宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

紫外線!!

2013年05月24日 18時08分55秒 | 化粧品
今日は、爽やかな暑さでした

気持ちの良い5月らしいお天気でしたね。

まぶしい日の光・・・・・紫外線がぐ~っと強くなってきましたね。

患者さんから、赤ちゃんやお子様の日焼け止めはどうしたらよいかというご質問をうけます。
まず、赤ちゃんです。
赤ちゃんは、まだ歩けず、だっこされていたりベビーカーに乗っている場合が多いと思います。
この場合は、直射日光を受けることは少ないと思うので、日傘や帽子、ベビーカーの屋根などで日よけをすれば充分です。

歩き回るあるいは走り回るお子様の場合は、うっかり長時間日差しを浴びてヤケドをするという場合もあるでしょうから、晴れた日は日焼け止めを使いましょう。
特に、遠足や海水浴など、長時間強い日差しを浴びる時は、注意しましょう。

日焼け止めにはローションタイプや乳液、クリームなどいろいろありますが。
乾燥肌の強いお子様や、アトピー性皮膚炎のお子様は、あまりさっぱりとしたのびの良い液状のものをぬると、乾燥肌や湿疹が悪化することがあります。
また、SPF値の高すぎるものや、ウォータープルーフの強すぎるものは、刺激が多くオススメできません。
SPF値は25~35くらいのもので充分でしょう。
クリームタイプのものがかさつかず安心です。
皮膚が弱いお子様は、保湿クリームをあらかじめ塗って保護した後にぬると安心でしょう。

大人の女性は、美白・・・に気を配る時期と思います。
美白・・・というのは、実は塗って白くなる化粧品ではありません。
強い紫外線によるくすみや色素沈着、しみなどの予防という意味で使われます。

5月からは紫外線が急に強くなり、日焼けによるくすみやシミができやすくなる時期です。
毎日、日焼け止めクリームを塗りましょう。
日傘や帽子、アームカバーなども有効ですね。
シミやくすみの予防に効果の高いビタミンCの化粧品もさまざまな種類を扱っていますので、ご相談ください
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