ロシア旅行で、モスクワとサンクト・ペテルブルクを訪れた。
旅の思い出に写真を撮る。そうすると、電線が写ってしまう。
それが、「世界遺産」であっても。
日本と似ていた。
まず、モスクワから。
「聖ワシリー寺院」。「世界遺産」。
ついに、「赤の広場」へ来た!
「聖ワシリー寺院」を見ることができた!
そうして、写真を撮ると、電線が邪魔である。
なんとかならないか? 電線のないところへ移動する。
世界遺産なのにな!
「モスクワ大学」。
電線の束が走る。この電線を避けるには、
かなり前に出なければならない。だが、
団体旅行では、その時間はない。
あこがれの「モスクワ大学」は、
電線入りで、がまんする。
「芸術家アパート」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9d/61992a618c9e82dd6b944fff83ef1156.jpg)
いっぱいの電線。
この電線群は避けようがない。
もっときれいに撮りたかったが、
バスの中だから、しょうがないか。
泊まったホテルを撮った。
ホテルは、電線でぶった切られた。何回も。
ホテルの部屋から「朝焼け」を撮った。
「モスクワの朝焼け」が撮れた! と思った。
なんだ、これは! 電線を撮っていた。
芸術作品にならないじゃないか?
ホテルの部屋から「朝日」を撮った。
向かいのアパートメントが明るくなった。
朝日は、電線をよじ登っていた。
ビルディングの左側にも電線がある。
ビルディングが電柱代わりになっている。
新しいアパートメントを撮った。
道路沿いに電柱が並び、電線が走る。
それと、ちょっと見にくいが、
アパートメントの左上の角から、
木の方向に電線が伸びていた。
新たに開発された住宅地といえども、
電線を埋設することは、考えていなかった。
ビルディングも電柱代わりに使われていた。
「黄金の門」。「世界遺産」。ウラジーミル。
「世界遺産」といえども、電線は容赦しない。
電線が、斜めに走り、水平にも走っている。
これまでの写真は、電線を狙ったものではない。
モスクワの「思い出」を残す写真である。
電線に気がつけば、できるだけ避けた。
それか、知らずに写っていた。
電線が埋設されていない状況は、
サンクト・ペテルブルクでも同じだった。
「聖イサク大聖堂」。「世界遺産」。
手前のポールは電柱で、電線が「聖イサク大聖堂」の前を走っている。
右上からも、電線やワイヤーが、「世界遺産」に入り込んでいる。
左にもワイヤーが見える。
「血の上の教会」。「世界遺産」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/41/b8879ff27446d447ab87fb928dd6956e.jpg)
電線が左上に入る。
電線を避けるには、場所を移動するか、縦にして撮る。
泊まったホテルを撮った。
手前に高い照明灯があり、そばに茶色と黒のポールがある。
黒いポールは、道路に沿っているから電柱で、電線が走る。
茶色のポールは単独だ。道路の反対側にケーブルを渡して、
信号機へ電力を供給しているのだろう?
路面電車の架線が左右に走り、それを支えるケーブルが、
道路をまたいでいる。ほかにも、多くの電線が見える。
ロシアの電柱は細い、ポールだ。これはトランスがないため。
日本の電柱は、トランスが乗っている。このために、電柱は太い。
我が家から撮った「初日の出」。松本。2013年1月1日。
「初日の出」は山から上がる。
それから、電線をよじ登る。
空は、電線の間から見る。
電柱は高い。
それに、電柱は太い。
重いトランスを支えるため。
この電柱が、地震で倒れれば、我が家はペシャンコ。
ロシアの電柱は低い。
それに、細い。トランスが、
乗っていないのは、どうしてだろう?
それに、高圧送電線にも興味を持った。
これまでの写真は、「旅の思い出」だったが、
これからの写真は、「電線」を狙ったもの。
移動中のバスの中から撮った。2013年8月。
「トランス」を見つけた。モスクワ郊外。
トランスは地上にあった。
トランスは柵で囲まれている。
このトランスで、家庭用の220Vにするのだろう?
トランスは地上に置くから、電柱にトランスはない。
ここは、モスクワの郊外。しかし、都市では、
地上にトランスは、見かけなかったが。
都市では、埋めてあるのだろうか?
