「PCの明かりが希望に」=救出の邦人女性心境語る―トルコ地震
時事通信 11月11日(金)6時49分配信
【エルサレム時事】「ノートパソコンの明かりが生きる希望を与えてくれた」―。トルコ東部で起きたマグニチュード(M)5.6の地震で10日、ワン市中 心部の倒壊したホテルから救出された日本の
NPO法人「難民を助ける会」の近内みゆきさん(32)=福島県出身=は10日、搬送先の病院でロイター通信 に、がれきの下で生き埋めになっていた際の心境を語った。
近内さんは救助隊が到着するのを待つ間、「ここで死ぬことはできない。将来にやりたいことがたくさんあるのだから」と自分に言い聞かせ、気持ちを奮い立たせたという。
暗闇の中で目を開けると、完全に真っ暗ではなく、自分が使っているノートパソコンの明かりが差し込んでいるのに気付き、ほっとすることができたと話した。
近内さんは東日本大震災でトルコが示した日本への支援に感激し、トルコへお返しがしたいと思っていたとも語った。近内さんは既に退院した。
このような事態の中でそのときのことを覚えているのだから人間ってすごいと思う。自分ならどうするだろう?寝て待てという心境になれないでしょうね。生きようと思って!