キム・ボクトンさん、キル・ウォンオクさん、台風被害受けた朝鮮学校に寄付
登録:2018-09-29 08:13 修正:2018-09-29 12:24
28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪問
まだ復旧していない台風の被害現場に胸を痛め
日本軍慰安婦被害者のキル・ウォンオクさん(一番前)が28日午前、キム・ボクトンさんと大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風被害を受けた学校の生徒たちを激励している=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
台風21号「チェビ」で大きな被害を受けた朝鮮学校を支えるために日本を訪問中の日本軍慰安婦被害者キム・ボクトンさん(92)、キル・ウォンオク(90)さんが28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風被害の復旧支援金を渡した。
ニュースを通じて窓が割れ壁と屋根が破損するなど朝鮮学校がこうむった被害状況を把握したキム・ボクトンさんが「日本政府は朝鮮学校を支援しないので私たちがしなければ」と言い、1千万ウォン(約100万円)を寄付すると、志を共にしたキルさんも300万ウォン(約30万円)を加えて支援金を用意することになったと正義記憶連帯は話した。2人のハルモニ(おばあさん)の寄付金に市民たちが集めた寄付金も加えられた。
「お金がなくて勉強をできない生徒がいないようにしなければ」と常に話してきたキム・ボクトンさんは、この日キル・ウォンオクさんと共に生徒たちを慰労し激励した。現場の写真を集めた。
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん(92・2列目中央)、キル・ウォンオクさん(90・一番前)が28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風被害の復旧支援金を渡している=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん(92・中央)、キル・ウォンオクさん(90・左)が28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風被害を受けた学校の生徒たちを激励している。右は尹美香正義記憶連帯代表=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん、キル・ウォンオクさんと訪問団が28日、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風の被害状況を見ている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん、キル・ウォンオクさんと訪問団が28日、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風の被害状況を見ている。破損した屋根から漏れる雨水を受けるためのバケツが室内のあちこちに置かれている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん、キル・ウォンオクさんと訪問団が28日、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風の被害状況を見ている。破損した屋根をビニールなどで覆った様子が見える=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん(前列真ん中)、キル・ウォンオクさん(前列右)が28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風被害を受けた学校の生徒たちを激励している、前列左は尹美香正義記憶連帯代表=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん、キル・ウォンオクさんが28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風の被害を受けた学校の生徒たちを慰問した後、一緒に写真を撮っている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
日本軍慰安婦被害者のキム・ボクトンさん、キル・ウォンオクさんが28日午前、大阪の城北朝鮮初級学校を訪れ、台風の被害を受けた学校の生徒たちを慰問した後、一緒に写真を撮っている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
まとめ イ・ジョンア記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)