柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

愚策

2023-08-13 11:45:34 | Weblog

フランスで度々起こる暴動、人種差別を原因(口実)にした暴動を見るにつけ、人種差別ではあるのでしょうがその根っこに移民政策があり、そして法律がありと解説は続きます。アラブ系アフリカ系の黒人褐色人種が暴れてます。欧州人の典型であるはずのフランス人やイギリス人にどうしてあんなに黒人が多いんだ?不思議に思われたことありませんか、五輪やサッカー、陸上の国際試合で。二世三世が多いのと、もう一つヒト種の肌の色の遺伝子は黒が一番強く、白は劣勢(今は優勢劣勢という表現ではなく、顕性潜性と言うそうですが)という生物学的な結果。白人同士でなければ白人は生まれない。どちらかが黒(褐色でも黄色でも同じことですが)ならその子は黒が出ます、差別でも何でもなく遺伝子の発現様式です。そして国籍についての法律。新聞で知ったのですが二種類あって、両親の国籍に沿う血続(けつぞく)主義と両親の国籍は問わずそこで生まれた者はそこの国籍を得る生地(せいち)主義、フランスは後者なのだそうです。フランスで生まれたら自動的にフランス人です、両親がアフリカ国籍でも。非白人のフランス人がどんどん増えていくのです。ちなみに日本は前者です、日本で生まれたからと言って日本人ではありません。だから欧米人は白、アフリカは黒、中近東やインドは褐色、東南アジアは黄色と刷り込まれている第一印象はこの時代正しくないわけです。そうと説明されても・・ですが、アメリカでの白人が少数人種になるのも遠い先ではないという推測がそのまま欧州各国にも通じる事実なのでしょう。で、数を増やしてきた移民をルーツとする非白人と白人との衝突が絶えない、その根っこには白人たちの心の底に消えない非白人たちに対する差別意識、具体的に就職状況や生活レベルの格差への非白人たちの不満が発火の機会を待っている日常平時というわけです。そういう外国での現実をいやと言うほど見せられているのに、政府は、難民擁護の団体はそれでも移民推進します。難民を受け入れろと叫びます。労働力不足だからと平気で言う、それこそが欧州の踏んだ轍です。どうして学ばない?人道だけを振り回してその後は知らん顔している連中の多いこと、文化文明の違う人間は共に生きられないのです。宗教の違う者同士は共生などできません。これも歴史上の数多の宗教戦争が証明してますし、宗派の違いだけで殺し合いになってるのはシリアでウクライナでです。こんな時に移民促進だ?禍を承知の上で呼び込む愚策にどれだけの意味があるんでしょう。

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