「高圧送電線」。モスクワ。
「高圧送電線」の鉄塔が、アパートメントの近くにある。
手前は電柱、まるでポールだ。
「高圧送電線」が住宅地にあるのは、日本に似ている。
違いは、ロシアの電柱は細い。
トランスは乗っていない。
景観は、緑が多い。
ロシアの名誉のために、つけ加えておく。
「世界遺産」クレムリンの中は電線がなかった。
「ウスペンスキー大聖堂」。
「クレムリン」は、モスクワの「ランドマーク」である。
サンクト・ペテルブルクでは、
「エルミタージュ美術館」には電線がなかった。
ネヴァ川から。
「エルミタージュ美術館」は、
サンクト・ペテルブルクの「ランドマーク」である。
「電線の埋設率」の国際比較がある。
電気事業連合会、国土交通省の資料から作成した。
海外は、電気事業連合会の調べで、「ケーブル延長ベース」。
日本は、国土交通省の調べで、「道路延長ベース」。これの方が甘い。
世田谷区の0.2%が実感する埋設率。地方都市の埋設率は、限りなくゼロ。
モスクワもサンクト・ペテルブルクも、
「電線の埋設率」のデータがなかった。
ロシアも日本も、「電線の埋設率」の後進国である。
「電気料金」が大きく違う。
日本は、ロシアの5倍。
アメリカやイギリスの2倍。
アメリカやイギリスの電線は埋設してある。
日本の電線は、埋設していなくても、電気料金は特別高い。
街の景観を醜くしている4悪は、
1)電柱、電線、
2)広告、看板、
3)屋上にむき出しの水タンク、空調機器、
4)全体のプラニングがない都市開発。
ロシアの街の景観が悪いのは、
1)電柱、電線である。
日本の街の景観が悪いのは、
上記1)~4)である。
日本の街の景観のひどさに、外国人はビックリする。
電線、街の景観について、興味のある方は、
つぎのブログを参考にしてください。
「醜い国に気付かない日本人」、2010年9月29日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/84ef875b17c21a107ab0554785b8825a
「東山魁夷の「年暮る」から半世紀」、2012年3月4日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/e13edff4ce9a241c24e4407f04c976a1
「アメリカ、イギリス、日本の住環境」、2010年10月3日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/6330a51cfa89813aa818b22e0f401138
「電線の埋設率の国際比較」、2011年2月13日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/7ed94ec8f3bdafa473ac134d7ee7c355
「二年坂の電線」、2011年10月30日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ec3c920c2d3b97c768793cdc09f5cede
「チュニスの景観」、2010年11月3日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/82a5e1daf7999a8b70adbac4204178bd
ほか、世界の街の「景観シリーズ」。
これらが、参考になればと思う。
日本の街が醜いことは、
外国人も、日本人も気がついている。
旅の思い出に写真を撮る。そうすると、電線が写ってしまう。
それが、「世界遺産」であっても。
日本と似ていた。
まず、モスクワから。
「聖ワシリー寺院」。「世界遺産」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e2/fd836314a964bde4c3b113d230e31303.jpg)
ついに、「赤の広場」へ来た!
「聖ワシリー寺院」を見ることができた!
そうして、写真を撮ると、電線が邪魔である。
なんとかならないか? 電線のないところへ移動する。
世界遺産なのにな!
「モスクワ大学」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/63/ae11050b32bc94796651d9acc4d67397.jpg)
電線の束が走る。この電線を避けるには、
かなり前に出なければならない。だが、
団体旅行では、その時間はない。
あこがれの「モスクワ大学」は、
電線入りで、がまんする。
「芸術家アパート」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9d/61992a618c9e82dd6b944fff83ef1156.jpg)
いっぱいの電線。
この電線群は避けようがない。
もっときれいに撮りたかったが、
バスの中だから、しょうがないか。
泊まったホテルを撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/59/0bb133623f021df70e6f882c8ff073cc.jpg)
ホテルは、電線でぶった切られた。何回も。
ホテルの部屋から「朝焼け」を撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/83/05d7b209839ab31eb41164e35fbec2b8.jpg)
「モスクワの朝焼け」が撮れた! と思った。
なんだ、これは! 電線を撮っていた。
芸術作品にならないじゃないか?
ホテルの部屋から「朝日」を撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/25/dc344340dbbf05d4995faa98408671e1.jpg)
向かいのアパートメントが明るくなった。
朝日は、電線をよじ登っていた。
ビルディングの左側にも電線がある。
ビルディングが電柱代わりになっている。
新しいアパートメントを撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e0/228eccfc8fa704bc93bf9b6835943902.jpg)
道路沿いに電柱が並び、電線が走る。
それと、ちょっと見にくいが、
アパートメントの左上の角から、
木の方向に電線が伸びていた。
新たに開発された住宅地といえども、
電線を埋設することは、考えていなかった。
ビルディングも電柱代わりに使われていた。
「黄金の門」。「世界遺産」。ウラジーミル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3d/05c66658224f0f674b0e130b20e35c07.jpg)
「世界遺産」といえども、電線は容赦しない。
電線が、斜めに走り、水平にも走っている。
これまでの写真は、電線を狙ったものではない。
モスクワの「思い出」を残す写真である。
電線に気がつけば、できるだけ避けた。
それか、知らずに写っていた。
電線が埋設されていない状況は、
サンクト・ペテルブルクでも同じだった。
「聖イサク大聖堂」。「世界遺産」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/01/28ae87d9bcbfed5d67e4514ac5f7243f.jpg)
手前のポールは電柱で、電線が「聖イサク大聖堂」の前を走っている。
右上からも、電線やワイヤーが、「世界遺産」に入り込んでいる。
左にもワイヤーが見える。
「血の上の教会」。「世界遺産」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/41/b8879ff27446d447ab87fb928dd6956e.jpg)
電線が左上に入る。
電線を避けるには、場所を移動するか、縦にして撮る。
泊まったホテルを撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/17/84eb6f5a2a491ddbeff639644b3868d7.jpg)
手前に高い照明灯があり、そばに茶色と黒のポールがある。
黒いポールは、道路に沿っているから電柱で、電線が走る。
茶色のポールは単独だ。道路の反対側にケーブルを渡して、
信号機へ電力を供給しているのだろう?
