大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ニュー・ウランバートル(モンゴル料理/東高麗橋)

2006年08月13日 15時56分11秒 | アジアンエスニック
 「メンソール、ウランバートル行きたいねんけど…」と言われたりした。『ニュー・ウランバートル』は、メンソールも気にはなっていた店だったので、行ってみることにした。オーナーはモンゴル出身の女性で、すでに来日してから10年と言うことで、日本語も上手だ。土曜日には馬頭琴とか二胡のライブが開催されることもあるらしい。メンソールが行った時も馬頭琴のライブ中で、ひょっとして貸しきりかとか思ったりした。

 さて、メニュー内容は、モンゴル料理とジンギスカンの二種類があるとのこと。せっかくなので、ジンギスカン料理セット(肩肉、ロース、スペアリブと野菜)を一人前とし、ボーズ、ボウショールなどもオーダーしてみた。

 まずはジンギスカンセットが登場。テーブル中央にはコンロが仕込んであり、山形の鉄板が用意されているので、そこで焼いていく。野菜類は、一番低いところ(山の裾野)に並べる。ツケダレも用意されるが、岩塩もテーブルに用意されている。メンソールはまず、何も付けずに一口。なかなか行ける。ちゃんと肉の旨みもあるし、噛むほどにその旨みが拡がる。箸の先に岩塩を付けてから肉を食べると、より肉の旨みが増幅されるような気がする。臭みもあまりない。もっともメンソールの場合は、臭みがあるからと言って食べられないと言うことはない。と言うか、多少臭みがあった方が空きだし、羊肉っぽいんだけど…。ちらり食べたらんと言うことで、肩肉(630円)を追加オーダー。セットにはニンニクスライスが付いてくるんだけど、肉単品だと付いてこないらしい。

 ボーズというのは、モンゴルの餃子と言うよりはモンゴルの小龍包に近い。食べるとスープが飛び出してくるので、口の中を火傷しないように注意した方が良い。ただ、中華の小龍包よりは皮が厚いので、食べる時に皮を破ってしまい、美味しいスープをこぼしてしまうと言う残念なことはない。ホーショールの方は、モンゴルの揚げ餃子的感覚だけど、サイズはコロッケくらいで大きく、平べったい形をしているのが特徴。こちらも中華の餃子よりは皮が厚い。

 アルコール系としては、馬乳酒とモンゴルウォッカがある。メンソールは馬乳酒をオーダーしてみた。文字通りで、馬の乳から造る酒なんだけど、最近ではモンゴルでも、牛の乳から作るようになったらしい。見た目とか味とかは、マッコリに似てる。違うのは後口で牛乳の味と香りがすると言うことくらい。マッコリと同じく、肉を食べて油っぽくなった口の中をさっぱりさせてくれる。モンゴル料理店に行くたびに馬乳酒は飲んでるけど、ここの馬乳酒は比較的牛乳の味がしっかりしてるし、酸味も適度で飲みやすいと思う。

 全体的には、メニューのアイテムが少ないかな。今後どんどん増やしていって欲しいかなと思う。グランドオープンした頃よりは、メニューは増えているみたいなので…。ボーズとかホウショールの味は、ちょっとおとなしめだと思う。つまり、日本人向けにアレンジされてる無難な好き嫌いのでにくい味。なので、強烈なインパクトには欠けるかもしれない。



(店  名) ニュー・ウランバートル
(ジャンル) モンゴル料理&ジンギスカン
(所 在 地) 大阪市中央区東高麗橋4-3 日宝平野町地下一階
(電  話) 06-6944-3360
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 日祝

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