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『ア・ゴースト・ストーリー』(映画メモ)

『ア・ゴースト・ストーリー』(2017年、デビッド・ロウリー監督)

郊外の一軒家に住む若い夫婦。しかし、夫が交通事故で死亡し、まもなく妻はその家を出る。亡くなった夫は幽霊となって、その家に留まり、新しい住人を寂しそうに眺めるという物語。

ちなみに、亡くなった夫は、シーツを被り、目だけ穴が開いた、昔ながらのオバケの恰好なのだが、その目がとても悲しそうである。

この世に思いを残した浮遊霊は、果たして成仏できるのか?

何も言わないゴーストの目が、いろいろなことを雄弁に語りかけてくる演出はすごい。

人生のはかなさがしみじみ伝わってくる映画である。

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