路面電車の架線が左右に走り、それを支えるケーブルが、
道路をまたいでいる。ほかにも、多くの電線が見える。
ロシアの電柱は細い、ポールだ。これはトランスがないため。
日本の電柱は、トランスが乗っている。このために、電柱は太い。
我が家から撮った「初日の出」。松本。2013年1月1日。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b0/72959ef105f635202933cecde650b542.jpg)
「初日の出」は山から上がる。
それから、電線をよじ登る。
空は、電線の間から見る。
電柱は高い。
それに、電柱は太い。
重いトランスを支えるため。
この電柱が、地震で倒れれば、我が家はペシャンコ。
ロシアの電柱は低い。
それに、細い。トランスが、
乗っていないのは、どうしてだろう?
それに、高圧送電線にも興味を持った。
これまでの写真は、「旅の思い出」だったが、
これからの写真は、「電線」を狙ったもの。
移動中のバスの中から撮った。2013年8月。
「トランス」を見つけた。モスクワ郊外。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/34/d6d3e8dcb89189c2011069a39cce622d.jpg)
トランスは地上にあった。
トランスは柵で囲まれている。
このトランスで、家庭用の220Vにするのだろう?
トランスは地上に置くから、電柱にトランスはない。
ここは、モスクワの郊外。しかし、都市では、
地上にトランスは、見かけなかったが。
都市では、埋めてあるのだろうか?
「高圧送電線」。モスクワ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c9/6fa4544127f9e2b582104a1334ce300d.jpg)
「高圧送電線」の鉄塔が、アパートメントの近くにある。
手前は電柱、まるでポールだ。
「高圧送電線」が住宅地にあるのは、日本に似ている。
違いは、ロシアの電柱は細い。
トランスは乗っていない。
景観は、緑が多い。
ロシアの名誉のために、つけ加えておく。
「世界遺産」クレムリンの中は電線がなかった。
「ウスペンスキー大聖堂」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/76/7b844467f22754f2e18b743a8f602c90.jpg)
「クレムリン」は、モスクワの「ランドマーク」である。
サンクト・ペテルブルクでは、
「エルミタージュ美術館」には電線がなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b6/50bda1b8f580f667b54a8ea06c1612c8.jpg)
ネヴァ川から。
「エルミタージュ美術館」は、
サンクト・ペテルブルクの「ランドマーク」である。
「電線の埋設率」の国際比較がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/dd/f27695bc1316009ca641414f77184d35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3a/44773537df5723bfd18651fbd81ed103.jpg)
電気事業連合会、国土交通省の資料から作成した。
海外は、電気事業連合会の調べで、「ケーブル延長ベース」。
日本は、国土交通省の調べで、「道路延長ベース」。これの方が甘い。
世田谷区の0.2%が実感する埋設率。地方都市の埋設率は、限りなくゼロ。
モスクワもサンクト・ペテルブルクも、
「電線の埋設率」のデータがなかった。
ロシアも日本も、「電線の埋設率」の後進国である。
「電気料金」が大きく違う。
日本は、ロシアの5倍。
アメリカやイギリスの2倍。
アメリカやイギリスの電線は埋設してある。
日本の電線は、埋設していなくても、電気料金は特別高い。
街の景観を醜くしている4悪は、
1)電柱、電線、
2)広告、看板、
3)屋上にむき出しの水タンク、空調機器、
4)全体のプラニングがない都市開発。
ロシアの街の景観が悪いのは、
1)電柱、電線である。
日本の街の景観が悪いのは、
上記1)~4)である。
日本の街の景観のひどさに、外国人はビックリする。
電線、街の景観について、興味のある方は、
つぎのブログを参考にしてください。
「醜い国に気付かない日本人」、2010年9月29日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/84ef875b17c21a107ab0554785b8825a
「東山魁夷の「年暮る」から半世紀」、2012年3月4日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/e13edff4ce9a241c24e4407f04c976a1
「アメリカ、イギリス、日本の住環境」、2010年10月3日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/6330a51cfa89813aa818b22e0f401138
「電線の埋設率の国際比較」、2011年2月13日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/7ed94ec8f3bdafa473ac134d7ee7c355
「二年坂の電線」、2011年10月30日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ec3c920c2d3b97c768793cdc09f5cede
「チュニスの景観」、2010年11月3日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/82a5e1daf7999a8b70adbac4204178bd
ほか、世界の街の「景観シリーズ」。
これらが、参考になればと思う。
日本の街が醜いことは、
外国人も、日本人も気がついている。