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大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

らくだ(ビストロ酒場/鶴橋)

2011年08月27日 10時58分42秒 | フレンチ
 鶴橋にもスパニッシュバルとかが増えてきましたけど、今回はビストロです。シェフの廣野さんは、森ノ宮のKKRホテルにおられたとのことです。
 
 さて、カウンター6席くらいとテーブル席も6席くらいのスモールサイズの店ですので、メニューについても絞り込まれています。その中でも、日替わりのスペシャルメニューが結構魅力的だったりします。
 
 メンソールも、日替わりメニューの中から選ぶ前菜四種盛りにものすごく引かれたんですけど、リュエットの魅力に負けてしまったので、前菜はリュエットとし、メインは鴨肉料理も気になったんですけど、こちらは日替わりスペシャルの子羊肩肉のビール煮込み。魚料理も、マグロの煮込み料理が気にはなったんですけど、魚料理と肉料理が、両方とも煮込み料理でかぶってしまうので、ここはサバの粒マスタードとビネグレットにしました。
 
 トリビーを飲みながらリュエットを…。




 サバの粒マスタード&ビネグレットなんですけど、サバはしっかりと脂がのっていて美味です。ソースの方も、最初は酸味が来るんですけど、ドンとかガツンと言った感じではなく、柔らかい感じです。このあたりはシェフの持ち味なんでしょう。子羊肩肉のビール煮込みでも、同じような優しさを感じました。気になる日本酒があったので、魚料理には日本酒で合わせてみました。




 子羊肩肉のビール煮込みなんですけど、最初の一口目でしっかりしたバターの味が来るんですけど、二口目からはバターの味がしないんですね。メンソールは、バターこってり、クリームたっぷりの味が好きなので、一口目はちょっと喜んだんですが…。と言っても二口目以降も、しっかりとした甘味が感じられます。ビール煮込みなので、後口がちょいと苦く感じるわけですね。シェフによると、バターは使ってないそうです。甘味は野菜から出たものだろうとのことでした。ここでは、グラスワイン(赤)をオーダー。




 最後にチーズの三種盛り合わせ。ブルーとかウォッシュとかをお願いしておいて、合わせたのは熟成酒。20年もので、それなりに琥珀色なんですけど、あまり甘味はなくさっぱりした感じ、ドライのシェリーよりもさらにあっさりとした感じで、この丹後の熟成酒はシェフのお気に入りだそうです。メンソールも気に入ったので、お代わりしちゃいました。



 
 さて、値段をしっかりと覚えていないんですけど、リュエットが500円くらい、魚料理、肉料理とも800円くらいだったと思いますから、すごいコスト・パフォーマンスです。メンソールのように飲みまくるとそれなりの値段にはなってしまいますが、気軽に訪れることが出来るというのはものすごくありがたいです。スモールサイズの店ですので、予約はした方が良いです。

 ちなみに、店名の『らくだ』は、店主が好きなプログレッシブ系のバンド『キャメル』から取ったそうです。
 

(店  名) ビストロ酒場 らくだ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市東成区東小橋3-10-32
(電  話) 06-6972-5537
(営業時間) 11:30-22:00
(定 休 日) 日祝
(予  約) ベター
(予  算) 5,000円くらい