柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

?から!

2008-09-11 08:43:59 | Weblog
事故米転用転売事件、正義の味方(マスコミのカメラ、マイク)は農水省の発表のある度に当該企業に押し掛けます。カメラの前で白状させて謝罪させます。1キロ当たり3円で仕入れた事故米を焼酎醸造会社に70円で売ってたんだそうです。相場は80円なんだそうで、売れますわね。カビ米をカビのついたまままさか売りません、ちゃんと洗って見た目は問題ないようにする、利鞘は少なくなるけれどもっとバレなくするために正規米に混ぜる。アフラなんとかとかメタミドホスなんて農薬もしつこく洗えば洗い流せるんでしょう。この旨みに手を染めると、しかも全くお上はわかっておらず咎められぬとあらば続けますわね。内部告発さえ抑えておけばいいのですから。しかも専門家は言います、安全基準を超えるこの濃度の農薬のついた米を食べたとして人体に実害がでるには一日に何十キロも食べなければならぬ計算なんですって。健康番組でバカ学者が素人騙す手口(理屈)と全く同じです、ご飯のおこげやわらびに発ガン性があるなんて話題でそれはあくまで動物実験のデータ、人に換算すれば一度に何キロも食べて初めてってことになるという空想事です。消費期限や賞味期限の罠と同様の馬鹿馬鹿しさです。大量生産大量消費(破壊)のスローガンみたいなものです。リアルさに欠けている、合理性(中国餃子に入っていた濃度、あれを本当の危険濃度とすれば、基準値はその何十倍も薄い数字なんでしょう。つまり少々食べても危なくない濃度です。濃度を規制したいのか、物質そのものを規制したいのか、そして本当に危険なのはそのどちらなのかをはっきりさせろという理)に欠けている規制がそもそも甘い対応を産んでいるんでしょうね。本当に危ない値を基準にするのと、その何倍も低いところをカットポイントに設定する事を比較すればおそらく人間の常として、社会を形成する集団の常として後者を選ぶのが普通でしょうし、それが行政だということになるんでしょうけれど、そこは十分に理解するところですが、今回のようなごまかしが平気で横行する素地でもあると思うわけです。もちろん規則破りはいけません。規則を破って恬としているその心根の貧しさ卑しさは別の咎めではあります。しかしここは別にして非難せねばならぬ事と思うのです。
 北の将軍様、脳卒中だそうです。真偽のほどが全くわからないところ、あれやこれやと憶測が飛び交っています。でも、これも昔から人の(集団の)習性として掴まえられていること、何度も繰り返して言われるとその気になっていく。ただの噂が真実に変わっていく。嘘が真になっていく。伝言ゲームそのままです。?が!に。ほんまかいな?
 星野のブログの言動いかがでしたか。WBCの監督なんて誰も依頼しないでしょうけれど(後ろ盾だったナベツネさんがあっさり袖にしました。なんとかワンちゃんに頼めって言ってます)、今更火中の栗を拾うようなまねするわけないだろうって。ああ、火中の栗なんだ・・。この人思い上がりも甚だしいというか、なによりこの言葉の使い方を間違っていますね。誰もが後込みしてやろうとしない決断なり事業なりを我が身を顧みず引き受けることですわね、もちろんその役に相当の人が引き受けるという前提です。危険を承知で引き受けること。WBC監督は火中の栗なんかじゃないです。この人にとってはそう思えるでしょう、あれだけ大失態見せつけた後ですから。でもだれも依頼しないでしょうから、まさに独り善がりの思い上がりです。バカさを露呈しましたね。口は災いの元なんです。気をつけましょうぞ。
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