みどりの野原

野原の便り

9月17日 東青山 四季の里

2010年09月17日 | Weblog
久しぶりの東青山 四季の里のハイキングコースを歩いた。


中央の花壇
駅は無人 公園に人影もない。

切りとおしコース~野鳥コース~せせらぎコースを歩いた。

 
       惣谷池                ゴンズイ

 
湿地にはボントクタデが一面に。     谷川沿いの山道は涼しい        

 
 地層を切り取った「切り通し」 ダンドボロギクの綿毛が風に吹か
れて雪のように舞っていた


        谷川

鳥もあまり見えず、植物も他にはチゴザサ・ヒメガンクビソウがあっ
たぐらいだったが、秋らしいさわやかな日で、気持ちのよい一日だっ
た。
維持費がかかりそうなのに人がいないのがもったいない感じがした。
(帰る頃に男性1人・女性1人見ただけ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月16日 高野山 コウヤマキ群落など

2010年09月16日 | Weblog
「残暑厳しい中避暑に行く」はずだったのに、2.3日前から急に秋ら
しくなり、しかも久しぶりの雨らしい雨が夜中に降ったので涼しい。
高野山上は寒いのでは?と心配になった。

高野山は弘法大師開創の真言密教の根本道場 今年で開創1200年
4000人の人が暮らし、お坊さんは1000人いるという宗教の町。

ケーブルからバスに乗り継いで女人堂で降りた。
昔はここから先は女人禁制だったという。
目の前の餌台にヤマガラなどが餌のひまわりの種を食べに来ていた。

 
女人堂から山道を下り今日の目的の一つコウヤマキ群落を見に行く。
          右)雨上がりの山道は静かで誰も行きあわず。

 
           ツルリンドウのツボミと花
アキチョウジも咲いていた。

 
コウヤマキの芽ばえ・幼樹があちこちにある。見上げればその辺は
コウヤマキ群落だ。見たかった群生地。
すっくとまっすぐに上へ伸びたコウヤマキの姿は前に見た吉野の山の
コウヤマキ林とはずいぶん違った。
吉野のそれは切って利用されたところから枝が出て、グネグネとおど
ろおどろしい姿だった。

江戸時代にコウヤマキの造林が行われ、その後「高野六木(コウヤマ
キ・スギ・ヒノキ・アカマツ・ツガ・モミ)」の留木制度が敷かれ、
混成していた紅葉樹が積極的に利用された結果コウヤマキ優占の森林
になったとのこと。


コウヤマキぼっくり(球果) イヌマキとは全く違う。

空気はひんやりとしていたが、歩くと少し汗ばんだ。

お昼はごま豆腐や生麩などのリーズナブル&ヘルシーなお食事


ちょっと素敵な高野警察の建物
高野山は思っていたより広い町だった。

午後は根本大塔のある大伽藍へ。
東塔・西塔・金堂などたくさんの堂塔が集まっている。

 
 根本大塔 塗り香を塗って入る。 中央には如来様 16本ある柱に
は色鮮やかな菩薩様が描かれていた。
          右)不動堂は高野山に残る最古の建物(国宝)
            屋根の作りが変わっている。

根本大塔の近くには大師が伽藍建立の地を占うために唐から投げられ
た三鈷が掛かったという伝説の「三鈷の松」と言われる松がある。
ハクショウとは違うが同じ3葉の松。財布に入れるとお金がたまると
いわれ、落葉を探している人が何人かいた。
 
気温が上がって、桧皮葺きの屋根からは水蒸気が立ち上る不思議な
光景が見れた。                    右)東塔

次は高野山真言宗の総本山金剛峯寺へ

  
屋根の上には防火用か?桶が2つ。         蟋龍庭 
                 石は2匹の龍を表しているらしい

梅の間・柳の間など狩野派絵師による襖絵が施された部屋がいくつも
あった。柳の間は関白秀次の自刃されたところだとか。

我が仲間たちは双眼鏡を取り出し襖絵を観賞・・と思いきや・・
あれはカワセミだ。カケスだ。ハッカチョウじゃないか?・・と襖絵
の中の鳥をウォッチング こんな楽しみ方もあるのね。

