みどりの野原

野原の便り

7月8日 明日香村 尾曽 キツリフネ

2010年07月08日 | Weblog
観察会で尾曽へ。

 
歩き始めてすぐに見つかったキヌガサダケ 
臭いグレバを取れば中華料理の高級食材 1回だけ食べたことがある。
         右)マタタビの白い葉色が褪せて実が出来ていた

 
川のそばにヤブカンゾウ     尾曽 威徳院への古い参道入り口

今は車道が出来て、この参道は通る人もなく、下見の時には草ぼうぼ
うで、今日の担当者は草刈り鎌持参で来られたが、幸いにも草は刈ら
れていたが、ジクジクと水がしみだし、距離は短いが急な坂もある山
道だ。車道が出来るまではこの道だけが下界?通じる道だったのだ
ろう。

  
 途中の丁石 読めない    満開のツチアケビ 
       
天空の集落「尾曽」に到着

 
 藤花山 威徳院   尾曽の標高は400m。
秘仏毘沙門天を祀る真言宗のお寺。元は飛鳥時代の建立らしい。
  右)ヤマボウシはまだ花が終わったところ。上の方にはまだ白い花(苞)が残っていた。 

 
ヤワゲフウロがまだ咲いていた オオエノコロにクモヘリカメムシ?

飼料や肥料に混じってきたものか? 明日香平坦部よりも早くに居
着いた帰化植物「ヤワゲフウロ」と「オオエノコロ」
ここで見つけたのはもうだいぶ前になる。

 
生まれたてのカタツムリ(黄緑はペットボトルの蓋)
                     右)カエルの赤ちゃん

 
午後は山の中の車道を下る。キツリフネがあちこち群生していた。
「キツリフネとツリフネソウは「キョ」の形が違います」と説明が
あった。「担当の人が説明役」と言うのが定着してきた。
調べたりするのでいい勉強になる。

観察会終了後、前にキヌガサダケを見つけた場所へ行ってみた。

すでに萎んでいるのがいくつか。丸い卵?がいくつか。まだきれい
な姿のが2本あった。

 
     丸い幼菌          気になって1つ裏返してみた

根っこがこんな細いものとは意外だった。
コメント
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