戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

ぷらぷら

2009年06月29日 | 想うこと

昨夜は、イタリアンレストラン ”ラ・フェニーチェ” の4周年記念パーティーがありました。

はやいもので4周年、かと思えば、まだ4周年でもあります。

開店するときは、時期的に良くないけど大丈夫だろうか、とシェフはさんざん悩んだそうです。

開店時より景気は悪いですが、なんせ100年に一度の不況なわけですから、それでもお店は賑わっている方だと思います。

なんせ、経験を積んだ腕の良いシェフが、食材にこだわり、手間暇かけて作っているわけですから、旨くないわけがありません。

そして何より人柄、料理も良いけど、シェフとお話ししたいがために来てくださるお客様も多いです。

ダジャレの連発に閉口することもありますが・・・

とにかく、リピーターに支えられ、私もそのうちの一人ですけど、おかげさまで、4周年となったわけです。

おめでとうございます。

昨夜のパーティーでは、私もずいぶん飲ませて頂きました。

ひんしゅくを買っていたと思います。

ごめんなさい。

さて、色々な話題が出た中で、私は家の中で存在感がない、というご指摘を、妻からいただきました。

息子などはよく、寝る間際になって、「お父さんどこ?」、と妻に聞くことがあります。

そんな時、「何言ってるんだ。おまえたちと一緒にテレビを観て、笑っていただろう」

と私は反論するのですが、どうも信じられていないようです。

その一因に・・・

妻曰く、「お父さんは、プラプラしているから」

が、あるそうです。

プラプラといっても、外へ出て行くわけではありません。

家の中で、プラプラしているのだそうです。

テレビを観ていたと思えば、本を読みに行ったり、コンピューターの所へ行ってみたり、風呂に入っていたり、と家族と一緒に一カ所に居ないそうです。

あまり自覚はないのですが、言ってみれば、

”家庭内プラプラ症候群”、のようです。

まあ、父親とはそういうもんだ、としておきましょう。


すりらー

2009年06月26日 | 想うこと

お昼時、いつもご飯を食べながらニュースを見るのですが、お茶を飲もうとしたそのとき、アナウンサーが、マイケルジャクソンさんの急死を述べました。

えっえー!

漫画じゃないですが、思わずお茶を吹くかと思いました。

向かいに座っている妻も、えー! 

と言ったきり、絶句しました。

驚きました。

驚いたことは驚いたのですが、意外な感じがしなかったのも事実です。

というのは、薬のせい、とすぐに頭に浮かんだからです。

薬と言っても麻薬関係ではなく、白人になるために、もしくは整形につぐ整形のしすぎで、そうとうな治療をしていたと思っていたからです。

勝手な推測ですが、無理な変身が身体に負担を強いていたんだと思います。

ニュースで、資料映像として『スリラー』が流れていましたが、あの頃は、格好良かったです。

一世を風靡しただけでなく、未だに、スリラーを真似する、もしくはパロってしまう者が絶えません。

それほどに素晴らしい、音楽であり、ダンスであり、映像でありました。

世界で一番有名なミュージシャン、といっても過言ではないでしょう。

50歳ですか・・・若すぎますが、それより予兆がなかっただけに、衝撃的な訃報でした。

謹んでご冥福をお祈りします。

 


しんじ

2009年06月24日 | 想うこと

昨日は、神社の総会がありまして、今年度役員の私は、昼から奉仕に行ってまいりました。

といえば聞こえは良いですが、要は、受付や配膳のお手伝いをしただけです。

総会、神事が終わってからは、直会がありまして、3時過ぎから宴会と相成りました。

神社の宮司が申すには、直会とは、非日常から日常へ戻す(直す)ための行事だということで、飲んでおかしくなっても良いのだそうです。

それによって、また次の日から、普通の生活ができるわけです。

そういうわけで、私もたくさんおよばれしました。

また、色々な方とお話をさせてもらい、ためになる話をいくつも聞かせてもらいました。

ありがたかったです。

ある意味、直会は、コミュニケーションの場でもあったわけです。

ただし、日常へ戻すためには、神社での直会だけではもの足りず、下界へ降りてからも、3件ハシゴをしてしまいました。

午前様です。

10時間ほど飲んでいたわけで、自分でも驚いてしまいますが、一年一度の非日常の時間でありました。

 


