当県上関町の原発建設予定地に、関西電力との共同提案としてらしいですが、使用済み核燃料の中間貯蔵施設を作る案が町長に提示されたそうです。全国ニュースになってます、そうかぁ、そう来たかぁ。原発を新設するというのにはなかなか躊躇するところがあって、東北地震以来計画は頓挫したままなのですが、こっちかぁと感心することでした。が、急に降って湧いた話でもなくて、記事によると上関町が(つまり町長が)原発に替わる地域振興策を中電に要望していて、その答えだったそうです。原発が頓挫している間は金が降りてこないのですね、何とか振興費とか色々名目つけての迷惑料です、これで上関町が潤ってきたのは確かなことです。漁業権絡みで漁業関係者に大金がばら撒かれてきた事実は皆知ってます。過疎の当県ですが、その中でも一二を争う人口減っていく高齢化が進んでいる地域です、資金源(金づる)として縋るはやむないことでしょうが、TVに写る町長の表情見ていると彼が先導してのことだとわかりますね。もちろん50年反対続けてきた地域です、今回も反対運動の映像でした。原発をトイレのない家に譬えることがありますが、使用済み核燃料をどこにも捨てられないことを指しても事です。どこかに溜め置かねばならないのです、福島の処理水のように。その場所がもうなくなって、新しい場を確保せねばならぬ状況、だから突然に関西電力が出てきたという顛末です。捨てる場所がなくなったんですね。関西のモノをどうしてここなんだ?反対の声が聴こえますね。総論賛成各論反対の典型例です。
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