南区市議補選の勝利の教訓を生かし、
衆議院議員選挙で頑張る。
2008年9月議会一般質問要旨 おおはし
質問に入る前に、私事で申し訳ありませんが、去る9月4日の京都新聞に市長が敬老のお祝いを持って、3人の方を訪問された記事が載っていましたが、大橋絢子99才というのは、私の母なんです。 母は、市長が来られたときに、市長のおじいさん久嶋五郎さんの事を話をしておりましたが、今から90年~100年ほど前の向日町に東北出身の方は少なく、五郎さんは山形県で、母の父・孝(よし)は福島県の出身で、同じ東北人だというので親しくお付き合いをしていたのだと言っておりました。忙しい時間を割いて、訪問して頂いたことに対し、この場をお借り致しまして御礼申し上げます。
さて、国政の問題ですが、福田総理の政権投げ出しは、安倍前総理に続くもので国民は呆れてものが言えず、自公政権への信頼は地に落ちたと言わねばなりません。国民に対する諸問題をなに一つ解決出来ず全ての面でいきづまってしまったのです。
9月9日付け新聞「自由民主」に福田総理の記者会見と自民党総裁選挙の段取りの要旨が報道されていますが、いくらテレビジャックをして総裁選挙を演出してみても、また誰が当選されても、国民の信頼を回復することはできないと思うのであります。
日本共産党は、9月7日投票の京都市議会議員南区補欠選挙で、市民の暮らしを守って頑張ってきた姿が支持を得て見事当選しました。引き続く総選挙でも有権者の期待に応えられるよう全力を挙げて奮闘する決意であります。ご協力よろしくお願い致します。
今回は、二点の質問を致します。一つは、教育委員長にあと一つは市長であります。
第1は、向日市の教育方針を子供主体に変えることについて質問します。
この12年間は奥村教育長でした。今議会で退任されるとお聞きしました。自宅が非常に遠いので、ご家族の方も長い間ごくろうさまでした。 私は乙訓教育局におられたときから知っておりました。府内中北部の方に行っておられたときも、噂を聞いておりました。 個人的にはなにもないのですが、國と京都府の教育方針の下で、我々共産党議員団との間には、多くの対立点があり、わたしも相当厳しい事を申し上げました。
もう少しわたしどもの言うことを聞いてほしかったと思うのですが、まじめの上にもう一つまじめがつく奥村さんにはそれが出来なかったのかも知れません。これからは健康に気をつけて頂き、ご家族のために、今まで出来なかった事を大いにしてあげて頂きたいと思います。
この間の教育行政を振り返ってみると、大きく変わったことは、教育基本法の改定と日の丸・君が代の押しつけ、43年ぶりの全国一斉学力テストの実施であります。教育基本法は、憲法の下にある法律なのに、自公は衆議院に三分の二いるから改憲は間近だと、自民党改憲案に従って無理矢理変えてしまった結果、今の教育基本法は憲法違反とも言うべき内容を含んでおり、その実施に大きな矛盾を含んでいるのであります。具体的には教育基本法改訂時に論争してきたところです。
本年4月に実施された全国一斉学力テストの結果が8月29日に発表されましたが、テスト実施による競争激化への批判や、毎年全員を対象に実施することへの疑問が出ています。
公立では昨年に続き愛知県犬山市が不参加でした。私立学校の参加は、昨年六割でしたが、今年は五割にとどまりました。
都道府県別正答率をみると、昨年トップだった県が今年もほとんどの科目で一位、昨年最下位の県は今年も最下位になるなど、前回と同じ傾向となっています。
今年度の学力テスト予算は六十二億円もかかりました。テストの結果は、競争を激化し教育をゆがめると反対が広がっています。
テストと同時に、子どもに家庭環境などを質問することにも批判がありました。
今年三月、佐藤学、小森陽一両東京大学教授、堀尾輝久東京大学名誉教授らが「全国学力テストの中止を求めるアピール」を発表され、賛同者はテスト実施までに二千人を超えました。
最近、自民党の中でも無駄遣いだと指摘され、反対が増えています。
しかし向日市教育委員会は、教育基本法改悪や学力テストの実施について、國・府言いなりの無条件賛成・無条件実施でした。また、日の丸君が代の押しつけについても国会での「強制しては行けない」と言う政府答弁を無視した強引なものでした。
いくら行政の一つの部署であっても、自らの頭でよく考え、向日市の子供の教育に責任を果たさなければなりません。地方自治制度・地方分権とは、お上の言うままでなくても良いのです。
向日市教育委員会が自信を持って、向日市の子供の成長に責任を持つ立場で毎日の教育行政を進めて頂きたいのであります。
それぞれお立場があろうかと思いますが、教育行政は、100%國の押しつけに従っていたのでは子供の個性を発揮させる教育は出来ないと思うのです。なぜかと言えば、国民と国家の「期待される人間像」が根本的に違うからです。
国民の多くが、お国のために血を流せと言われても、時代錯誤で受け入れられません。
今日まで、お上のことをよく聞いておこなった向日市の教育行政の結果どうなったのかと言うことをお聞きしたいのです。
具体的に次の点をお聞きしますので、基本的な考えを簡潔にお答え下さい。
① 向日私立小・中学校の施設について、十分とお考えか、それと も不充分だとお考えか
② 小・中学生の授業態度と学力について十分とお考えか、それと も不充分だとお考えか
③ 学校給食についてはどうか 十分か 不十分か
④ 教師について 十分か 不十分か
⑤ 保護者と学校の関係について 十分か 不十分か
⑥ 学童保育行政について 十分か 不十分か
⑦ 教育委員会及び教育委員の活動について 十分か 不十分か
