戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

モンスター?

2013年05月28日 | 想うこと

いまどきの先生方のなかには、余裕のない方が多いですね。

モンスターペアレント、とか命名して、何かというと親たちを責める傾向がありますが、いやいや、先生の方にも問題は多いのです。

なにせ余裕がないから、クラスは自分のテリトリーという気が強いのでしょう。

地域の方で、ボランティアで子供たちのためになればと学校行事に参加されてるのに、「ありがとう」、がないどころか、ムッとしたままの態度の方もおられるとか。

そんな先生は、子供たちをクラス単位でしか見ていません。

どういうクラスであればいいのか、どういうクラスを目指すのか、とばかり考えているのでしょう。

ですから、児童の誰かがクラスの秩序を乱すと、猛烈に怒ります。

どうしてその子がそのような態度を取ったのかを探ろうとしません。

とにかく、大人しく従っていなさい、という態度でいるのです。

そのような先生は、クラスは見ていますが、子供たち一人一人と向き合っていないのです。

ようは面倒くさいのでしょう。

もちろん、そんな先生方ばかりでないことはよく分かっています。

が、子供が問題を起こし、それを先生が怒って収めて、子供の親が学校へ問題提起をしにいくと、その親はモンスターペアレントと言われてしまいます。

世間の同情は先生に集まるというわけです。

なんでや! 

たしかに酷い親もいます。

しかし、一方的すぎるだろうと。

モンスターはどっちやねん?

と、ぼやきたくなるわけです。

 

 

 

 


長い目

2013年05月16日 | 想うこと

政治家は特にそうでなければ、と思いますが、人を監督する立場の人は、長い目で物事を見る資質が必要でしょう。

木を見て森を見ず、ほとんどの人がそうでしょうが、こういう方は監督には向きません。

我が栄光のドラゴンズ前監督であった、落合さんは、3年ほど前、アライバのコンバートを試しました。

井端をセカンド、荒木をショートにすると。

この案は周りの賛同を得ず、本人たちも乗る気でなかったため、半年ほどでつぶれました。

これは私個人の意見かもしれませんが、その反動が、今頃出てきています。

まずは、井端の勤続疲労です。

落合さんは、たぶん、チームの事情より本人たちのことを思って、コンバートさせたいと考えたのでしょう。

井端の負担が大きすぎると。

一昨日の試合、井端がカットに入らなかったと、現監督から叱責をうけたようです。

本来のチームプレイならファーストが入ればいいのですが、それができないため、井端に負担がかかっているわけです。

叱られた井端も、面白くなかったでしょう。

荒木も、あり得ないライトを守らされたりして、困惑しているでしょう。

ですが、荒木に期待していたのは、それはチームリーダーになれ、ということですが、そのためのコンバートだったのに、本人には分からなかったのです。

木を見て森を見ず。

もっとも選手たちは逞しい木にならなければなりませんので、森を見る必要はないのです。

問題なのは周りの者たちで、そのなかでも、地方のマスコミは、自称ドラゴンズ応援団ですが、始末に負えません。

今日の名古屋発ニュースでも、ドラゴンズ特集の中で、現監督を批判するような趣の発言がありました。

ちょっと待ってくれよと、落合さんを追い出して現監督を連れてきたのは、あんたたちだろう、と。

中日球団と結託して、ドラゴンズスタッフを中日OBで固めてしまったのは、あんたたちでしょうが、と。

そのつけが回ってきているのです。

長い目で物事を見る、簡単そうでとても難しいことなのです。

できる人が監督です。

 


ニュース

2013年05月13日 | 想うこと

夏日を通り越して、いきなり真夏日になったのでは。

7月中旬の気候ということです。

先週など、最低気温が氷点下か、という日もあったのに、この劇的な変化です。

といって、珍しくないですが。

現政権に批判的な記事が、新聞や週刊誌などで目立つようになりました。

その急先鋒はいうまでもなく朝日新聞で、憲法改正論議が活発化する中、反憲法改正キャンペーンをしているみたいです。

憲法96条、憲法を改正するに国会議員の三分の二以上必要、というのを、二分の一に替えるのを、必死に阻止しようとしているようです。

読者の声欄で右上の投稿は、最初に目がつくしそこしか読まない人も多いですが、連日、憲法改正反対意見が載っています。

読者にも色々な意見があるのでしょうが、反対意見しか、目につくところに載せていません。

これなのは、ネガティブキャンペーンといっても過言ではないでしょう。

世論調査もさかんに行われ、憲法96条改正反対が大半を占めています。

世論誘導ですね。

それはそれでいつものことなので特別どうのと書くつもりはないのですが・・・

問題なのは、というか、かわいそうに思えてしまうのは、どれだけキャンペーンを張っても、実際の世論にはさほど影響を与えないだろう、ということです。

なぜなら、朝日新聞を読む人はとても少ない、からです。

そもそも新聞を取っていない家庭は増えています。

そのうえ朝日となると、うちの近所で申しますと、20軒に一軒ほどです。

うちは取っていますが、それを言うと、珍しがられます。

新聞をニュースソースにする人は、激減しているでしょう。

代わりに増えているのが、ネットででして、ユーチューブをはじめ、ネット上は色々なニュースが溢れています。

それも、眉唾物、都市伝説物、のようなニュースも、信憑性が高いと思われるニュースと同列で報じられます。

こうなってしまうと、一般紙が報道する内容も、NHKが放送するニュースも、なんだかうさんくさく思えてしまい、何が本当に起こっているのか、わからなくなってしまっています。

