季節の変化

活動の状況

松本の記録的な大雪

2014-03-02 00:03:05 | Weblog
松本記録的な大雪になった。
2014年2月8日は49センチ
1週間後の2月15日は75センチ

この75センチは、これまでの記録、
1946年3月3日の78センチに次ぐ大雪。
今回の「関東甲信の記録的な大雪」を、
身の回りのできごとで留めておこうと思う。

まづ2014年2月8日
朝、雪が積もっている。
30センチの「ものさし」をベランダに突き刺した。

積雪は14センチ。午前8時。

家の周りの雪かきをするため、玄関を出た。、
赤い実雪の白に映えている」。

と、ナンテンの写真を撮った。

それから、家と前の道路の雪かきをした。
学童の通学路の確保と、消火栓、ゴミ収集場所の除雪。

そして、家にもどった。
ところが、雪は降り止まない。
このぶんだと、1日降りそうだ。
「これは大雪になる!」とベランダの積雪を、また測った。

積雪は35センチになっていた、午後2時。30センチの「ものさし」では足らなくて、
左が50センチの「ものさし」、右が45センチを探してきて、雪に突き刺した。
朝8時が14センチだったから、6時間で21センチ積もったことになる。

その日は、1日中降っていたな。
家と前の道路の雪かきを繰り返した。
かいても、かいても雪が降ってくる。
腰を痛めないように注意していた。
が、腰の痛みは、翌日以降に出てきた。

翌日の2月9日、家の周りを見た。
近くの駐車場では、車の脱出をあきらめていた。

手前の車は、雪にスッポリと覆われている。12時ころ。
奥の車は、近くまでたどり着いたが、脱出をあきらめたようだ。

この雪だと、農業用ハウスはつぶれるだろう。
作付はできなくなるし、農業被害が出る。

特急「あずさ」は走っている。

松本へ向かう下り電車。12時ころ。
「良く走るもんだ!」

そして、翌週の2014年2月15日
松本は記録的な大雪。NHKから。

テレビはソチの冬季オリンピックを放映中。
長野大雪情報」のテロップが流れっぱなしだった。
積雪状況、交通機関の運行状況のほかに、孤立した町の状況、
車の立往生の状況、長野県は自衛隊に災害派遣を要請・・・を伝える。

天気予報では、午前中に上がる雪が、
午後になっても降り止まない。
テレビは66センチを示している。
2月16日に降り止むまでの積雪は、
75センチになって、これまでの記録、
78センチ(1946年3月3日)に迫る大雪になった。

ベランダに積もっていく雪を見て、あぜんとした。
「ものさし」で積雪を測るレベルを超えている。
第一、1メートルの「ものさし」がない。
雪かきのレーキで、雪の深さがわかる。

道路の雪かきを繰り返した。
が、ついに車の通行の確保はあきらめた。

雪をかいても、かいても降り続く。
せめて、歩行者の通路を確保しよう。

これまでの「雪かき」は、雪をかくものだった。文字通りに。
ところが、今回の「雪かき」は、雪を掘るものだった。
雪を掘っては、道路のわきに放り上げる。
積み上がっていって、
2月8日は富士山だったが、
2月15日はマナスルになった。

雪かきのレーキの長さは140センチ。
マナスルの高さは2メートルを越えた。
治りかけた腰の痛みが、また出てきた。
連日、寒い中での雪かきで、足にアカギレができた。

関東甲信の記録的な大雪」のニュースが流れた。NHKから。

東京駅が映り、首都圏の在来線はマヒ状態である。
特急「あずさ」や「しなの」は運休。

東京で27センチの積雪。
これは、2月8日と同じで、
45年ぶりの25センチ超えという。

2月16日の朝になると、車が立往生している映像が流れた。NHKから。

甲府では114センチで、記録的な大雪と報道された。
JR、高速道路、一般道で、車両が立往生し、
山梨県全体が孤立状態になった。

ドライバーや乗客は、近くの公民館に避難し、
住民から差し入れの「おにぎり」を食べ、
用意された毛布にくるまって寝た。TSBから。

72時間閉じ込められることになる。

自衛隊」が災害救助に出動した。TSBから。


松本では、「スーパーマーケット」から商品がなくなった。
キャベツ、玉ねぎ、牛乳、豆腐、納豆、パン、卵の棚はカラッポ。
「大雪により、商品の入荷がありません。このために欠品しています」
の表示が、あちこちの棚に掲げられていた。
家の食事は、ありあわせになって、
カレー、おでんでしのぐ。

道路の状態は、
雪が両脇に寄せられているから、
幹線道路でも、幅が狭くなっている。
幹線道路を外れると、雪ででこぼこしている。
わだちが3本で、すれちがいが、やっとのところがある。

家の周りでは、大雪の後始末が残る。
連日、寒い中での雪かき。
マイナス7℃近辺が続く。

寒くても、雪かきは汗で背中がびっしょりになる。
シャワーを浴びては、着替える・・これを繰り返す。
腰の痛み、かかとのアカギレは、しばらく治らない。

孤立無援!

雪解けまで? 2014年2月9日。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おしどり隠しの滝の冬と秋 | トップ | 冬の松本のランドマーク »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事