柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

一興

2023-12-30 09:36:45 | Weblog

何日か前に今年最後の満月の夜があって、当地の空はよく晴れて冬の満月は皓々と照っていたのでした。青い月明かりを浴びながら、同じ感想を毎年書いていることですが、まことあの歌の文句は言い得て妙じゃなと改めて気づくことです。日が暮れるとともに東の空に大きく浮かび、やがて遠く小さくなりながら中天に届き、さらに朝まだ明けやらぬ西の空に姿を残す。満月ならではの趣。冬は寒いからくっきりと映えます、皓々とという語感にぴったりです。ここ何日か晴天が続いてますので十六夜、立待臥待寝待月を楽しめました。ユーミンが唄ったように14番目の月もいいのですが、盈れば虧けるの無常を太陽の光に押しやられるように西の空で白く留まる残月に感じるのも一興なのであります。

 きっと多くの方が賛同してくれると思いますが、年末のTVは面白くないですねぇ。どうして早々に通常モードを下ろすのでしょうね。ニュース番組は今まで通りにやればいいのに。いえ、私はドラマとか歌番組とかバラエティーとか見ないのです、ですから強いバイアスがかかっているのは承知してますし、私の意見は少数派のモノとは重々知っていますが、通常モノをおろして何やるかと見ればどこの局も芸人集めての雛壇ものや、つまらん奴らがガヤガヤやってる一年振り返りもの、大谷だWBCだバスケットだのビデオもの。せめてNHKやBSくらいは‥と思いますが、これも最近とみに批判されていることですが、NHKの民放化と言うか、安直低俗バカを倣ってる。どこにチャンネル合わせても一緒です。四角四面でいいからNHKとしての矜持くらい見せろやと思うことです。昔にグループサウンズを美空ひばりを紅白から追い出した意地やプライドです。メーカー名は言わない、民間企業の宣伝行為はしないといった律儀さ堅苦しさです、いまや懐かしい気すらします。相変わらずNHKは堅いね(硬いね)と呆れられてたあの意地です。ゼロです、民放のバカさと寸分変わりません。と、こんな所で吠えても詮無きことです。TVをつけずにいるのも一興、といたしましょう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 実感 | トップ | 感謝 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事