東電の事故当時の幹部たちへの強制起訴裁判でした東京地裁。一度起訴できぬと検察が決めたのを不服として別建てで行われる裁判です。政治家の収賄や不祥事時によくありますね。ですから十分に感情的になる裁判です。法律ではそうかもしれんが市民感情はそうではない!です。結果は同じ、無罪です。司法とすればそうですわね、ここで判決を変えた日には、です。で、果たして弁護士も当事者たちも支援者たちも極めて感情的です。それが市民感情というなら、そりゃ無理筋ですわ。あの大津波を予見できるわけがないです。判決文は極めて常識的な内容と思います。原告側は予見できたと言い募りますが、それはどこかの調査機関が出した15mの津波予想を根拠にして、そしてそれを東電幹部が真に受けなかった、15m以上の高さの防潮堤を作らなかったという顛末を責めてるだけです。陸前高田かどこかの防潮堤が何の役にも立たなかった事実もものかわ、高ければ高いほどに圧力には弱いでしょうにという推測は許されないわけです。さもあの大津波を予見だけじゃなくて防げたとでも言いたげです。違いましょうに。あの裁判、どう見られましたか。
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