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日本語版新聞紹介

一つ、ひとつ違反を暴き、謝罪させ、自ら廃棄させることが必要

2012-04-03 | 市民のくらしのなかで

「思想調査」廃棄へ  橋下市長 謝罪せず開き直り

                                          大阪市

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 橋下徹大阪市長が全職員に実施した憲法違反の思想調査(「職員アンケート」)について、調査を担当した市特別顧問の

野村修也弁護士は2日、回収し たデータを7日までに廃棄すると述べました。「問題ない」と強弁していた橋下市長はこの

日の会見でも違法性を認めず、「法律ぎりぎりの調査を続けていかな いと実態解明はできない」と居直り、自身による調査

中止も謝罪もしませんでした。

 同調査は、2月9日付で橋下市長の業務命令として回答を求め、記名のうえ、組合への参加や特定の政治家を応援する

活動(知り合いの住所などを知ら せたり、街頭演説を聞いたりする活動も含む)への参加の有無、誘われたことがある場

合は、誘った人まで記入させるもの。橋下市長は「正確な回答がなされな い場合には処分の対象」と処分で脅して自白、

密告を強要。憲法19条の思想・良心の自由を侵害する「思想調査」そのものです。

 市労働組合連合会(連合加盟)が不当労働行為だとして同13日に府労働委員会に救済を申し立て、府労委は同22

日、「組合への支配介入の恐れがあ る」として、市長の責任でアンケートの継続を中止するよう求める異例の勧告を出し、

野村氏は3月末までに府労委の判断がでない場合は廃棄するとしていまし た。

 会見で野村氏は、「任期中の今週中に廃棄したい」とし、「みなさんが開封していないことを確認した方がよければ考えさ

せていただくが、パフォーマンスにならないよう、慎重に考えさせてほしい」と述べました。

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