柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

稀代

2011-05-30 08:20:57 | Weblog
昨夜BSで筒美京平を特集してました。松本隆との対談形式のコーナーあり、歌い手達の感想を拾ってのコメントあり、とても面白かったです。たまたまチャンネルを合わせたら、の偶然でした、番組欄を探すのではありません。びっくりしたのは風貌です。ああ、私が知ってる筒美京平像はうんと昔のそれなんだと驚嘆するほどの老い。髪は薄くなり、痩せ、老人然とした喋り口。もうそんな歳?隣に居る松本隆も髭生やして恰幅のいい見栄えですがやはり老いが滲んでいます。勝手なもので、私が知ってる彼らはヒット曲を連発して平凡や明星、他の音楽雑誌にたまに載る写真や記事で見た彼らであって、それは私が高校生や大学生時代のもので、こちらが知らずに過ぎた何十年は修正調整されないわけです、で久しぶりに見てびっくりする。こっちも十分に(同じだけ)老いているのですが、それは棚に上げて。本当に勝手なもんですがしかし、びっくりしました。暫くどっちが(チャンネル合わせた時に二人の対談の場でしたので)筒美京平でどっちが松本隆かわかりませんでしたから。でも出てきますよどんどん往年の大ヒット曲が途切れることなく。このコンビでの代表作として木綿のハンカチーフが紹介されてました。これは私にとれば少し時代が下るんですね、もちろんこの二人の全盛期の曲の一つでしょうけれど。私に言わせれば筒美京平といえば、郷ひろみ、南沙織、麻丘めぐみ、岩崎宏美です。よろしく哀愁は名曲です!そして南沙織。当時は歌手と作曲家がほとんどコンビでしたからね、小柳ルミ子は平尾昌明(漢字が不確かです)、天地真理が森田公一、南沙織はこの人。南沙織も麻丘めぐみも難しい歌もらってましたからね。筒美メロディーの神髄はこの二人にありと、私は昔から思ってましたが、誰もそう言わないです。違うのかな?稀代のメロディーメイカーとクレジットされてましたが、この人にこそふさわしい称号でしょうね。次から次によくぞあれだけ・・です。ううむ、聞き直したくなりました。あなたも、でしょう?
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