みどりの野原

野原の便り

9月10日 矢田丘陵周辺

2010年09月10日 | Weblog
方向音痴の私・・下見2回でやっとルートを理解して・・迎えた本番。

こうなるだろうと見越してのコースにしてあるのだが、歩き始めの田
んぼ道は1つ1つ見ているとちっとも進まない。

 
びっしりとついたイラガの繭 ぬけがら バス停近くで 
 右)タカサブロウ いつも見るのはほとんどアメリカタカサブロウ

 
 山に囲まれた田んぼ    昔の家の田んぼを思い出すような風景

父が時々「美しく」草刈りをした田んぼの法面には、サワオグルマや
ノアザミやリンドウやワレモコウが咲き、楽しみだったものだ。
そんなものを見ながら知らず知らずに草花になじんで育ったのかも。
今はもうその田んぼもすっかり形を変えてしまった。

 
       ミズスギ  ミズワラビ どちらもシダの仲間 

山に囲まれた所なのにシカもイノシシもいないし、トラックも入ら
ず、外からの土も持ち込まれないため、外来種が少ないとのことだ。

田んぼ道・山手 初めて見たものもあったし、久しぶりに見たもの
もあった。
 
  ヒメクズが満開だった         カエデドコロの雌花


途中のナス畑の横にコーリャンが植えてあった。
Uさんの説明ではコンパニオンプランツだという。
調べてみたら、コーリャンはソルゴーとかソルガムとかいわれ、
コンパニオンプランツの中でもバンカープランツ(おとり植物)と
いい、農産物を育てる時、病害虫に対する点滴に住みかを与える目的
で植えられるそうだ。

それにしても、イネ科・カヤツリグサ科の同定はむつかしいなあ。
詳しい人はやっぱりすごく努力されているので感心する。
私は根気が続かない。それに次々と新顔が出てくるし半ばお手上げ。
とはいえちょっとでもわかりたいといくつか見本を持って帰るが・・
そのうちしなびさせてしまって・・の繰り返し。ダメだなあ・・

オプションルートもあり充実した一日となったが、ここ数日朝晩は
少ししのぎやすくなったとはいえ日中の暑さ・・全員かき氷のノレン
へ。かき氷や飲み物でほてった体を冷やして解散となる。
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