戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

そこ

2009年03月31日 | 想うこと

今日も、暖かいのやら寒いのやら分からない天気ですね。

日が差すとジャンパーなどいらないくらいの暖かさなのに、曇ると風が冷たく思わず身を引き締めてしまいます。

そんななか、ある菓子屋さんの工場へ行ってきました。

広く清潔な工場で、整理も行き届いている、模範的な工場なのですが・・・

製造機械の何台かに白布が被せてあり、工場の半分は稼働していないようでした。

今日も高山は観光客で賑わっています。

日曜日は、安川通りなど溢れるほどでした。

ですが、かつてほどは売れないのですね。

特に今年になり、売り上げはどこも落ちているのでしょう。

土産物屋さんも苦労してみえるようでした。

アメリカでは、GMの社長(?)も首を切られたそうですし、まだまだ経済再建のためのリストラは進むでしょう。

我慢、我慢、の時なのですね。

ただ、底はまだ見えないような・・・。

 


かめ

2009年03月30日 | 想うこと

寒波の影響で朝は冷え込みますが、氷点下になります。

日中は、日が当たるととても暖かく感じます。

実際、日は長くなりまして、猫の額ほどの庭に差し込んできた日が縁側にも当たり、ズブとプクプクのために小さいプールを出しました。

ひょうたん型の、真ん中に島がある、長さ1メートルほどの水槽です。

二匹一緒に入っています。

ズブは体長18センチくらい、プクプクは5センチあるかないかの緑亀です。

プクプクは早速模造石の下に隠れまして、ズブだけがのそのそと歩いています。

冬が長いため、11月から寝てましたから、ようやく活動できるわけです。

といって、ズブにとっては、小さな世界ですが・・・。

 


こうそく

2009年03月29日 | 想うこと

高速で、各務原まで行ってきました。

1000円、1000円で、2000円です。

安くなるから利用したわけでなく、抜き差しならぬ用事があったから車で走ったわけですが・・・

混んでいました。

東海北陸自動車道の”ひるがのSA”で、トイレに入るため並びました。

今まで何度も利用していますが、並んだのは初めてです。

5分ほど待ちました。

そのかわり、といったら変ですが、”大和PA”は空いていました。

売店までできて、大変便利になっています。

認知度が低いのでしょうね。

穴場です。

今回の休日、ETC割引は、なかなか良い政策だったのではないでしょうか。

結構ものが売れますし、久々のヒットだと私は思います。

もっとも、高速料金がいままで高すぎたわけですが・・・。


いちりん

2009年03月28日 | 想うこと

庭の梅の木に、花が一輪咲いた、と妻が言いました。

高山では、梅と桜がほぼ同時に咲きますが、今年は暖冬だったおかげで、3月末に梅の花が咲きました。

ただし、ここんところの寒さのため、蕾が膨らんだまま、というのが大半です。

桜も、祭り(14日)前には咲くのではと思っていましたが、まだまだ寒気が居座るようで、どうなるかわかりません。

それでも、間違いなく例年より早く咲きます。

花見をいつにするか、毎年この時期悩みます。

ですが、今年は中学野球部の試合が毎日曜日入っているため、休日に”お花見”をすることはできません。

平日、緑地公園まで歩いて見にいければ、よしとしよう、と考えています。

歩きですから、ちょっとは飲めるでしょう、と。

飲むといえば、昨夜は、組合の理事会がありまして、引き継ぎ会なのですが、高山でも老舗の料亭で懇親会がありました。

途中、贔屓にしていただいている役員の方と若手の理事と三人とで、杯の返杯合戦になってしまい、久方ぶりに”へべれけ”になってしまいました。

仕事していても辛いのなんのって・・・江原さんの講話を聞いてきても、この”しょうもなさ”は変わりません。

 

 


いつのこと

2009年03月27日 | 想うこと

組合の理事を受けました。

といって、三回目ですが・・・。

私の地区は6件の店があり、年ごとに順繰りで巡ってきます。

前回はいつだったかな、と思い出そうとするとき、不思議なことに、息子は小学校何年の時だったかな、と考えます。

簡単に言って6年前なのですが、西暦、もしくは平成何年とか、自分がいくつの時、だとかではなく、子供がいくつの時に、私は何の役をやっていたか、と考えてしまうのです。

面白いものです。

子供の成長で、時の流れを感じるのでしょう。

面白いものです。

それはそれとして、定額給付金の申請をしました。

振り込まれたら、速攻で下ろしてこようと思います。

でないと、経費の引き落としですぐになくなってしまいます。

現金にして、ありがたみを感じたいと思います。

 


