朝ドラ見ておられますか。始業前なので私は地上波の朝の分から見てます。今次は沖縄モノです、昭和50年代設定です。頻りに男女差別話題が出てきます。長男の嫁が教員への復職を嫁ぎ先の祖父(家父長そのもの)に大反対される場面。嫁が外で働くなんぞは許さん、嫁は家のために働けばいいと言い放つ。旧家や由緒ある家柄ではこういうことでしたでしょう。以前には女は嫁に行くものだ!という決めつけを頑固オヤジに言わせてました。確かにあの時代はまだそういう空気ではありましたろうけれど、いいの?今時そんなこと大っぴらに言うても?と聞いてる方がヒヤッとするくらいでした。結構にとんがっていることは自認しているのですがそんな私がこんなに思うのです、「言論統制」は昨今行き届いていることに気付くことでした。昔はこうだったと殊更に強調して、これは違うでしょう?と啓発してるんでしょうが、脚本家さんは結構過激です。女はこんなに虐げられていたと言いたいのでしょう、と思ってしまいます。いえ、私の世代65歳辺りでもまだまだこういう気風は残ってますよ。前の世代の両親の影響は大きいのです。が、それでも男の女のと言わぬのが半分ですかね。子供たちの世代30代40代の連中は全くなくなってます、これは驚くことが多いです。だから世の中は変わってます確実に。だからこういう歴史モノ的な啓発は意味があるという言い方もできるのでしょうが、この嫌ぁな感じはなんだろうなと思うことです。私もきっちり啓蒙されているということではありますが。
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