を見ていると。

これを意識的に描いていたならば、作者は侮れないですね。

何を見てきたのだろうかと、気になるところです。

結局、正論を吐きまくる(妻曰く)主人公・炭次郎に誰も白けなく聞けるのは、創作者の誠実さにあるのではないかと、同じくストーリーテラーを自称する私は反省するのです。


待ちに待った……鬼退治

2021年08月24日 | ドラマ

『劇場版 鬼滅の刃・無限列車編』を見ました。

ようやく見ることが出来ました。

レンタルビデオでです。

動画配信されるまで待とうかと思っていましたが、未だどこで配信か決まっていませんし、地上波テレビでの放映は9月下旬だということですし、レンタルビデオ屋さんへ行き、借りてきました。

二泊三日440円でした。

通常DVDです。

ブルーレイでなくても美しく観賞することが出来ます。

大人でも面白く見ることが出来ました。

というか、第一部の放映は夫婦で填まって見ていました。

期待しての、劇場版です。

戦闘シーンでは思わず見とれてしまいますし、まったく飽きることなく見終えました。

面白い上に切ないですし、なにより勇気をもらえます。

今時は、大人も勇気が欲しいのです。

真っ直ぐな心というか、正直で思い遣りがある主人公の姿が見る人の心を打つのです。

強いメッセージを秘めた作品です。

それに、すれっからしになった私の心も打たれます。

自分を省みて恥ずかしくさえなります。

ぜひ、子どもたちに鬼滅がもっているメッセージが伝わればと願うのです。

こんな世の中だからこそ、コロナ禍で抑圧されている子どもたちだからこそ、まっすぐであってほしいなと思います。

第二部の放映が待ち遠しいです。

 

 

 


買う智ポテト……か

2021年02月16日 | ドラマ

朝から、というか夜中から雪降りでした。

昼過ぎてからは断続的でしたが、雪降りの日といっていいでしょう。

昨日は一日中雨で、この季節に、と妙な感じでしたが、ようやく正常に戻ったということでしょうか。

これも、三寒四温、本格的な春になるまでの天候でしょう。

さて、ネットフリックスで、『愛の不時着』を観てしまいました。

全、15、あれ? 16話でしたか、です。

短いようですが、一話が約90分弱ですので、もし、これがDVDを借りてみるとするなら、一話45分弱になりますから、全30話ということになるのでしょう。

今はゲオに行きませんから、どのようにレンタルされているか知りません。

そもそも、レンタルになっていないかもしれませんが。

内容ですが、よく泣けました。

恥ずかしいことですけれど……

もっとシビアな内容かと思っていたのですが、コメディータッチな場面も多く、ある意味、ステレオタイプされた作品です。

金持ち・無情 バーサス 貧乏・人情 といった対比で描いています。

『北』という良い題材があったということでしょう。

極端な対比なため、台詞もけっこうキザに響きましたが、退きはしませんでした。

楽しめる魅力の一つです。

好感が持てるのは、南北問題をどうするのか、というのは置いといて、エンターテインメントで纏めたところでしょう。

あくまでも題材なのだと。

南の方も、メインはセレブなので、それも極リッチな人達なので、おとぎ話のようにも見えます。

『パラサイト』を観ている者としては、南も問題多いのに、と感じるところです。

むしろ、北のように生活した方が、と感じられるところもあります。

政治問題を全く抜きにしてですよ、誤解のないようにお願いします。

家族で楽しめる作品でした。

ネットフリックスはオリジナルの作品で良作が多いですけれど、観たい映画が少ないのも事実でして……

『スターウォーズ』シリーズがないのですよね。

ディズニーワン(?)で独占しているのかもしれませんが、とても残念なのです。

また、『インディージョーンズ』シリーズも一作目しかありませんし、映画を増やしてほしいところです。

コロナ禍のため、自宅で過ごすしか楽しみがない現状では。

 

 


リアルでダーク

2021年01月17日 | ドラマ

薄曇りの日です。

わりと暖かいといえます。

庭の寒椿、蕾が膨らんできました。

明後日くらいから寒くなってくるようで、それも、強烈な寒さのようで。

週間天気予報では、火曜日から木曜日にかけて、-10を下回るとなっていました。

覚悟が要ります。

世界が違ってきますから。

ますます外へは出づらくなりそうです。

在宅中は、動画配信のドラマ、映画を観ています。

ネットフリックスに入りました。

真ん中のタイプのものですが、月々1400円弱で、配信されている全ての動画をハイビジョン規格で観ることができます。

2000円弱にすると、4Kで観られるのですが、さすがに高く感じられたので……

それでも、毎日何かの作品を観ています。

ですので、レンタルビデオさんは必要なくなってしまいました。

毎週行っていたのに。

一月の間に、ドラマも20本近くの作品を観たのですが、そのうちの3分の2は、最初の15分で観るのを止めました。

自分的に面白く思われなかったのですね。

作品が悪いわけではないのです。

ある映画評論家の曰く、「物語は語り尽くされた」、と。

現在作られる作品は、ストーリーといい、登場人物の造形といい、すべて過去にあったものであると。

本当の意味での、オリジナル、はないのではないかと。

ですから、鑑賞する側は、毎度お馴染みでも、自分の好みに合った作品を観ているのだと。

目新しいと感じるのは、今まで観ていなかったタイプの作品を観ているということなのですね。

それでいいのですが。

私は今のところ、中世ヨーロッパを題材にしたような、リアルでダークな作品を好んで観ています。

趣の違う花々。