フャミレス

2009年03月26日 | 想うこと

お昼時、配達ついでに、妻と娘と姪っ子を車に乗せ、フャミレスヘと向かいました。

三福寺バイパスにある、”ガスト”です。

時間は1時を過ぎていましたが、駐車場はほぼ満車状態、おまけは、自転車も店前に10台ほど停めてあり、これはかなわぬと、食べるのを諦めました。

春休み、子供たちは休みですから、昼飯時は家族で食べにくるのが多いようです。

高校生も友達同士で来るのでしょう、大変混み合っているようでした。

不況時、外食産業は痛手を被っているでしょうが、高山のフャミレスは好調なようです。

この三福寺バイパス、来月の中旬には、フャミレスの”ココス”が開店しますから、競争というよりは、旨い具合にお客の配分がなると思います。

で、”ガスト”で食事ができなかった私たちは、結局コンビニで弁当を購入し、自宅で食事しました。

 


ぬきさしならない

2009年03月25日 | 想うこと

結婚を、話題作りにしているようで、とても嫌ですね。

神妙な顔をしてもどこか計算されているようで、見ていて、といってチャンネルを変えたら映っていだけですが、胸くそが悪くなりました。

たかがお笑い、って言葉が喉から出そうで、お笑いは大好きですけど、ヘキサゴンの特番も堪能しましたが、何様なんだとアホらしくなります。

まあ、WBCの快挙を見たすぐだけに、作られたものには浅はかなものを感じるのかもしれません。

ですが、ヘキサゴンは面白かったです。

虚と実が旨く絡み合い、観ている者が気持ちよく騙されるさじ加減が絶妙です。

ただ単にファンなだけかもしれませんが・・・。

 


WBC

2009年03月24日 | 想うこと

日本、”ワールド・ベースボール・クラッシック”、で優勝しました。

二連覇です。

まるで、”ワールドカップ”のブラジルのようです。

といって、まだ二回目ですが、それでも連覇はたいしたものです。

チームとしての勝利でしょう。

準備をして挑んだ戦いで、そういう点では、日本、韓国以外は、準備がまだできていなかったようでもあります。

アメリカがそうですよね。調整段階のまま出場した感じです。

でも、それを言い訳にするなら、アメリカで開催しないことです。

キューバはデータを参考にしない、というかそもそも相手のデータを取りもしないで試合に臨んだそうですが、それは甘かったと言うべきでしょう。

とにかく、世界一になったわけです。日本の野球が。

韓国と5回も試合をしなければならなくなったのは、試合の組み方としては良くなかったことでしょうが、それでも雌雄は決したわけですから、現時点で、日本が一番なのです。

おめでとうございます!

そして、勇気を与えてくれて、ありがとうございました!


 


