みどりの野原

野原の便り

9月21日 昆虫講座 マツムシ カンタン ツチイナゴ 

2016年09月21日 | Weblog
近場の橿原神宮から甘樫丘麓が実習場所

雨上がりの草むらで虫の観察・・といっても虫だけでなくなんでも観察


カンタン 細くて儚げ。 いい声で鳴くらしい。

 
        マツムシ 雌                         雄 
在来のマツムシをちゃんと見たのは初めてだ。雌雄で翅の付け根の模様が違うことを教わった。
チンチロリン と歌に歌われるマツムシの声 聞いてみたいなと思うが聞こえるかどうか。
夜に来るとクツワムシも聞けるとのこと。同じような?翅から違う音色。不思議だな。
クツワムシは昔、1回だけ家の庭で鳴いていたのを聞いた。とにかく昼間は鳴かないそうだ。
夜の山裾歩きはちょっと勇気がいるなあ。

日ごろ見ているものをよく見ることの大切さを話されたのが心に残った。(虫だけじゃあないなあ)

顔を見ればわかるツチイナゴを今日はしげしげと眺めてみた。

 
     前脚の間にある突起 のどちんこ        雌の腹端


  脛節の外側の鋭いトゲ  膝に当たる部分の丸いものは何かな? 
これが跳躍の元になっているのかもしれない。 

 
        エビガラスズメ           スミレ類が好物のツマグロヒョウモン幼虫
カラムシにつくフクラスズメ幼虫は前にある3対の歩脚の他にもいぼ脚があってしっかりと植物に掴まる。

幼虫の食べ物、成虫の食べ物。虫を見つける時には植物の知識も必要だ。

お昼には恒例のハラビロカマキリのハリガネムシ実験
細い針金状のハリガネムシ。尾と頭の形は違っているのはわかった。
ルーペで見てみたが、口はあるのだろうか?

先生が途中で捕まえてきたというヘビ(ジムグリやヒバカリの幼蛇)も観察。
家にはアオダイショウも住まわせているなんてお話を聞いたりして、虫に限らず生き物や自然に愛を込めたお話に引き込まれる。

雨上がりの甘樫丘はキノコがいっぱい。

 
 
 
 
卵のような幼菌からもう分解しかかっているもの、傘のような可愛いキノコ、斜面にフェアリーリングを作っていた白いキノコ・・名前はわからないがたくさんの種類のキノコがあった。


甘樫丘展望台から西の眺め 金剛山 葛城山から二上山 右手には生駒山や矢田丘陵 手前に畝傍山 ずっと西に耳成山 香久山


        ヤブミョウガの果実 

 
道中で見た マルバアメリカアサガオ            アメリカアサガオ

講座が終わってからお墓参りに行き、ホテイアオイを見に行く。

 
ホテイアオイ真っ盛り。ヒガンバナも真っ盛り。 例の鳥も見ることができた。
コメント
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