goo blog サービス終了のお知らせ 

大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

正義は必ず勝つ。平和は必ず勝つ。人民は必ず勝つ。このことを中国人は知っている。

2015-09-22 | 人民網日本語版

平和を守るには日本国民との連帯が必要

人民網日本語版 2015年09月21日08:47
 

 天津烈士陵園では抗日戦争勝利記念日前日、「在日殉難烈士・労働者記念館」の新装開館と「花岡暴動記念園」の開園を記念する式典が盛大に行われた。今年 は「花岡事件」70周年に当たる。日本の中国侵略戦争中、建設会社・鹿島組によって行われた中国人戦争捕虜や労働者の強制労働は、東条内閣が犯した歴史的 犯罪の一つである。約4万人の中国の労働者や戦争捕虜が日本の135地方に連行され、労働を強いられた。花岡では1945年6月、苦しみに耐えかねた労働 者と戦争捕虜が決起したが、残虐な鎮圧に遭い、986人中419人が殺された。(文:劉江永・清華大学当代国際関係研究院副院長。人民日報掲載)

 式典には、「花岡事件」の犠牲者の子孫百人余りのほか、平和と正義の促進に尽力している多くの日本人も参加していた。町田忠昭氏はその一人。かつては日 本反戦同盟の指導者・鹿地亘の救出活動にも参加した。花岡事件犠牲者の遺骨の収集と中国への帰還にも手を貸し、幾重もの困難を乗り越えて中国側への遺骨帰 還を実現した。町田氏は「万年苦力(クーリー)」を自称し、60年余りにわたって鹿島に謝罪と賠償を求め、中国人労働者と遺族の正義のために戦い続けてき た。

 こうした日本人は少なくない。1953年7月7日、日本の友人と華僑とが花岡事件の被害者の遺骨を中国に持ち帰った際、廖承志氏はこう言った。「平和を 愛する日本の人々が日本国内の軍国主義復活の陰謀を必ず粉砕し、アジアと全世界の平和を求める闘争の中で力を発揮してくれることを信じている」。靖国神社 の本質に迫る学者、中国人被害者の裁判を助けて自宅まで売却した弁護士、侵略の罪に立ち向かい続ける政治家、侵略美化に異議を公で唱える企業家など、大勢 の日本人の存在は、戦争反対と平和愛好の声は加害国でも大きな民意を形成していることを十分に物語っている。

 中国共産党は、侵略戦争を起こした日本軍国主義の悪の元凶と日本国民とを常に区別してきた。抗日戦争の時期には、八路軍は、人道主義的な捕虜政策を取 り、日本の反戦同盟の拡大を促進した。毛沢東氏はかつて、「帝国主義政府とこうした国の国民とを区別し、政府内の政策決定者と一般の幹部とを区別しなけれ ばならない」と指示している。この方針は、中日国交正常化の実現を直接推進するものともなった。

我々は今日も、日本の右翼勢力とその代表者と、平和を愛する大勢の日本人とを区別し、日本政治の右傾化に対抗する統一戦線を打ち立てなければならな い。中国による抗日戦争勝利の記念式典や軍事パレード開催は、現在の日本に向けたものではないし、ましてや日本国民に向けたものでもない。抗日戦争の偉大 な精神を記念し、平和への思いを強め、未来を切り開くためである。潘基文・国連事務総長が語ったように、公正・公平な機関の代表として式典に参加した。 ファシズムや軍国主義への反対という大問題においては、中立を保つという問題は存在しない。

 中国が反対しているのは、ファシズムや軍国主義にほかならない。戦争の時代には断固としてこれと戦い、平和の時代が来ても反対を唱え続けなければならな い。これらの記念式典が自分に向けられたものだと誰かが言うなら、それは自らが軍国主義の立場の継承者であると白状しているようなものである。同時に我々 自身も、侵略を美化する人々と平和を守ろうとする人々を区別することを永遠に忘れてはならない。

 平和を守るということは今日、世界的な大事業であり、幅広い人々の参加が必要となる。軍国主義に反対し、悲劇の再演を防ぐには、日本を含む全世界の人々 と手を携えなければならない。正義は必ず勝つ。平和は必ず勝つ。人民は必ず勝つ。このことを中国人は知っている。良知と先見を持った日本国民もまたこれを 同様に信じているはずである。(編集MA)

 「人民網日本語版」2015年9月21日


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 戦時作戦統制権は米軍が持っ... | トップ | 連載 写真 15 何を感じ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人民網日本語版」カテゴリの最新記事