戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

勲章

2013年01月31日 | 想うこと

うちの飼い猫”パリ”が、訪れてくるよその猫と喧嘩をしています。

パリが唸っているだけなのかと思っていたら、怪我もするようになりました。

耳を囓られたり、お腹をたぶん噛まれたのでしょう、すこし禿げていたりしました。

おまけは、名前付きの首輪を取られ、それも二回取られてしまったことです。

そこで仕方なく、一番最初に買った、名前もすり切れてしまった古い首輪をさせました。

とても不名誉なことです。

ですが、大怪我をするよりいいかな、と思っていたら、一昨日、後ろ足の指が囓られていて、肉が少しそげ、血を流しているのを発見しました。

けっこう激しく喧嘩したようです。

というか一方的にやられたのでしょう。

なんせパリは小さい猫なので、とても適うわけはないと思うのですが、パリの前足の爪に相手の猫の毛がついているので、少しは反撃できたのかとも思っています。

家族で、パリに、「適うわけないから、危なくなったら逃げてくるのよ」、と説得しました。

それは、決して臆病なことではないのだと、諭して聴かせました。

それを聴いたパリ、昨日の昼、裏屋根から、よその猫のいる家の方へ、伝っていきました。

わざわざ喧嘩をしにいかなくても、と心配しておりましたら、すぐに戻ってきました。

と、そのパリ、走って戻ってきたのですが、口に何やら銜えているのです。

それが何かと見てみると、なんと、取られた首輪を銜えて帰ってきたのです。

首輪を取り返してきたというわけです。

なんと勇気ある行動でしょう。

もちろん、褒めてやりました。

そして取り返してきた新しい首輪をさせました。

パリにとってそれは、勲章です。

勇気の徴なのです。

 

 


八重の桜

2013年01月29日 | 想うこと

『八重の桜』、NHK大河ドラマですが、なかなか面白いでないですか。

第三回まで観ました。

連続で三回まで見たのは、『龍馬伝』以来です。

龍馬伝は、全回観ましたが。

画面も観やすくなりましたし、それでいて、龍馬伝以来のリアルな描写は活きていると思います。

準主役の、八重の兄貴役の方がなかなかで、身体もよく鍛えられているところが好感が持てます。

韓国の時代劇では、男優がやたら上半身裸になってみせます。

もちろん鍛えられている肉体美を見せるためでしょうが、それに比べ日本の役者は、と思っていたのですが、いたじゃないですか。

私は、そっちの趣味はまったくありませんが、男優でも女優でも、肉体美を誇示していいのです。

もちろん、無理からぬ設定で・・・。

衣装も、小道具も、それを生かした所作も、しっかり作られています、と思います。

幕末物、どうしても熱くなってみてしまいます。

期待しています。

 

 


