goo

『ジュディ 虹の彼方に』(映画メモ)

『ジュディ 虹の彼方に』(2019年、ルパート・グールド監督)

レネー・ゼルウィガーつながりで観てみた。

『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズとは全く違う、鬼気迫る演技に驚いた(歌の上手さにもびっくり)。

オズの魔法使いで脚光を浴びたジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)だが、薬物、飲酒、借金づけとなり、家族とも別れ、出稼ぎのためにロンドンで興行をすることに。

47歳の若さでロンドンで亡くなるまでの半年間にフォーカスしたのが本作である。

子役俳優を道具とみなすハリウッド映画界の犠牲になったともいえるガーランドの姿が描き出されており、切なくなる。

本作で良かったのは、ガーランドファンであるゲイのカップル。どんなときもガーランドを応援してくれるのである。

たとえ数が少なくとも、本物のファンや友を持つことの有難さが伝わってきた。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ごく小さな事... 『藤沢周平 ... »