お説法も行われるという大広間でお茶を頂き、お坊さんから昔は雪が
降れば山を降り雪が解ければ山で生活していた。高野山高校に通っ
ていた時山を歩き回ってしかられたことなど裏話を聞かせて頂く。

 
ケーブルに乗って山を降り、俗世界へ・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月12日 バッタ飛ばし

2010年09月13日 | Weblog
公園で行われた昆虫観察会に参加

 
先ずは飛ばすバッタを捕まえる。草叢から追い出し役の人もいる。
バッタの他トンボやチョウも虫籠に入っていた。


どれを競争に出そうかな。バッタを選ぶ。大きい方がいいとも限らない。

 
飛んでいるタイムと飛距離を競う。一定の方向へは飛ばず、測り役の
人はバッタを追いかけて右へ左へと走りまわっていた。

発表があって、クルマバッタで8秒 ショウリョウバッタで16.7mの記
録が出て、みんなの拍手を受ける。

どの子も活き活きしていい顔してる。

午後からは子供に負けまいと元昆虫少年にいろいろ教えてもらった。

 
          ショウリョウバッタとオンブバッタ(子供)
 
 
            クルマバッタとクルマバッタモドキの羽根

 
          マダラバッタの脛・コカマキリのカマの色 
          何て鮮やかなんだろう。
今日は私もすっかり昆虫おばさん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月11日 矢田丘陵のお土産 マダニ

2010年09月11日 | Weblog
パソコンやってたら足がかゆい。
掻こうと足首を触ったら・・ん? 掻き破りでも出来たのか?
何か手に触った。もしカサブタだったら取ると又血が出るので・・

ふと見ると・・あれっ? 血でもかさぶたでもないものが付いてる。

よく見ると「ダニ」だ! あ、そうか。昨日の野原のお土産か・・
昨日のシャワーでも気がつかなかったのだ。

ついこの間「ダニに噛まれた時、山のガイドさんが油を塗ってから取
った」という話を知人から聞いたばかりだった。

急いでサラダ油を塗る。

あ。写真撮っとこ! めったにない経験だから。

 
  白いのは私の足です   ルーペで見たら足らしきものも見えた
よく見ると足が動いていた。油で苦しかったのかも。

写真撮影も済んで、ピンセットで取った。
引っ張っても抵抗があってなかなか抜けにくい。
油の後、アンモニアも付けたのでもう死んでいるだろうし、思い切
って引っ張ったら取れた。

心配なのは食いついた口?アゴ?の部分が取れたかどうか?
ティッシュの上に乗せて撮影

    
      表 背中側            裏 腹側 足が8本
マダニはクモの仲間だ。口の部分もある。
どうやら完全に取れたよう。やれやれ・・

以前に飼い猫の喉に付いていたダニはスイカの種のような大きさと黒
い色のやつだった。
それに比べればこれは体長3㎜ぐらいの白いやつだ。
ピンセットで挟んでもつぶれないビニールのような体。

しばらくしてティッシュに乗せておいたマダニの死骸を見たら・・
あらら・・動いて紙の裏へまわろうとしているではないの・・
まだまだ元気。油にもアンモニアにも負けない生命力の強さに驚く。

でもいつまでも飼っておくわけにもいかないので、処刑した。
悪しからず。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月10日 矢田丘陵周辺

2010年09月10日 | Weblog
方向音痴の私・・下見2回でやっとルートを理解して・・迎えた本番。

こうなるだろうと見越してのコースにしてあるのだが、歩き始めの田
んぼ道は1つ1つ見ているとちっとも進まない。

 
びっしりとついたイラガの繭 ぬけがら バス停近くで 
 右)タカサブロウ いつも見るのはほとんどアメリカタカサブロウ

 
 山に囲まれた田んぼ    昔の家の田んぼを思い出すような風景

父が時々「美しく」草刈りをした田んぼの法面には、サワオグルマや
ノアザミやリンドウやワレモコウが咲き、楽しみだったものだ。
そんなものを見ながら知らず知らずに草花になじんで育ったのかも。
今はもうその田んぼもすっかり形を変えてしまった。

