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連載 8 原爆と原発の核にも反対、一緒にやる必要があると力説していた。  

2015-04-25 | 科学最前線

 

第二の目的, ゴルレーベン・原発放射能被害反対運動発祥の地

チェルノブイリから1400キロ離れているのに・・・・・

  環境保護協会、広報のミューラー氏 30歳に会う → 

 自然エネルギーで暮らす町、リューヒョウ・ダネベルグという地域のミュラーさんにお会いした。ここは反原発闘争では世界に名の知れた

団体です。

原発反対、特にこの町を使用済み核燃料最終処分地にしようとしている政府の方針に反対 その事実を知った時から、学者や弁護士にも

相談しながら進めている。  

今はドイツ最大の市民運動だ。 ヨーロッパや日本からも視察に来る人があるし、自分達も世界は一つと言う立場で招待があれば、出かけ

て経験を話している。

8月6日、広島に行くともいっていた。先のテオドラサンもここの運動に参加している。

 原爆と原発の核にも反対、一緒にやる必要があると力説していた。  

核のゴミ(使用済み核燃料)を運び込んでくる列車に反対し、座り込みなど地域を組織し、意識を変える。

ここは、農村地帯なのでトラクターや耕運機で集まってくる。

ここの運動の成功の鍵は、反対というだけでなく、真実を知らせる。当然経営者や政府の横槍が入る。警察が出てくる。 

正しい主張をされている学者を探し、世間に信頼してもらえるように数字もわかるようにして発言してもらう 事実を知らせる。

それまで本当のことが報道されなかったので、誰でも、真実がわかればおかしいと気がつく。

また、マスコミ、ジャーナリスト、映画界などの良心的な人に協力してもらうこともたいせつだ。

私自身も映画などを見て真実を知り変わっていったから・・という。

あらゆる団体、老若男女、左右の考えの人も区別なく組織する、目的は一つでがんばっている。共闘を!広げなければならないという。

政府は、原発企業の言いなりで、国民の意見を聞かない。原発は、嘘をつかないと作れない。1から10まで嘘だ。

それを知ればみんな反対する。

35年の反対運動で、自然エネルギーへの転換を進め、ドイツの中でも住民すべてが、自然エネルギーに転換した最初の地域となった。

 

チェルノブイリの事故は、この町にも影響があったのかと質問した。

1400キロ離れているが、彼が5歳のときだったが、子どもは外へ出るな、野菜を食べるな、あそぶ時は気をつけろといわれた。

福島は終わったという日本政府の発言に大変腹が立っている。原発から20キロ圏内の方は気の毒だが100年経っても帰れない。

幻想を振りまき、本当の事を言わない政府は犯罪を犯していると言う。

誰でも幸せを願っている。それを壊す事はだれにもできないのに、政府は将来まで国民の幸せを奪っているのが許せない。 


この地域は、さらに進んでバイオでの野菜栽培も盛んに行われている。

日本の皆さんもいっしょにがんばりましょうと激励された。  

 

近くにエルベ川があるのでドライブしようと予定していたのに、時間がなくなってしまった。


   この旗を見かけたことがあるでしょう!自然エネルギーで暮らす町、リューヒョウ・ダネベルグのシンボルマーク。

   事務所の前で記念撮影

   


   近くの町並み

   


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