goo

『小さいことにくよくよするな!』(読書メモ)

リチャード・カールソン(小沢瑞穂訳)『小さいことにくよくよするな!』サンマーク文庫

以前、古本屋で買ってあったのだが、ふと読んでみたら面白かった。おもいっきり「ハウツー本」であるが、意外と深いことが書いてある。

全部で100の教えがあるなかで印象に残ったのは次の3つ。

週に一度は、心のこもった手紙を書こう」(p.63)

これが出来たら、すごいことだ。でも、本当に他者のことを考えている人であれば、できるはずである。ただし、自分にはとても出来ないが・・・。

十まで数えろ!」(p.155)

怒りを感じたら、深呼吸をしながら十まで数えなさいという教えである。十までは数えられないが、深呼吸して三つくらい数えるだけでもだいぶ違う(これは実践しているが、かなり効果的である)。

ほしいものよりもっているものを意識する」(p.162)

人は欲深いので、「もっと欲しい、もっと欲しい」と思いがちであるが、今自分に与えられているものへの感謝を忘れがちである。この教えは最も重要であると感じた。

カールソンさんが強調するのは「練習する」こと。「練習すれば身につく」というのはとてもアメリカ的であるが、大事な考え方である。

週に一度は心のこもった手紙を書けるようになりたいが、年に一度も書いてないので、何とかしたいと思った。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 人の行いが正... 平凡のなかに... »