つゆ

2009年06月22日 | 想うこと

空梅雨であるよりは、降ってくれた方が良いと思いますが・・・

宮川の水も、昨日までは流れが少なく、川底の大きな石が目立っていました。

・・・今日は大降りになりました。

これから朝方にかけ、激しいところでは、1時間に60ミリも降るそうです。

数字ではぴんときませんが、バケツの水をひっくり返したくらいだそうです。

一気にそれだけ降らなくてもいいのですが・・・。

山に水は溜まるでしょうか。

 


ぎょうじ

2009年06月21日 | 想うこと

昨日は、野球部の歓迎会並び激励会が、信田でありまして、昼間からビールをたくさん飲ませて頂きました。

終わり頃に、焼酎のロックを頂いてしまい、二日酔いで今朝を迎えました。

今日は、法事がありまして、やはり昼からお酒を頂きました。

遠慮すればいいものを、久しぶりにあった方々との会話が嬉しく、すこし飲み過ぎました。

よって、夕方はダウンです。

にもかかわらず、夜に大事な会議があるため、酔いを覚ましはっきりした頭で出かけなければなりません。

火曜日には、神社関係の総会があるため、やはり昼から頂くことになります。

明日一日、お酒を断とうと考えています。

きっと・・・

たぶん・・・

 


とんねる

2009年06月18日 | 想うこと

リニア新幹線のルートが南アルプス直下の場合、名古屋品川間が40分だそうです。

・・・早い。

現在、のぞみ、乗ったことはないですが、は1時間20分で名古屋東京間を繋いでいます。

時間が半分になるのですね。

お金の問題はあるにしても、通勤距離になってしまいます。

もっとも、長野県は南アルプス北側迂回ルートを譲らないそうで、どうなるか分かりませんが、なるべく短いにこしたことはないでしょう。

そのための、リニアなのですから。

もっとも、南アルプスにトンネルを掘るわけですから、景色は全く期待できないでしょう。

速いだけが取り柄の鉄道です。

高速道路にしても、東海北陸自動車道はとても便利なのですが、高山から北へ向かう場合、富山までほとんどトンネルの中です。

景色を楽しめないのは言うまでもないですが、トンネルの中ばかりだと、運転していて息苦しい感じがあります。

そのため、イオンへ行こうとする場合、同じ時間かかりますが、高岡ではなく各務原へ向かってしまいます。

便利なのですが、トンネルばかりだと面白くないのです。

新幹線も高速道路も、旅ではなく移動だということになるのでしょう。


あいびりー

2009年06月17日 | 想うこと

歌が巧いからといって、必ずヒットするわけでもないですが・・・

へただからといって、受けない、というわけでもないですね。

へたなわけでもないですけど、巧くないアッキーナの新曲、というか初めての曲ですか、『アイ ビリーブ』、良いですね~。

とてもかわいらしい曲です。

スーパーマイルドセブン、というバックコーラス(?)がついていますから、一人で歌っているわけではないですが、メインボーカルが巧くないのですから驚きです。

外してはいないですが、声が出ない、声に輝きもない、リズムを少し外し気味、な歌手ですから、でも、かわいらしい曲なんです。とても魅力的な曲です。

まあ、私たちの世代には,浅田美代子の『赤い風船』がありますから、それには勝っているでしょう。

いま思い返しても、あれはとんでもない歌でした。衝撃の、とつきますが、歌真似するのは不可能な曲です。

それを経験していますから、アッキーナの曲はとても良く聞こえます。

ただ、私が思うに、あの曲の雰囲気は、15、6歳の曲ではないかと思いますが、アッキーナが20ですから、歌詞の最初に20歳と出てしまうのでしょうが、なんとも幼い気がします。