ますます新聞を読まなくなり、ニュースを見なくなってしまいます。

 

 


世界遺産

2013年05月09日 | 想うこと

富士山とその周辺が世界遺産に認定されました。

地元の方たちは喜んでいるでしょう。

私の住む町の隣村も、世界遺産に認定されています。

おかげでとても賑わっています。

富士山関連で商売をしている人たちは、売り上げが伸びるだろうと期待しているのではないでしょうか。

けっこうなことだと思います。

が・・・

はたして喜ばしい面ばかりなのでしょうか。

今日の朝日新聞の読書欄に、富士山に登った方の投稿が載っていましたが、山小屋が汚いうえにすし詰め状態で良くなかったということでした。

その上、世界遺産になったから世界中からお客さんがみえるわけですから、もっと過ごしやすい小屋にしたらどうかと意見をされていました。

私も富士山に登って八合目の山小屋に泊まったことがあります。

たしかにすし詰め状態で、ほんの仮眠だけで出ましたけれど、思うに、それが当たり前なのではないかということです。

山小屋に快適さを求めても無理だろうと。

もちろん、最近の山小屋がちょっとしたホテルなみに良くなっているところも知っています、が、富士山の山小屋はあの程度でしかしょうがないのではと思うのです。

山小屋は、斜面の余裕がないところにへばりついて建てられています。

余裕がある建物を建てようとすれば、斜面を削ることになってしまわないでしょうか。

登山者も、他の山と比べようないくらいの多くの方が登ります。

必然的にすし詰めになるのです。

ここからが問題で、世界遺産になったから、世界中のかたに満足してもらえるような設備を備えなければならない、となると、いままでの慣習が壊れてしまいます。

富士山が汚れていると、それは登山者が多いからですが、これを機に、登山者に規制をかける、ともなりかねません。

富士山は日本人の誇りであり、大げさに書くと、魂の拠り所でもあると思うのです。

それが、世界遺産になったことで、世界の標準で管理されるようにならないかと。

富士山の今後のことを決めるのに、日本はもとより、地元の方の意見も無視されてしまわないかと。

富士山だけでなく、その周りの環境も世界遺産ですから、例えば、日本人なら立ち入らない樹海も、世界的な基準から鑑み調査が必要だと開発されたり、伏流水も、世界遺産だから世界が管理する、とならないかと・・・。

地元の者が勝手に持ち出したり、汲んだりできなくはならないかと・・・。

大げさな懸念ではありますが、考えてしまうのです。

少し前に、ヨーロッパの世界遺産である都市が、川に橋を架けたため世界遺産登録を取り消されたと話題になりました。

これなどは、地元にとっては、橋だけの問題ではなかったのではと思うのです。

世界遺産になったため、色々と規制がかかって、例えば、道を拡張できなくなったとか、車で通れなくなったとか、地元の住民が窮屈な生活を強いられてしまったのではないでしょうか。

あげくは川に橋が架けられず、ついには、世界遺産はもういいから、生活を優先させよう、となったのかもと。

私の勝手な推測ですが・・・。

世界遺産になり、確かに地元は潤うと思います。

ですが、犠牲を払わなければならない面もあると思うので、喜んでばかりもいられないのではと思ったのです。

実は、こちらの町でも、祭りや屋台を世界遺産に登録してもらおう、という運動がありました。

はたして、それが良いことなのか、もっとよく考えてみた方がいいのではと。

こちらから世界遺産に登録してもらいたいと願い出たのだから、無理難題を持ちかけられたときには、断れなくなってしまいますから。

 

 


監督人事

2013年05月08日 | 想うこと

プロ野球、各球団が一通り対戦しての観客動員数は、全体で微増していたとのことです。

ここにもアベノミクス効果か、プロ野球の話題が豊富のお陰なのかわかりませんが・・・

我が栄光のドラゴンズの観客動員数は、10%減だそうです。

12球団で一番ワーストです。

そうであろう。

なんせ成績が成績ですから・・・まさかの、最下位。

前監督の落合さんが監督時代仰っていました。「勝つことが一番のファンサービス」

観客数を伸ばすために監督を交代させましたが、減少傾向は止まりません。

現監督のせいにはできませんでしょう。

成績も。

前回監督をなさったときによく分かっていたことですから、監督に向かないってことは。

担ぎ出してきた球団首脳の責任は大きいです。

ちぐはぐな采配が目立っています。

思うに、いくらコーチが戦術を練っていても、思いつきで替えてしまうのでしょう。

ですが、誰も監督に文句が言えない。

ドラゴンズOBでスタッフを固めましたから、OBの頂点にいる監督には進言もできないようです。

もはや、裸の王様、状態ではないでしょうか。

かわいそすぎます。

優勝して勇退してもらうのを狙っていたのでしょうが、このままでは、晩節を汚す、になりそうです。

同情します。

願うのは、オールスターまでに休養してもらって、二軍監督の、タカマサさんに監督をしてもらうのがベターではないでしょうか。