戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

アカデミー賞、96回目だそうで

2024年03月12日 | 映画

昨日は久しぶりでしょう、暖かくなり、気温は10℃ちかくまで上がりました。

私はハウスの中での作業だったのですが……

暑いこと……汗だくでした。

夏なら、ハウスも色々な箇所が開いているので風も入るのですが、現在は、閉め切っております。

そのため、昨日のように陽が射し暖かくなると……

お分かりになりますか、ハウスの室内は、42℃でした。

上半身は半袖T シャツ一枚ですが、汗が流れ続けます。

それで、外へ出ると、汗が一気に冷やされて寒いこと。

これの連続でした。

さて……

アカデミー賞です。

『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を採りました。

低予算で重厚なシーンを撮れたのですから、素晴らしいのです。

これは言ってみれば、70年前、ゴジラ第一作で、円谷英二特撮監督が成しえたことと同じようなことなのです。

あの当時、ハリウッドは、怪獣をストップモーションで撮っていました。

そのため、動きが若干ぎこちなかったのです。

円谷監督は、着ぐるみを使用することにより、動きを滑らかにしたのです。

同じゴジラ映画で、同じような快挙なのです。

おめでとうございます!

それと、もう一本。

これは、まだ観ていないのですが、『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞を受賞しました。

宮崎駿監督作品ですね。

宮崎監督は、『千と千尋の神隠し』でも受賞しています。

すごいことです!

おめでとうございます!

プロヂューサーが話したことでは、「ヨハネの黙示録をイメージされるので、アメリカではより受けたのだろう」、ということでした。

思うに、二つの作品で共通するのは、字幕(翻訳)が良かったのだろう、ということです。

特に、ゴジラは、日本語で私たちが聞く分には、セリフがわざとらしくて、くどく感じられました。

それが字幕だと短くしなければなりませんから、枝葉は最小に要点重視で示されていたのでしょう。

わかりやすいということです。

そういう点では、日本映画を世界に発信するのに、この2作品は良い例になったでしょう。

重ね重ね、おめでとうございました!

 

 

 

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復活の咆哮!

2024年03月09日 | 映画

真冬です。

一面、真っ白な景色となっています。

夜の間に雪が降り、10センチ近く積もったでしょう。

3月9日の朝です。

今朝の近景。

寒い、寒すぎる……

最高気温予想は、0℃、です。

なのに、明日はもっと冷えるとか……

月曜の朝の最低気温予想は、-9℃です。

ほんとに、そうなるのか、と驚いてしまいますが。

3月も中旬ですよ。

マイナスといえば……

『ゴジラ-1.0』です。

第47回日本アカデミー賞の作品賞を獲得しました。

おめでとうございます。

ゴジラが登場する特殊効果だけでなく、テーマ、ストーリー含め、重厚な作品ですから、作品賞を得られてとても良かったと思います。

できれば、もう一度、スクリーンで見てみたいものです。

4月には米アカデミー賞も発表されますから、特殊効果で受賞し、それを契機にリバイバル上映されることを願っています。

日本アカデミー賞ですけれど、まだやっていたのですね。

まるで話題に上りませんでしたが、47回まで数えたわけですから、続けていってほしいものだと思います。

もっとも、賞を受ける部門、役者は、有名どころで決まっている感じがあります。

メジャーに偏っているような気がするため、新鮮さがありません。

無難な選択なのでしょう。

思い出すのは、第一回目。

客席の最前列に、萬屋錦之介さんはじめ、大物スターがずらりと並び、司会者に抜擢された武田鉄矢さんが異様なテンションでしゃべり続けていた印象があります。

挙句の果て、緒形拳さんに、本番中、「少しはしゃぎすぎでは」と諫められていました。

鳴り物入りで、日本アカデミー賞は始まったわけです。

ゴジラが取りました。

日本映画復活の機運は高まったわけです。

 

 

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エイリアン、再び……

2024年02月09日 | 映画

天気は良くて、日差しも暖かいのですが、風が冷たい。

気温も、7℃までしか上がっていません。

日差しだけなら、春本番のようですが。

まだ、ちょこっと雪が残っています。

エイリアンの新作ですと。

題名は、『エイリアン ロムルス』です。

ロムルスとは古代ローマの英雄の名前だとか。

思いっきり活劇物なのでしょうか。

設定は、エイリアン1と2の間だとか。

作品のスタイルも1と2の間かもしれません。

1はなんといっても、ダークホラーのような作品でした。

リドリー・スコット監督です。

2は、ミリタリーアクションですね。

ジェームスキャメロン監督です。

私は2が大好きですが。

上手くミックスされていたらいいのですが……

エイリアンシリーズは全部見ています、それも劇場で。

プロメテウス以降の作品には満足していないので、今度の作品には期待してしまいます。

夏公開だとか……待ち遠しいです。

 

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くどくても傑作です!

2023年12月19日 | 映画

今日の天気はというと、例年通りの天気でした、となります。

最低気温は-2℃ですか……寒いのですが凍みるほどではありませんでした。

どんよりした曇り空で、雪は降りませんでした。

例年より暖かい日かもしれません。

大雪に見舞われている地域もありますから、こちらは恵まれているのかもしれません。

腐らずに落ちたまま。

かりんの実です。

これはさすがに誰も食べに来ません。

……さて、『ゴジラ-1.0』です。

大変好評で外国での評判も高いのですが、ここへきて、批評の傾向が変わった感じがあります。

4点を超えていた評価点も3.8くらいになっています。

私的には、4.1を付けまして傑作だと評しましたけれど、自分でも不思議なことに、もう一度見るかと問われると、ちょっとですが躊躇してしまうのです。

ゴジラ登場のシーンは何回でも見たいのですが、人間ドラマのシーンが重く感じられてしまうのです。

そこで、レビューをいくつか読んでみました。

プロではない私のようなシロートの方の批評ですが……

4っつに1つは良くない作品だとなっています。

良くないなどとあいまいな表現をしましたが、ひどく批判している評も多いです。

これはどうしても個人的な好みがありますから、どれだけ良い作品も批判する方はいるのですが……

この作品に関しては、批判するシーンは共通しています。

人間ドラマなのです。

「わざとらしい、説明過多なセリフ、過剰な演技、稚拙な演出、アンリアル」、など……

読んでみると、なるほど、と思ってしまったのです。

私が重いと感じたのは、実は、わざとらしいのが鼻についたのです、ということに気が付きました。

もう一回見るかと言われれば、また、あのわざとらしい演技と説明過多なセリフを聞かなければならないのか、となってしまうのです。

見たいのですよ、もう一回でも二回でも見たいのですが、人間ドラマのシーンは飛ばしてみたいと思ってしまいます。

ただし、その人間ドラマのシーンがあるから、傑作だとなっているのです。

これは私否定しません。

ただ、過剰だと。

アメリカで公開されて大変好評なのは、実は、翻訳が素晴らしいから、というのがあります。

日本人からすれば辟易するくらい説明過多なのですが、翻訳されると、余すことなく説明されている、となるわけです。

それでいて、くどいところはカットすればいいのですから。

わかりやすいのです、なぜに主人公たちがあのような行動をとるかと。

わかりにくい日本人の精神性を見事に表現されている、となるのでしょう。

勘違いなきようもう一度記します。

間違いなく傑作です!

映画館で見ていただきたい映画です。

 

 