考えるに、30年前16歳くらいだった人の覚悟は、現在の20歳くらいの人の覚悟と同じような気がします。

全体に、幼くなっているような気がするのです。

でもそれならば・・・しょろしょろ初老の私も、まんだまんだ、と思われるのでしょうか・・・。


たーみ

2009年06月16日 | 想うこと

『ターミネーター4』、観てきました。

12時からの一回目上映で。

6、7人お客さんはいましたかね、館内に。

少ないみたいですが、平日の一回目なら、多い方じゃないでしょうか。

本国では、思ったよりもお客が入らなかったようですが、150億円かけたそうですけど、日本では、この手の少し暗い話は受けると思います。

暗い、と書いてしまいましたが、深刻な雰囲気は真剣さに繋がると思います。

弾がスローモーションで飛んでいく映像を見せられるよりも、この手の映像の方が私は好感を持ちます。

面白い映画でした。

Tー800が開発された時の話でして、T-800というのは、シュワルツネッガーが演じたマシーンですが、ターミネーター1(?)に繋がる物語になっています。

もちろん、1があっての4なのですが、1を観ていれば、難なく理解できる物語です。

ちょっと綺麗すぎるかな、とテーマ的には見てしまいますが、魅せる部分においては、ターミネーター映画の中では最高だと思います。

ただ、役者の存在感、という点では?がついてしまいます。

リアルなのですが、魅力に乏しい、のは否めないのではないでしょうか。

話は全く変わりますが、『墨攻』という映画の主演、アンディー・ラウですか、リアルなあまり表情が皆無といっていいほどでしたが、とても魅力ある役者さんにみえました。

そのためか、シュワちゃんの顔が見えたときは、嬉しくなってしまいました。

それでも、十分見応えのある、面白い映画でした。

 


なにが

2009年06月15日 | 想うこと

色々なことが起きます。

官僚のキャリアが逮捕されたり、プロレスラーがバックドロップを受けて亡くなったり・・・

厚生労働省の女性キャリアですが、事務次官候補であったでしょうに、逮捕されてしまうわけですから、どうしても裏を読んでしまいます。

本当のところは知りませんが、検察の強硬姿勢が取りざたされているときだけに、何を目論んで、と勘繰っててしまいます。

・・・バックドロップで・・・

三十年近く前になるでしょうか、猪木さんが新日本プロレスを率いていた頃は、私はプロレスの大ファンでした。

猪木さんとハンセンの試合を、テレビに釘付けになり、手に汗握り観ていたものです。

ウェスタンラリアット、なんと危険な技でしょう。

試合に負けたハンセンが、腹いせに、新日の若手にラリアットを食らわせるシーンを何度も見ましたが、受けた若手は失神してしまい、足をばたつかせていました。

あまりにも痛々しいシーンです。

それを、猪木さんは後頭部に受けたことがあります。

全身で相手の技を受けることが、猪木イズムでありましたから、観客はより興奮して楽しめたわけです。

そのころ、ブレンバスターが登場し、見た目の派手な必殺技がいくつも出てきました。

藤波さんが発明したとされる、羽交い締めしたままジャーマンスープレッドを極める、ドラゴンスープレッドなんか、究極の技だと思いました。

そんな頃、昔の映像を見ました。40年以上前のプロレスの試合になると思いますが・・・

若き日の猪木さんが、バックドロップの発明者である、昔は、岩石落としと言われましたが、プロレスの鉄人と崇められたルー・テーズ選手と試合をした映像です。

執拗にヘッドロックをかけてくる相手に、猪木さんは身体を返し、ヘッドロックをかけた瞬間、相手にバックドロップをかけられました。

それはほんの一瞬の出来事でした。

相手の首を抱えた瞬間、後ろに投げられたのです。

弧を描くとか、そんな間なんかありません、投げに入ったと思った瞬間、後頭部をマットに叩き付けられていたのです。

投げられ後頭部を打った猪木さんは、すぐ反転し膝立ちになりましたが、頭を振りつつ、自分の身に何が起こったのか、信じられない思いで反芻しているようでした。

派手な技がいくつもリング上で炸裂していた新日全盛期に、時代遅れだと思われたバックドロップが、実はものすごく危険な技だと思い知ったのです。

三沢光晴さん、試合を見たことはありません。

ノアを主催していたり、大変苦労されていたのでしょう。

謹んでご冥福をお祈りします。


いつわりの

2009年06月14日 | 想うこと

『偽りの書』読んでしまいました。

特に下巻は、今日一日、4時間くらいで読んでしまいました。

私にしては珍しいことです。

もっとも、図書館からの借り本ですから、じっくり読むことをしなかったかもしれませんが、とにかく面白かったです。

ノンストップ・サスペンス、とでもいいますか、読み出したら停まれない作りになっています。

ただ、どうなんでしょう・・・ユーモアの含まれたセリフのやり取りが、日本人の私には、しらじらしさを感じさせてしまいました。

含蓄があり気が利いているのですが、じゃまくさいのです。

あくまでも、私個人が感じたことですが・・・

それと、偽りの書の、真の姿は・・・

う~ん。

分かり易く、感動的ですが、安っぽい感じも受けます。

それに、息子を持つ私としては、ちょっと痛いテーマでもありました。

それでも、面白いことは間違いない小説でした。