 
       ミズスギ  ミズワラビ どちらもシダの仲間 

山に囲まれた所なのにシカもイノシシもいないし、トラックも入ら
ず、外からの土も持ち込まれないため、外来種が少ないとのことだ。

田んぼ道・山手 初めて見たものもあったし、久しぶりに見たもの
もあった。
 
  ヒメクズが満開だった         カエデドコロの雌花


途中のナス畑の横にコーリャンが植えてあった。
Uさんの説明ではコンパニオンプランツだという。
調べてみたら、コーリャンはソルゴーとかソルガムとかいわれ、
コンパニオンプランツの中でもバンカープランツ(おとり植物)と
いい、農産物を育てる時、病害虫に対する点滴に住みかを与える目的
で植えられるそうだ。

それにしても、イネ科・カヤツリグサ科の同定はむつかしいなあ。
詳しい人はやっぱりすごく努力されているので感心する。
私は根気が続かない。それに次々と新顔が出てくるし半ばお手上げ。
とはいえちょっとでもわかりたいといくつか見本を持って帰るが・・
そのうちしなびさせてしまって・・の繰り返し。ダメだなあ・・

オプションルートもあり充実した一日となったが、ここ数日朝晩は
少ししのぎやすくなったとはいえ日中の暑さ・・全員かき氷のノレン
へ。かき氷や飲み物でほてった体を冷やして解散となる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月9日 栢森(明日香)

2010年09月09日 | Weblog
観察会本番 Tさんと担当した。

今日は今までより少しは涼しくなった感じ。
木陰の風は心地よかった。雌渕の滝のそば・川のそばは特に。

一見なんでもない田畑の道・山裾は、特別なものはないけど、初秋の
自然を楽しめた。

センニンソウとボタンヅル シシウドとウド マルバヌスビトハギと
アレチヌスビトハギ 目の前で実物を見るのが一番

終わってから元薬師寺のホテイアオイを見に行った。
外来植物で嫌われ者のホテイアオイもここでは秋の風物詩
涼やかな薄紫の花が一面に咲いている。

今年はジャンボタニシの被害もあったそうだが、今は完全に復活。
育成にはご苦労があったことだろう。

カメラを忘れてきて残念ながら写真なしです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月7日 イベント下見

2010年09月07日 | Weblog
会場となる公園は寝屋川と大阪外環状線の間に広がる緑地公園
大雨で寝屋川の水があふれた時ここにひと時水を溜める「遊水地」
の機能をもつ。普段は人々の憩いの場となっている。

 
観察コーナーで使う予定の草地がきれいに草を刈られてしまうハプニ
ングもあったが、メニューを変えて、打ち合わせは短時間で終わり、
その後ぐるっとひと回りしてみた。

 
         芝生広場  とにかく広い
 
この周辺にバーベキュー広場 スポーツ広場 等等・・


このところの暑さと乾燥に サクラの木も枯れ枯れ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月6日 伊勢本街道⑧ 伊勢奥津~美杉村上 多気

2010年09月06日 | Weblog
今日のコースは歩く距離は短い。
・・が、バスの時間の都合もあって早朝の出発になった。
私は6:29、相棒のTさんは5:57発に最寄駅を出発したのだった。

榊原温泉口駅から津市コミュニティバスと美杉のコミュニティバス
を乗り継ぎ出発点の奥津(オキツ)へ。
1時間余り乗ったのに、津市のバスが200円。乗り継ぎ券で美杉の
バスは無料    なんと安い。