こうえん2-2

2009年03月23日 | 想うこと

「人は亡くなっても、絆は残る」

最愛の者を亡くしてしまえば、とても辛く、例えば、楽しいことがあっても楽しむことができない。罪深くさえ思えてしまう。

その質問者に対して、絆は残っています、と。

一緒に楽しめばいい。「美しいね」とか「面白いね」と語りかけてあげればいい。

と、仰いました。

また、癌が転移し、手術を控えている。どう子供たちに伝えればいいか、迷っている。との質問者には・・・

ありのままに伝えてください、と仰いました。

そこから、カウンセリングが始まり・・・

子供たちが変わってきたことを指摘なさいました。

それまでは、軍隊的に(言葉は悪いとことわりましたが)しつけてきましたが、今では子供たちは自由意志で行動している、と。

あなたも変わったし、子供たちも変わった、と。

とても辛いことだとは思いますが、負の面ばかりでもない。

・・・それが慰めになるかどうかは、私には分かりません。

ただそこには、相談者の家族を含め、江原さん自身も、相手を思いやる気持ち、がありました。

それが客席に伝わり、私も涙を押さえることができませんでした。

結局のところ、それしかないかもしれません・・・。

ただ、スピリチュアルな観点からすると、生も死も同じ。表裏一体のもの。

死も、先に行くか後に行くか、だけのこと。

要は、しっかり生き切るということ。

「ぼやぼやしている間に、死んじゃいますよ」

「意味があるから生きるのではなく、生き切ることに意味がある」

「人生は経験と感動を得る旅」

・・・

講演といっても、漫談のようでもあり、スペクタクルなショーのようでもありました。

休憩を挟み3時間あまり。

そう、最後に江原さんは歌を披露なさいました。

4曲だったかな・・・歌の印象は、申し訳ないですが、私にとってはそこそこでした。

ただ、全力投球の講演で、観ていた私たちもフラフラになるほど堪能させて頂きました。

これなら、お金を払っても大満足、と納得できる内容でした。

幕が閉じた後も、もっとお話を聴きたい、もう一度講演を観にきたい、と強く思えました。

大海に一石を投じるため、全国を回ってみえる、ということでしたが、ぜひ、飛騨に来て貰いたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 


こうえん2

2009年03月22日 | 想うこと

ロビーに入りましたら、質問箱が置かれていました。

受付で頂いた、記念下敷き、アンケート類と一緒に、質問用紙がついていて、それには、江原さんに訊きたいことがあるなら書いて質問箱に入れてください、と記されていました。

用紙を入れた方の中から抽選で、第二部において、公開カウンセリングを行います、となっていたのです。

周りを見てみると、ロビーのあちらこちらで、多くの方が、一生懸命、質問用紙に何やら書き込んでいました。

確かに、江原さんに質問できるなら、こんな嬉しいことはありません。

私も妻も、ドキドキしながら質問用紙に向かったのですが、いざ書こうと思うと、何も思いつきません。

結局、名前を書いただけで、箱に入れることはしませんでした。

・・・さて、第二部が始まりました。

公開カウンセリングを行うに当たってなにやら注意事項を江原さん自らが語り、それが結構可笑しかったのですが、後、用紙の入った袋に、江原さんが手を突っ込み取り出しました。

順番にカウンセリングを行いましたが、全部で、四件、四名の方がカウンセリングを受けました。

・・・実は、それぞれの方の質問を詳細に記そうと思っていましたが、書いていて、あまりに深刻なため、果たしてブログに載せて良いものかどうか迷ってしまいました。

・・・そこで、江原さんが答えた部分で、普遍的かつブログで公開しても差し障りない部分に関して記そうと思います。

一つ。

身内に戦死者がいる方の質問を受けたとき、江原さんの語調はそれまでの穏やかさから、感情的とも言えるほどに激しくなりました。

まず、質問者にことわりを入れ、観客に語り始めました。

未だに成仏されていない戦死者の方は多い。ということです。

なぜかというと、こんな国になってもらうために死んだんじゃない。

という虚しい(?)思いを抱えている。

または、”家族”を守るのために死んだのに、いまのこの国の”家族”はなんだ、(ここでも家庭内不和の問題が出てきます)という強い憤り。

ある意味、自分たちの死は無駄死にだったのではないか、という思い。

ですから、現在の日本人は、戦死者の方にちゃんと謝罪しなければならない、と、仰いました。

そして、避けては通れない靖国の問題にも言及しました。

私は政治的な発言をするつもりは全くない、とことわり、政治家はちゃんと靖国で謝罪すべきだと。

なぜなら、戦死した方は、靖国で会おう、を合い言葉に死んでいったのだから。

戦犯が合祀されていることが問題なら、分祀すればいい、とも仰いました。

あくまでも、戦死者の御霊のために、です。

ただこういう発言をすると、冗談めかし、刺されるかも、とも仰いました。

この刺される、という話は、この後も何度も言われ、もちろん笑い話のようにですが、でもそれを聞いていて、ひょっとすると、脅迫めいたことを言われたりしたのではないか、と思われました。

確かに、講話のなかでも、罰が当たるとか祟るとかで悩んでおられる方に(あくまでも一般論で話し、その類のカウンセリングはありません)、そんなこと、ない! とはっきり否定するために、その筋の商売をされている方々から、非難されることが多いだろうな、というのは感じました。

何ぶん微妙な話なので、うまく書くことができないのですが、江原さんは、常にまっとうなことを述べられていました。

戦死者の話でも、言われてみると、そうだな、と思いました。

お参りすると言うことに関しても、場所やお墓が大事ではなく、本人がちゃんと気持ちを込める、というのが大切だ、ということでした。

まあ、当たり前のことです。

・・・つづく。