政治

軽減税率件、今度は自民党側から枠の拡大が提案されて1.3兆円だそうです。何やってるの？ですが連中は連中でメンツを賭けてるわけですね。線引の困難さは一等初めからわかっていたこと、どこでエイヤ！と飛ぶかという言うところの落とし所、政治的決着探りでしょう。でも、評論家達の解説に意趣返しなんて言葉を聞くと、自民党と公明党と官邸との三すくみ構造が透けて見えます。谷垣さん（つまり自民党税調）が提案した4000億が公明党の抵抗にあって安倍さんが間に入って1兆円になり、今度は自民党が拗ねて、公明党が言うような国民の納得云々という話なら外食分、アウトレットするのと店内で食うのとでは税率が違う煩雑理不尽さとか、ファミレスでの食事と金持ち達の高級料亭での外食分の比較で因縁つけて、こっちまで広げる案です。食いものは増税しない。ここまで広げても食いものって何？という突っ込みは残りますし。だからエイヤ！なのですが、昨夜歴史学者の御厨某が朝日の番組で言ってました、安倍さんは所詮は前政権のと違いだけで進めているのだ、つまり決める政治。次々に「決めて」行く、それが芯だと。そんな切り方？これには呆れましたが本人は原稿に目を落とし落とし得々と喋ってました。これが政治でしょうけれど。