⑧ 向日市の教育方針を、子供主体に変えることについて委員長の 考えを問う、
再質問準備していましたが理事者答弁が長く出来ませんでした。
1,施設は 十分でなかった 震度6の地震で倒壊?校舎13棟・・・ 改修計画も作っ ていなかった
教育投資 日本は最下位という新聞記事を紹介する。 お上が悪い
2,授業が成り立たない理由
3,給食の民間委託・職業安定法違反、請負と委託 労働者派遣法 等問題がある と指摘していたが、市教委は問題はないと言っていたが、委託業者のチーフが学校内で自殺するという大問題が起こ った。その後の対応を見ると、民間委託という制度は、死亡者まで差別すると言う対応だった。全くひどいはなしだった。
教育委員長として、何も言わなかったのですか お聞きします。
4,教師を 日の丸・君が代・研修所送りで脅かしている。
5,学力テストは・子供と子供教師、保護者と教師、教師と教師迄分断する 朝日新聞を紹介
向日市が少人数学級を拒否し続けていることが・・・・・・・・・学力の面でも他市からも遅れる結果となっていることは明白であります
6,学童保育行政は置き去り・指導員一年雇用・脱法行為・耐震工事もせず
7,教育委員を先頭に改善に動く気もない ・交通指導は第一歩・子供の顔を見て指導方針をと訴えてっも、それを拒否した。
「本分ではない」、と答弁していたが、本分を狭い狭い範囲でしか見ていない。
文科省・府教委の伝声管(官)は駄目だが、行動しないのはもっ と駄目である
8,向日市の教育内容として創意工夫したことは
子供に対して 親に対して、 社会人に向かって
市民が望む子供の教育とは、
現府教育長の田原さんは、向日市が校長中心ではなく、子供中心の教育をおこなえばしかられるのですか、そんなことはないと思いますよ。
私は田原さんは、憲法を守り大いに工夫して子供の人格形成に立派な仕事をしてくださいと言われている方だと思います。
ここまで
2、市民が安心して暮らせるよう、充実した危機管理について
全てに優先した対応をすべきであるが、市長の考えを問う。
いま、暮らしと経済の危機をつくりだしている根源にあるのは、自公政権が進める家計を犠牲にして大企業を応援する「構造改革」路線の政治です。これを根本から転換し、暮らしに軸足を置いた経済・財政運営に切り替えることが必要です。 いくら内閣の顔ぶれが変わっても、政治の中味を変えない限り、暮らしと経済の危機を救うことは出来ません。
市長が進める、自公政権の地方版では市民の暮らしをよくすることは出来ません。
そこで、市民の暮らしに軸足をおいた市政を進めるために以下の質問を致します。
昨日、一昨日の議員の質問に対する市長答弁の中で、向日市の最優先の事業は、広い意味での福祉の増進、まず命を守るために耐震事業を本年補正予算から始まり22年まで継続し、その時点で國の予算措置と向日市の財政状況をみながらその後も出来る限り進める意向を示されたことは、一つの見識であると思うのです。
そこで市長の方針として再確認したいと思いますが間違いありませんね、お聞きします。
さて、命を守る仕事は地震以外にも、まだまだ沢山あります、自治体として想定出来る危機は、普段の暮らしの中での自然災害としての・①、地震、台風、
人災としての火災、水害、鉄道事故、自動車事故、航空事故(自衛隊機が墜落した事がある)
②、細菌による、中毒、インフルエンザ
③、市役所内での危機管理・その他の公共施設内の危機管理・学校内の危機管理、情報の危機管理、
これは職員研修とも関係しますが・・
④、水道、下水の危機管理、
⑤、財政危機管理
全く性質がちがうのが
⑥、国民保護法に基づく危機管理は出来ているのか、市民を守るために備品をそろえる予算をどう見積もっているのか、お聞きします。
なにもないのはなにもしないと言うことだが、それを確認して頂きたいがどうか
国民保護条例制定時に大論議となりました。 危機管理を利用した国民総動員態勢づくり条例は、未執行だと約束して頂きたい、
それよりも平和行政を!
戦争・核、テロ、・・現実にあわない内容であり、未執行以外にありません。
3、来年度の重点施策を問う
今年度の施策の中で、予算化したものは優先順位がない、みんな最優先だと行っておられたが、今議会の一般質問をまともに聞いておれば、 駅前整備、キリンビール工場跡整備は、市民にとって 本当に優先課題か、後回しにしていただき、耐震工事を始め、危機管理対策こそ、全てに優先して実行すべきだ! と思うがどうか。
問う
再質問
防災の日の訓練がこんなに変わってきている
防災訓練と称して 米軍と自衛隊突出の訓練がありました。
東京都は三十一日、中央、江東両区との合同で総合防災訓練を実施しました。石原慎太郎知事のもとで、米海軍や自衛隊の車両と部隊が多数参加する、軍事組織が突出した異常な訓練となりました。
同訓練は、中央区の晴海、銀座、江東区の木場公園、亀戸駅周辺を主会場に、羽田空港、江戸川区の葛西海浜公園、米軍の横田基地、赤坂プレスセンターなども使用し、一万五千人あまりの参加で実施しました。
在日米軍は、七百人が参加。自衛隊も陸海空合わせて約五百五十人、車両六十八両、航空機八機などを動員しました。一方、東京消防庁が昨年の三分の一、警視庁も半分の参加にとどまっています。
葛西海浜公園では、沖合に停泊した佐世保基地(長崎県佐世保市)を母港とする米海軍強襲揚陸艦エセックスから、水煙とごう音を上げながらホーバークラフト型揚陸艇LCACが人工なぎさに乗り上げ、米軍ヘリも離着陸して「帰宅困難者」を想定した約百人を乗せ往復しました。
京都でこんな訓練があっても、向日市は参加しないと明確に答弁して頂きたい。