戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

350、000円が12、700円に、なぜ?

2022年08月20日 | 利権

ユーチューブで古舘伊知郎さんの語りをたまに見ています。

時事問題を彼なりの解釈で語るパフォーマンスなんですが、けっこう夢中で見てしまいます。

なんといっても、新日本プロレスで、猪木×ハンセンの試合で、「ブレーキの壊れたダンプカー」、と即興気味に中継した語り口に熱狂したくらいですから。

数日前に語った話は、元電通専務の高橋さんが逮捕されての話題なのですが……

かのオリンピック招致委員会から、人材派遣会社パソナへ、人材を派遣させるために支払われたお金の話でした。

過去のことですが、その当時話題になった話なのですが、衝撃を受けたので記します。

知らなかった、ということが罪かもしれません。

オリンピックが開催されているときに仕事をしてもらう、スタッフ、各種のディレクターや、細かいことはわかりませんが、そのスタッフに支払われる金額……

招致委員会から人材派遣会社パソナへ支払われるお金です。

パソナといえば、会長さんは、竹中平蔵さんでした。

一人頭、日当、一日働いてくださった給料ですね、35万円だったとか。

一日働いてくれた給料は35万円なのです。

一か月働いて貰える金額にしてもありがたいほど多いですよね。

それを一日で貰えるのです。

パソナが。

実際、それの応募で来てくださったスタッフさんに支払われた金額は、これは特別職ですから、スキルがないと雇われません。

そのスタッフさんに支払われたお金は、一日、12,700円でした。

……

そういう話を、古舘さんが話されました。

……

どういうこと?

これは過去のはなしです。

その当時、問題になった話題なのですが、思いっきり響いてきます。

35万円貰って、支払ったのは12、700円だと。

一人頭。

例えば、35,000円貰って、雇い人に12,700円払ったのだとしたら、これは、昔の反社会的な人材派遣の話でしょう。

仕事をしてくれる人に、40パーセントくらいしか払わないのですから。

60パーセント中抜きしたのですよね。

悪い奴らですよ。

だけど、人材派遣会社パソナは、350、000円貰って、12、700円支払ったのです。

中抜き、……計算できません。

もう驚きです。

こんなことがまかり通っていたのですね。

税金ですよ。

支払った人は腹は痛まない。

だって、税金ですから。

こうなったら、時効は関係ない、徹底的にどうであったのか、を解明してもらいたいものだと思います。

竹中平蔵さん、つい最近まで、「そこまで言って委員会」などに出演して、良いことをおっしゃっていました。

さすがだなと、頭のいい方は、ちゃんと日本のことを考えていらっしゃる、と感服していたのですが……