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2011-08-27 | ちょっと気になるマスコミ報道

民主党代表選

論争なし・人気取り 「自民の末期と同じ」


 「政策論争なしに『選挙の顔』を選び、ポストの配分をする。互いに権力にしがみつきたいだけだ」(民主党中堅議員)。29日投開票の民主党代表選について、同党内から失望の声が出ています。 (中祖寅一)


 民主党は自民、公明両党との3党合意で、子ども手当、高校無償化など2009年総選挙のマニフェスト(政権公約)で掲げた主要政策を投げ捨てまし た。今回の代表選は、沖縄・米軍普天間基地の県内「移設」、消費税増税、環太平洋連携協定(TPP)推進など、自民党政治への逆戻りを決定づけた中で行わ れます。

 菅政権でマニフェストの投げ出し路線を推進してきた野田佳彦財務相、鹿野道彦農水相、海江田万里経産相、前原誠司前外相らが立候補を予定しており、誰が当選しても、“逆戻り”路線の変更は見込めません。

 「いずれにしても次の選挙で民主党政権は終わり。最後の総理を選ぶ代表選挙」とささやかれる中、“生き残り”の意識を背景に、世論調査で次の総理候補として人気の高い前原前外相を本命視する流れもあります。

 しかし、当初消極的だった同氏が急きょ出馬に踏み切った背景には、自民党とも連携できる「強い政権」づくりを求めるアメリカや財界の要請があると して、「絶対に『前原首相』はダメだ」と強く警戒する声も党内に少なくありません。「前原氏では、日米同盟強化と新自由主義の政策をさらに強め、反対勢力 を切り離すことで、選挙前に民主党を分裂に追い込むことになる」というのです。

 党内最大勢力で菅首相や前原氏らと対立してきた小沢グループの動向が注目を集めるなか、前原氏の後見役とされる仙谷由人官房副長官が小沢氏と密会 (23日)。挙党態勢づくりへ「協力」を求めたとされています。この仙谷氏の動きに対しては、「反小沢」を自称する議員から「カネの力で党と政治を支配す る小沢的手法を一掃しないかぎり挙党一致はありえない」といぶかる声も出ています。

 一方、「マニフェスト堅持」「原点回帰」を主張し、菅政権の対応を批判してきた小沢氏の発言にも変化が現れています。

 「枝葉はともかく、マニフェストの基本理念を継承していける人でないといけない」。小沢氏は23日のグループ会合でこう述べ、“基本理念”は大事だが、個別政策の見直しには柔軟な姿勢を示しています。

 菅首相に批判的な議員の一人は、「マニフェスト堅持という軸は失いたくないが、『マニフェスト』という言葉を出して争点化できない面もある。若い1期生らが政策的に融解している」と落胆の表情を見せます。

 議員政策秘書の一人は「マニフェスト投げ出し路線は自民党への同化として国民から批判を浴びているが、財源の裏づけがないマニフェストにただ『回 帰』することもできない」と述べます。政策論争不在の根本には、同党が財界、アメリカいいなりの政治から抜け出す立場をもっていない問題があります。

 人気取りを競う代表選の様相に、09年総選挙の後、自民党から民主党に移ったある議員秘書はいいます。

 「自民党の末期、世論調査の支持率だけで首相を選び沈没したのと同じだ」


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