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『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』(映画メモ)

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』(2013年、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)

レンタルショップでDVDを探していたら「コーエン兄弟の最高傑作」というポップが貼ってあったので観てみた。

ルーウィン(オスカー・アイザック)は、売れないフォーク歌手。住む家もなく、友人・知人の家を渡り歩いて暮らしている。

プロモーターに売り込むものの「悪くはないが、金の匂いはしない」と言われてしまう。

印象に残ったのは、ガールフレンドのジーン(歌手)と喧嘩しているときのやりとり。

ジーン:あなたは負け犬よ
ルーウィン:人間には2タイプいる。人を成功者と負け犬に分けようとする人間と…
ジーン:そして「負け犬
(たしかこんな感じの会話)

自分らしい人生を歩むことと、世間的な成功をつかむこと。この二つを両立することの難しさを感じた。

なお、映画のはじまりと終わりが工夫されていて、思わず「上手い!」と思った。






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