投票率

2013年01月28日 | 想うこと

昨日は岐阜県知事選挙日でした。

投票率は、過去最低で、34%だったとか。

有権者のうち、3分の1の人しかいかなかったことになります。

結果が決まり切っていますし、選挙の争点が分かりませんし、いかなくてもなんら変わりがない、と考えた方も多かったでしょう。

しかも雪、大雪、岐阜市まで20センチちかくの積雪があったとか、足下も悪いわけで、それも投票率を下げたでしょう。

私はといえば、妻と、5時過ぎに行きました。

投票所の前では、係の人が、足下を照らす照明を設置したり、融雪剤を撒いていました。

仕事とはいえ、ご苦労なことだと思いました。

それでも、投票率は上がりません。

毎日走っていた、選挙に行ってください、という宣伝カーも、昨日一日走っていました。

候補者の宣伝カーは来ないのに、それはそれでありがたいのですが、投票を促す宣伝カーの声はよく聴きました。

が、投票率は下がるばかりです。

3分の2は行かないわけですから。

そこで思うのは、選挙権を18歳からに下げても良いのでは、ということです。

そして、子供の頃から政治に関心を持たせるような教育を行うのです。

若い者たちは選挙に行くようになるでしょう。

若いだけに、過激な選択をするかもしれません。

それを怖れる保守的な大人たちが、選挙に行くわけです。

グッと投票率は上がるでしょう。

おまけとしては・・・飲み屋で、政治の話題が盛り上がるのです。

もっとも、二十歳以下は飲めませんが。

それなら、飲酒も18歳から認めるというのもどうでしょうか。

いや、いや、私の経験から、お酒は二十歳を超えてから、が良いと思いますけど。

わけの分からん文になってしまいました。


雪かき

2013年01月27日 | 想うこと

この冬一番の寒気だったそうで、とても寒いうえに、雪が多く降りました。

今朝、除雪車が過ぎていったあとには、家の前に50センチほどの雪の壁ができていて、早くから雪かきをしました。

それなのに、今日は昼近くから晴天に恵まれています。

気温もグッと上がってきたのではないでしょうか。

ありがたいことです。

雪が多いといっても、いまだ、雪下ろしはしておりません。

それもありがたいことです。

 


駆け込み退職

2013年01月23日 | 想うこと

三月まで待たずに、退職する教師が多いそうです。

退職金が減るからだそうで、子供たちをほったらかして、辞めてしまうわけです。

退職をする人たちですから、60近くの大人なのでしょう。

一体この人たちは、何を子供たちに教えてきたのでしょう。

・・・そうか! お金の大切さを教えたかったのですね。

他人をけ落としても自分のお金を守れ、と、教えたかったのでしょう。

昨今の教師は・・・と言いたいところですが、退職間近の教師がこの有様ですから、救いようがないです。

 

 


対テロ

2013年01月22日 | 想うこと

アルジェリアで起こったテロで、日本人の技術者が何人か亡くなりました。

これだけ大勢の日本人が亡くなったのは初めてでしょう。

日本もテロの対象になるということです。

アフリカのためにも頑張っていたのでしょうに、とても残念なことです。

考えるに、この事件が、日本の軍事力増加の契機に繋がるかもしれないということです。

海外で日本人が巻き込まれるテロ事件はこれからも起きるでしょう。

その時、自衛隊が、もしくは、対テロ特殊部隊が邦人救出のために海外に派遣されるのです。

今回の事件をうけて、そのように強化されるでしょう。

亡くなった方、そのご家族の方には大変お気の毒ですが、今回の事件がターニングポイントになることは違いないと思います。

 


雪景色

2013年01月21日 | 想うこと

午前中、配達で平湯へ行ってきました。

途中、丹生川街道の温度計は、のきなみ、-10℃を示していました。

どれも日陰にありますが、道路も凍みていました。

ですが、平湯トンネルを越えて平湯へ入ってすぐの温度計は、2℃でした。

日当たりの良い場所にあるせいだと思いますが、じじつ、平湯はさほど寒くありませんでした。

それでも一面雪景色であることは違いありません。

平湯のスキー場も、車から見た感じでは、抜群のコンデションであると思いました。

・・・が、まったくスキー客はいませんでした。

空のリフトが稼働しているだけです。

維持費がかかるだけに、残念な光景です。

平湯を訪れるお客さんも少ないようでした。

しかし、この一面雪景色という、私たちにとっては当たり前の風景が、観光客には魅力的だそうで。

駅前土産物屋の主人が申すには、昨夜は、7時発のバスが3台出たそうです。

行き先は、白川郷で、ライトアップされた夜の景色を見にいく観光客が多いそうです。

確かに、雪に染まった合掌は、とても魅力的に違いないでしょう。

写真を取りに行く目的の人が後を絶たないようです。

白川村を俯瞰できる絶好の場所があり、そこは夜でも、というか夜中こそ賑わっているそうです。

私も一度見てみたいと思いますが、寒さを思うと、「ムリ」、となってしまいます。

 