去年の台風18号の被害で不通になったままの名松線

奥津からの今日のコース
 
     谷口常夜灯       街道から見えた圓通山称念寺

 
ススキも穂を出して秋らしい   美杉村の名のとおり?美しい杉林

Tさん鈴を出して付けた。イノシシ クマ よけ?
「首切り地蔵」と「腰切り地蔵」を超え飼坂峠への上り坂。

 
どこにあるの? 看板の下に見落としそうな小さい地蔵さん。
半分土に埋もれていた。 右)腰きり地蔵さんも同じく小さくて頭も
ない。
「首切」「腰切」という名前は、昔、追いはぎに首や腰を切られた旅
人を供養したものだという説明があった。
伊勢参りが盛んだった江戸時代 「お伊勢参りして怖いとこどこか。
飼坂 櫃坂 鞍取坂 都留の渡しか宮川か」と歌われる伊勢本街道一
番の難所だったらしい。
「道理でなんか気持ち悪い道やと思ったわ」「そお~?」

 
クモの巣を払いながら前を歩いていたTさん。「何かでてくるかもわ
からへんから前替わって」  前を歩き始めたら・・
 目の前をヘビが逃げていく。よく見たらマムシだった。
まったく感のいいTさん。写真を撮っている間にず~っと前に逃げて
いた。

飼坂峠には東屋があった。休憩すると風が吹き抜けて涼しかった。
ここは2件あった茶屋の跡だそうだ。

小石のごろごろする下り道を下ると、


昔の伊勢本街道を彷彿させる立派なお家の並ぶ集落へでた。

 
南朝の重臣で伊勢の国の国司であった北畠氏を祀る北畠神社と霧山城
址と屋敷跡を庭園にした史跡へ寄り道した後「美杉道の駅」へ。

駐車場への階段を登ったが、ひょっとして定休日?と思うほど閑散と
して店も開いているんだか休みなのか?
開店中とわかり、予定通りここでお昼を食べて今日のコースは予定終
了。

 
売っていた「すくな南京」調べてみたら飛騨の伝統野菜らしい。
「宿儺南京」と書く。

らくらくコースだったが、この暑さ。このぐらいでいいわ。
帰りもまたコミュニティバスを乗り継いで榊原温泉口駅から帰る。

行き1時間余り、帰り1時間半・・とバスの旅だった。

コミュニティバスの調べるのも大変だっただろうし、乗換もややこし
かった。「とにかく何でも聞くことね」

次は? 「次は歩くよ。ちょっと長いでえ」 まだ頑張るらしい。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

,9月5日 奥飛鳥 稲渕から栢森

2010年09月05日 | Weblog
今日も又・・奥飛鳥・・といえども広うござんす。
稲渕~栢森 いつもは車やバスで通過するところ。
歩くとそれなりに発見がある。
稲渕には遠目に棚田の案山子が並んでいるのが見えた。
案山子ロードは又後日行く予定

 
民家の前庭の花 何でしょう?   一つを見るとこんなんです
 
 
頭の上からはカエデドコロのオレンジの花のカーテンが下がる。
              右)カラスウリ 萎んだばかりの雌花

 
休耕田の   ウリカワ              ヒメミソハギ
 
 
     古代米の田んぼ           ヒヨドリジョウゴ


  ヒメミカンソウを見つけた

 
渡ったことがないと言うので石橋を案内
万葉の時代に詠まれた時よりは頑丈になっている?
              右)売店横のスギの根株 塗り替え中

流れ解散のようになったので、早い目に車に戻り、途中まで人を乗せ
て帰る途中に大粒の雨がポツッ。ポツッ。
あれっと思う間もなく土砂降りに。
ワイパーも限界。しぶきで前が見えにくい中、駅まで送り届けた。

まだ後に大勢の人が残っていたはず。あの人たちずぶぬれになったん
ではなかろうか・・
その後雷鳴りだして、買い物も急いでそそくさと逃げ帰った。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月4日 ニッコウキスゲ

2010年09月04日 | Weblog
真夏日の続くこの頃だが、ちゃんと秋を感じて咲く花には感心する.


家のニッコウキスゲも昨日ぐらいから花を咲かせ始めた。
植木鉢でしかもほったらかしで・・でも律儀に咲いてくれた。


ヒメノウゼンカズラも何日か前から咲きだした。
一日花なので、次々と咲いては落ちる。お掃除も欠かせない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする