みどりの野原

野原の便り

9月8日 春日大社神苑 万葉植物園 

2011年09月08日 | Weblog
奈良駅に集合して万葉植物園へ向かう。

途中

①マツグミ アカマツに寄生 マツ・モミ・ツガなどのマツ科につくらしい、
葉を持ち光合成する半寄生植物 前に赤い花が咲いている時に見たことがある。

 
途中の林下に群生していたオオシロカラカサダケ(毒)    シカの食み跡
毒のキノコはシカも知っているのだろう食べられていない。


②オオバヤドリギ モミジに付いていた。これも半寄生 

歌碑 万葉集8巻 山上憶良の詠んだ歌

 
秋の野に咲きたる花を指折り数えればななくさの花 
右)萩の花・尾花・葛花・なでしこの花・おみなえし叉藤袴・朝顔の花 

もうひとつ宿り木がありますと案内された所には
③ヒノキバヤドリギがツバキに寄生していた。ツバキ科・モチノキ科・モチノキ科・モクセイ科などに付くという。

誰かが「ヤドリギ3兄弟だね」という。
親木(宿主)と運命を共にする生き方を選んだ3兄弟だ。

万葉植物園

 
      アワ                  ヒエ
昔は植えてるところもあったが今は見たことがない。

 
    ナンバンギセルが見頃     ヤマナシが実をたくさんつけていた。
ナシの原種らしい。落ちていた実をかじってみた。硬!不味! 大きさは3㎝あるかなしか。

弁当を食べた藤の園は種類も多く、花の時期に来れば楽しめそう。 


「臥龍のイチイガシ」と呼ばれるイチイガシ。
倒れても生きぬく生命力。枝はもはや枝ではなく幹だ。見るものを圧倒する力強さ。

 
入り口入ったところのプランターに植えてあった「雑草メロン」というのを初めて見た。
実際に日本の離島に自生する「メロンの原種」だそうだ。
実は小さくおもちゃのよう。未熟果はすごく苦く、熟しても甘くはならないらしい。

帰り、


猿沢池に人が乗った舟があった。

舟は2艘あり舳先は龍と鳳凰の形(龍頭・鷁首 りゅうとう げきしゅ) 
これが采女祭りの管弦船か~。今人を乗せているのは乗船体験らしかった。        
コメント
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