しょうか、しょうか。

2013年01月20日 | 想うこと

『ハリー ポッター・死の秘宝』、映画をブルーレイで観てしまいました。

小説と併せて、すべて鑑賞してしまったわけです。

10年近く前から始まったシリーズ、映画の予告編からこの物語を知り、読み続け、見終わりました。

印象としては、卒業した、というところでしょうか。

これで、ハリーポッターから離れられる、という開放感もありますが、それ以上に寂しさもあります。

いつしか私の心の隅に、ホグワーツが形作られていたのでしょう。

現在、その取り壊しが行われているところです。

小説は読み終わったときにカタルシスを得ることができ、未練は残りませんでした。

ですが、映画は、不思議なことに、ハリーや、ロン、ハーマイオニー、等の顔をもう二度と観ることができなるなるのかと思うと、寂しく感じられるのです。

考えるに、彼らが、それは役者としての彼らと役柄としての彼らを併せてですが、子供の頃から見ている、ということが関係しているのではないでしょうか。

それと、魔法界のことですので、消化(昇華)するのに、時間がかかるようです。


○○大鵬・卵焼き

2013年01月19日 | 想うこと

最近訃報続きです。

ご近所でも二件、馴染みのある著名な方では、大島監督に続き、元横綱、大鵬さんが亡くなりました。

私、もろ、ガチで、”巨人・大鵬・卵焼き”世代です。

小学校の頃、この三つは大好きでした。

まあ、何も知らない子供ですから、巨人のファンでもあったのです。

中学から、”我が栄光のドラゴンズ” ファンですが・・・。

巨人ファンだったことも、正確に記すと、王貞治さんのファンですが。

大相撲は私の祖父が好きでして、晩酌をしながら、大相撲中継を観るのが楽しみだったようです。

子供の私はその時間、マンガ(アニメ)が観られないため、つまらなかったのですが、唯一、大鵬さんの相撲だけは観ていました。

なにせ、いまで言うところの、イケメン横綱です。

そして、強い。

子供は強い者に憧れます。

しかも顔も良い、ときたら、これはヒーローでしょう。

ですから、大鵬さんのファンでした。

大鵬さんの敵役、といったらとても失礼ですが、柏戸さんという横綱がいました。

私は嫌いでしたが。

なんせ、大鵬さんが唯一勝てない相手だったからです。

大人になってから分かるのは、それだけ柏戸さんが偉大だったというわけですが、なんせ、大鵬さんのカリスマが大きいため、陰になってしまったのでしょう。

長嶋さんに対しての野村さんのように。

もっとも、長嶋さんと野村さんの対決は数度しかありませんが・・・。

私の子供時代の、ヒーローの一人が亡くなりました。

ご冥福をお祈りします。

 


猫の友達

2013年01月18日 | 想うこと

寒いですな。

真冬日ですが。

細かい雪が、多くはないですけれで、降り続いています。

それにより、寒さが倍加されます。

裏屋根には、20センチくらい雪が積もっていますが・・・

そんな冷たい雪の上を歩いて、どこかの猫がやってきます。

屋根の上に、猫の足跡が転々とついているのです。

転々どころか深々と、確実にお腹に雪がつくだろうと思われるくらいの深さの足跡です。

二件隣の屋根からうちの裏屋根まで続いています。

そして、うちの屋根の上では、待ちかまえていた、パリの足跡も付いていて、乱れています。

そうなんです、ウチの雌猫、パリに会いにくるのです。

パリの1・5倍くらいの大きさの、まだら模様の大きな猫です。

毎日、朝、昼、晩、夜、と雪の降る中を訪れてきます。

迎え撃つ、パリは、「うー!」 と唸りっぱなしで、いつも喧嘩模様になっています。

といいますのは、パリは怒っているのですが、その猫は悠然と座っているからです。

そんな大きな猫、きっとさかりのついた雄猫がきているのだな、と思っていたら・・・

さきほど、仕事場を掃除していましたら、猫の首輪についているネームが落ちていました。

そのネームには、名前と電話番号が記されていました。

うちのパリも、ネーム付きの首輪をしていますが、その訪れてくる猫もネームをしていたのです。

それによると・・・なんと、雌猫でした。

パリのお友達だったのです。

雪が降ろうと、むちゃくちゃ寒い夜でも、怒られても怒られても、やってくる、お友達です。