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視野を広げるツール

昨日の経営学原理Ⅰのテーマは「製品・市場マトリックス」と「業界構造分析」。「10分ほど僕が説明した後に個人分析を行い、2-3人のグループでディスカッション」というのを2クール実施した。個人分析では、習った経営理論を使って身近な事例を分析することが求められる。

製品・市場マトリックスを使って分析した女子学生は「服のブランドについて考えてみたときに、いかに自分が戦略にはまっていたかがわかって面白かった」と答えていた。

業界構造分析を使った学生は「収益性の高い業界は少ない、ということがわかった」「ゲームやテレビ業界は、かなりインターネットの普及に苦しめられていると思った」という感想を出していた。

経営の理論は、自分の視野を広げるためのツールになりうることを実感できたようだ。

なお、今日からは席を決めて、知らない人とディスカッションを実施。学生いわく「知っている友達同士でグループディスカッションするよりも、知らない人同士で話し合った方が内容が濃かった」。集中して話し合うことができたのだろう。前回と比べて、全体的に議論の質も向上したようだ。

それにしても、300人以上の学生が一斉にディスカッションすると、教室は一種独特の雰囲気になる。
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