西武ライオンズの大久保コーチ、選手に対しての暴行容疑で解任だとか・・・。
”デーブ” と愛称のついた愛すべきキャラクターでしたが、言ってみれば、昔気質の体育会系キャラでもあったわけです。
荒い言葉使いと、手が出る足が出る的な指導をしたのでしょうか・・・。
自分たちはそのような指導で育ってきていますから、多少荒っぽいのも当然と思っているでしょうが、現在の若者たちはついてこないでしょう。
まずは言葉です。
納得いく言葉が出せるかどうか。
それが難しいなら、話し合うことでしょう。
指導といえど、コミュニケーションです。
プロだけでなく、未だ、怒鳴り散らす指導者は多いですから。
頭から怒鳴りつけて、それでも足りなく足が出る。
子供たちは萎縮してしまって、野球どころでなくなってしまいますからね。
それで野球を辞めていく子供たちの多いこと。
野球だけではありませんが・・・。
球界の宝、とまで言われる、あの菊池雄星投手がまったく日の目を見ないのも、デーブのせい? と思われてしまうでしょう。
人を教えるというのはほんと難しいことだと思います。
あのイチロー選手だって、新井コーチとの出会いがなければ大成したかどうかわからないでしょう。
振り子打法、プロでは通用しないと誰もが思い、まずは矯正しなければ、となったはずです。
ですが、新井さんは、とりあえず、それを認めた。
イチローが苦心して作り上げてきたものを尊重した、ということではないでしょうか。
そこから、4割近くヒットを打つ打法を作ってきたわけです。
まずは個性を受け止める、そこが大切なのではないでしょうか。
もっとも、不真面目なヤツは叱らなダメでしょうけど・・・。