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都市伝説映画だった……

2023年12月07日 | 映画

雨降りです。

時折ですが、この時期にしては、暖かい雨だと言えます。

昨日は気温が10度℃以上になった晴天でしたし、明日から平年を大きく上回る気温の日々になるそうです。

もちろん天気も良いと。

私的には嬉しいのですが、これもおかしな気候のなせることなのでしょうか。

今朝の近景。

特に意味のない画像でした。

さて……動画配信のコンテンツなのですが……

簡単に言って、サブスクで見る映画作品ですけれど、ディズニープラスを覗いていたら、インディージョーンズシリーズの最新作、『運命のダイヤル』がアップされていました。

半年くらい前に公開された作品です。

映画館で鑑賞したいと思っていてできなかった作品です。

さっそく観てみました。

とても面白く見ることができました。

感想は、月曜日くらいにユーチューブにアップする予定です。

それを見てくださればいいのですが、ひとつだけ記すならば、古き良き時代シネマのテイストがありました。

監督は違いますが、スピルバーグがインディーシリーズで描いていた世界です。

懐かしいとともに、改めて、こういう風潮の映画も良いモノだなと思い直したのです。

というのも、最近の映画は、『よりリアルに!』の志向が強いです。

画面もドキュメンタリータッチというか、フリーで撮っているのが多いですし、描写は現実を目の当たりしたようになっています。

それが見る者に刺激を与えるため、リアリティーのない映像は物足りなく感じてしまいます。

それを、自分の中で、端的に示したのが……

これもインディーシリーズの第四作目、『クリスタルスカル』なのですが、この作品は、2008年当時、鑑賞しています。

とても面白い作品でした。

これを、3年ほど前、見直そうと思ったのです。

見始めて、飽きてしまいました。

アンリアルな描写に。

型で見せている、という印象が強かったのです。

スピルバーグ特有のわざとらしい演出が鼻につき、その当時、最初の10分で見るのを止めてしまいました。

リアリティーが強い映画の描写に慣れてしまっていたのですね。

なので、今回、運命のダイヤルを見るのに少し躊躇いがありました。

結果、満足してみることができたのですが。

それ以上に得るものも多かったのです。

続いて、10分で見るのを止めた、クリスタルスカルに再び挑戦しました。

最初の銃撃シーンでこちらのテンションが少し下がったのですが、見続けたところ、徐々に入り込んでいき、最後まで楽しめました。

公開当時見ているのに、といって、15年ぶりに見たわけですから、重大シーンしか覚えていませんから、けっこう新鮮な気持ちで見られました。

そして気がついたのは、この作品、後にブームになり未だ続いている、” 都市伝説 ”を先取りしていました。

ひょっとしたら、この作品が、ブームの火付け役だったのかもしれません。

さすが、スピルバーグ、といったところです。

二作品とも、お勧めできます、超娯楽作品として。

 

 

 

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大ヒット映画になりました、ゴジラ……

2023年11月14日 | 映画

ゴジラー1.0です。

封切りされて二週間で、観客動員数は100万人を超えたとか。

もちろん拡大ロードショーされていますけれど、怪獣映画で、ゴジラ映画でここまで観られているのは初だと言っていいでしょう。

あのシン・ゴジラでさえが、観客動員総数は100万弱なんですから。

大ヒット映画になりました。

予告編が良いですからね。

私は予告編を見て、これは衝撃的な映画かもしれない、と直感し見に行きました。

感想はユーチューブで述べましたが、私の直感は当たりました。

正確に記すならば、ゴジラが登場するシーンを期待して観に行ったのですが、意外や意外、人間ドラマが良かったのです。

ある意味、オーソドックスな描き方です、物語の描き方は。

そこがゴジラのシーンとマッチしていて、強く胸に迫ってきました。

ユーチューブでも語りましたが、なぜ、戦後直後を描いているか?

気になるところです。

より深く考えるに……

これは私が昨年から思っていることですが……

東京大衆歌謡楽団さんがとても人気であることに併せて、考えてきたことですが……

現在の日本は、終戦直後に似ているような気がするのです。

といって、私はその時代を知りませんが、なぜか、現在は敗戦直後の日本のような気がしているのです。

「24時間闘えますか」、というCMのフレーズが30年前に流行りました。

その結果、どうかというと、日本は敗れたのです。

世界から置いてきぼりを食らわせられました。

日本だけが成長しなかった。

賃金も伸びなかった。

中間層が消滅し、みなさん暮らしが苦くなってしまった。

闘いに敗れたのです。

まさに戦後直後の日本になっている感じがあります。

だから、ゴジラ-1.0で描かれる世界がリアルに感じられて、大ヒットにつながっているのではないかと。

そこのところをもう少し考察し、ユーチューブ等で語っていきたいと思っています。

 

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ゴジラー1.0は4.1

2023年11月07日 | 映画

『ゴジラー1.0』を観てきました。

富山のファボーレまで行って。

高山には映画館がありませんから、映画を観るなら、富山へ行くか岐阜方面へ行くしかありません。

松本でもいいのですけれど。

近いところでは、東海北陸自動車道を使えば、関マーゴへ1時間30分で行けます。

高岡イオンだったら、1時間40分くらいでしょうか。

ファボーレは2時間弱かかりますが、高速料金はかかりません。

そのファボーレのイオンシネマ。

上映は10時45分から。

午前の回です。

シネマ6で、230席くらいのホールでした。

スクリーンは小さめですね。

観客は15名ほど、朝だということもあります。

私のような往年のゴジラファンが多いかと思いきや、大半は若い人たちでした。

年配の男性は私を含め3名ほどでしたでしょうか。

さて、映画は……

感想は、ユーチューブで、シライマコトチャンネル、マコトの戯言、の中で語りたいと思います。

明日か明後日アップします。

ちなみに、評価は、5段階中、4.1です。

間違いなく面白くて良い作品です。

これから観られる方は、なるべく大きなスクリーンで鑑賞することをお勧めします。

 

