交流戦終わりましたね。去年と同じ感想です、長い!だらだらとやりすぎです。あの半分で十分ですね、そう思われませんか?
日銀総裁の投資騒動、別に構わんじゃないかと思っていたのですが(たまたま相手が村上氏で、ああなっただけのことですから)、今日の読売のコラムを読んでああそうだわなぁと思い直しました。こっちの方がうんと常識的な捉え方です。一千万円預金しても数千円の利子しか付かぬのに、お前は一千万以上の利鞘かい?という感情は確かにそうですね。その低金利を決めているご本尊の利殖とあらば反発も相応でしょう。思慮に欠けましたね、確かに。
光の母子殺人事件、最高裁は高裁の無期懲役を棄却して差し戻し判決を出しました。おそらく死刑判決に変更されるのでしょうが、原告の夫の言うようにいかにも迂遠ですね。遠回りに過ぎます。また何年も費やされるわけです、このシステムをこそ何とかしろ!と言いたいでしょうね。同情します。裁判官が言ったそうです、反省と罰とは別次元のことだと。やっとわかったか!?ですよね。反省すれば許されるのか?です。謝って済んだら警察要らん!です。そんなこと何百年も前からの(そんな昔には警察なんてなかったでしょうが)世の中のルールです。それを、こと少年犯罪に関しては更正の余地があるとやななんちゃらで皆お咎め無しだったのです。そういう連中、放した途端にまた犯罪を重ねる、何度見てきたことでしょう。やった後にどれだけ反省したってどうだというのです?やられた方にばかり我慢を強いるこの法制はやはりおかしいと思います。ゼロ・トレランスを採用すべきと思います。一回やったらダメ、ということです。そういう厳格さが必要だと思います。
NHKの朝ドラ「純情きらり」見ておられませんか?この前の前のドラマから私はまってまして毎日見ています。昭和14年が舞台です。戦争前のきな臭い時代です。そういう時代にも、しっかり生きている女性がいるという朝ドラの共通コンセプトに則っている筋なのですが、非常に象徴的な場面がありました。源氏物語を教える女教師に対して、この物語は「万世一系の天皇陛下に対する不敬な話だ、講義するはあいならん」と当局から指示される場面、共産主義者や左翼思想者が弾かれていく場面、戦争に息子を孫をとられる母親祖母が涙するのも非国民扱いされる風潮を「嫌な時代になったねぇ」と言わせる場面、今日は治安維持法を盾に一般庶民が理不尽にも引っ張られる場面です。密告社会の怖ろしさ、思想弾圧の理不尽さなどとどこかの凡百な学者のような括り方するのは簡単ですが、私はこういう場面を見る度に、ああ余程に共産主義、左翼思想というのが当局は怖ろしかったのだなぁ、ということは神国日本、皇国日本を拠り所に組み立ててきた全体主義の脆弱さも当局は十分に認識していたのだろう、その裏返しとしてあれだけ微に入り細に穿ちの弾圧検挙を繰り返して恐怖政治を敷かざるを得なかったのだろうと思うのです。源氏物語などという日本文化の最たるものにまでああいう対応をしなければならぬほどに余裕がなかったということなのでしょう。まさに断末魔です。崩れる姿、なのでしょう、そう思います。ぜひ見てみてください。
日銀総裁の投資騒動、別に構わんじゃないかと思っていたのですが(たまたま相手が村上氏で、ああなっただけのことですから)、今日の読売のコラムを読んでああそうだわなぁと思い直しました。こっちの方がうんと常識的な捉え方です。一千万円預金しても数千円の利子しか付かぬのに、お前は一千万以上の利鞘かい?という感情は確かにそうですね。その低金利を決めているご本尊の利殖とあらば反発も相応でしょう。思慮に欠けましたね、確かに。
光の母子殺人事件、最高裁は高裁の無期懲役を棄却して差し戻し判決を出しました。おそらく死刑判決に変更されるのでしょうが、原告の夫の言うようにいかにも迂遠ですね。遠回りに過ぎます。また何年も費やされるわけです、このシステムをこそ何とかしろ!と言いたいでしょうね。同情します。裁判官が言ったそうです、反省と罰とは別次元のことだと。やっとわかったか!?ですよね。反省すれば許されるのか?です。謝って済んだら警察要らん!です。そんなこと何百年も前からの(そんな昔には警察なんてなかったでしょうが)世の中のルールです。それを、こと少年犯罪に関しては更正の余地があるとやななんちゃらで皆お咎め無しだったのです。そういう連中、放した途端にまた犯罪を重ねる、何度見てきたことでしょう。やった後にどれだけ反省したってどうだというのです?やられた方にばかり我慢を強いるこの法制はやはりおかしいと思います。ゼロ・トレランスを採用すべきと思います。一回やったらダメ、ということです。そういう厳格さが必要だと思います。
NHKの朝ドラ「純情きらり」見ておられませんか?この前の前のドラマから私はまってまして毎日見ています。昭和14年が舞台です。戦争前のきな臭い時代です。そういう時代にも、しっかり生きている女性がいるという朝ドラの共通コンセプトに則っている筋なのですが、非常に象徴的な場面がありました。源氏物語を教える女教師に対して、この物語は「万世一系の天皇陛下に対する不敬な話だ、講義するはあいならん」と当局から指示される場面、共産主義者や左翼思想者が弾かれていく場面、戦争に息子を孫をとられる母親祖母が涙するのも非国民扱いされる風潮を「嫌な時代になったねぇ」と言わせる場面、今日は治安維持法を盾に一般庶民が理不尽にも引っ張られる場面です。密告社会の怖ろしさ、思想弾圧の理不尽さなどとどこかの凡百な学者のような括り方するのは簡単ですが、私はこういう場面を見る度に、ああ余程に共産主義、左翼思想というのが当局は怖ろしかったのだなぁ、ということは神国日本、皇国日本を拠り所に組み立ててきた全体主義の脆弱さも当局は十分に認識していたのだろう、その裏返しとしてあれだけ微に入り細に穿ちの弾圧検挙を繰り返して恐怖政治を敷かざるを得なかったのだろうと思うのです。源氏物語などという日本文化の最たるものにまでああいう対応をしなければならぬほどに余裕がなかったということなのでしょう。まさに断末魔です。崩れる姿、なのでしょう、そう思います。ぜひ見てみてください。