トリチウム29万ベクレル 第1原発・建屋近くの井戸地下水
東京電力福島第1原発タービン建屋海側の地下水から高濃度のストロンチウムやトリチウムが検出されている問題で、東電は14日、建屋により近い場所に新しく掘った観測用井戸で採取した
地下水から1リットル当たり29万ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。
直近の検査で1リットル当たり41万ベクレルのトリチウムが検出された既設の観測用井戸の地下水と比べ、濃度は低かったが、建屋近くの地下水にまで汚染 が広がっている可能性が示され
た。今回初めて地下水を採取した井戸は高濃度の放射性物質検出後に新設された井戸で、既設の井戸から約13メートル1、2号 機のタービン建屋側にあり、護岸からの距離は約38メートル。
(2013年7月15日 福島民友ニュース)
南アフリカ:マンデラ氏18日に95歳の誕生日
毎日新聞 2013年07月17日 23時25分(最終更新 07月17日 23時53分)
【ヨハネスブルク服部正法】アパルトヘイト(人種隔離)抵抗闘争を率い、民主化後の南アフリカで「国父」的な存在のネルソン・マンデラ元大統領が18日、95歳の誕生日を迎える。危篤状態と
発表されてから3週間以上が経過しており、国中が回復を祈る中での誕生日となる。
マンデラ氏の容体は依然危篤状態とされているが、南ア大統領府は「安定しており、治療に反応を見せ続けている」としている。最近では家族などからも回復基調を示唆する発言が出ている。
マンデラ氏は昨年12月以降、肺の感染症で入退院を繰り返し、先月8日未明に再発のためプレトリア市内の病院に入院。大統領府は同23日に危篤状態と発表した。
一時「持続的に意識が戻らない状態」とも報じられたが、大統領府は「医師団は否定している」とする見解を公表した。