 

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孤独なのは、ホンゴウタケシよ、君だけじゃない。

2023年03月26日 | 映画

昨日、東京へ行ってきました。

朝の3時半に出て、夜の10時に戻ってくるという、強行軍的日帰りですが。

雨でした。

桜は満開でした。

JR総武線、飯田橋駅ホームから、お堀の桜並木です。

惜しむらくは、昨日今日の雨でけっこう散るでしょう……

いつも思うことですが……人が多いですね。

田舎者の私は、新宿駅構内の人の多さにやられてしまいます。

面白いもので、あの多さの中にいると、かえって孤独を感じてしまうのですよね。

そして、迷ってしまう。

映画館(新宿ピカデリー)へ行くために、事前に構内図を頭に入れてシミュレーションしていたのですが、どっちへ行っていいか分からなくなってしまうのです。

すると、ああ、自分は独りなんだな、という寂しさを感じてしまいます。

滑稽ですが……

そこで、地上へ出てスマホでナビをしてみると、なんと、目の前に目的場所があるじゃないですか。

さんざん、地下構内で、時間にして20分ほど歩きまわっていましたが、地上へ出ると一目瞭然だったのです。

さて、映画ですが、『シン仮面ライダー』です。

……

なんでしょうか、この映画。

真面目なのか、ふざけているのか?

わざとチープに撮っているのか?

こ難しい理屈を並べているけれど、ストーリーはあってないようなもの。

自己撞着で終わっているような。

ひょっとすると、子供のころに見た印象を再現したかったのか……?

それは、『シン ウルトラマン』にも感じましたが。

点数を付けようとしましたが、及第点に達しないため、やめました。

あくまでも私個人の感想です。

感想にもなっていませんが……

 

 

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強いぞガメラ!

2022年11月22日 | 映画

なんと! 

ガメラが復活するとか。

私、ガメラ世代です。

ゴジラ世代ではありません。

ガメラ 対 ギャオス、昭和のガメラですよ、小学生低学年の時に映画館で見てからの大ファンです。

そして平成ガメラ、三作ありますが、すべて素晴らしい。

迫力があってなおかつかわいらしい。

ギャオスの復活も美しかったじゃないですか。

ただし、人のアクションに関してだけは、やり直しを求めますが……

とにかく、来年度ですか、見られるんですね、『ガメラ リバース』とか記されています。

ネットフリックス独占でして。

良かった、ネットフリックスを解約しなくて……

待っています、ガメラ様!

 

 

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91歳、誘惑されるか……

2022年10月03日 | 映画

ネットフリックスでですが、『クライ マッチョ』を観ました。

配信動画ですからね、点数を付けるのはどうかと思うのですが……

3.6です。

あくまでも、私の採点です。

それよりも、クリントイーストウッド、91歳ですよ、主演ですよ、すごいことです。

聞くところによると、本人は、映画を作りたいと思ったが、さすがに出演したいとは考えていなかったとか。

それなのに、制作会社が、クリントイーストウッドが出演するなら許可するということで、出演したとか。

そうですよね、クリントイーストウッドの名前が出ているかどうかで、観客数は違ってきますから。

スターさんですから、それも現在ではレジェンドになる数少ないスターさんです。

これが最後かと思って観る観客も多いはずです。

にしても、91歳、主演です。

よぼよぼで足元もおぼつかない、当たり前ですが、セリフもちゃんと話せているのか、英語だからわかりませんが、しっかり映っています。

だけど、これが、チャーミングなんですね。

わりと魅力的なのです。

ですから、妙齢の女性から、それも二人、誘惑されても無理がないのです。

91歳なんですよ。

私、90歳の伯父さんと一緒に風呂に入ったことがありますが、それは、もう、失礼な話ですけれど、男としては終わっています。

映画でもそこらへんはリアルに描いています。

そして、何が大事なのかということもちゃんと描かれています。

そういう意味では、伝えたいところは伝えているし、若い人へのメッセージもしっかりありますし、良い映画なんだと思います。

エンターテインメントの映画として楽しめるかというよりも、クリントイーストウッドの生きざま、ひょっとして遺作になるかもしれませんから、見られてもいいかもしれません。

 

 

 

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