柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

呼称

2024-05-23 08:18:50 | Weblog

袴田事件の(冤罪という色付けです)再審が結審して9月に判決だそうです。刑事訴訟法では再審が認められるには無罪と推定される確たる証拠が認められる場合というのが要件だそうで、つまり再審が認められたことは無罪を前提としているのだとの解説も見ました。88歳の本人は十分に傷んでいて、それを後見する91歳の姉さんがしゃきしゃきでという背景、司法に政治的決着なんてないのでしょうが人が裁くことですからね同じ心証は想像つきます。死ぬ前に無罪をという感情論が前面に出てきます。一方で検察は死刑を請求してます。こちらも今更引けないでしょうね。捏造だとまで非難されて「そうでした」とは言えないです。産経新聞に「袴田事件でいいのか」の見出しで、殺された人たちのこと(橋本さんだそうです)を忘れてはいないかとの記事がありました(5/22)。冤罪となれば真犯人が他にいるということで、これはこれで被害者側としてはどうよでもあります。思いを致すことです。物事には少なくとも裏表の二面の意見と考え方です。

 横浜地裁での教職員の性犯罪公判の傍聴に横浜市教委が職員を動員して一般人の傍聴を妨害したとニュース流れてました。教委もあっさり認めてました。プライバシーが云々と言い訳してたそうですが、まぁ思い切ったことやるなぁと呆れるやら感心するやらです。そんなことすぐにバレるでしょうに、それがわからないんですねぇ。その動員には手当(時間外)まで出てたとか。正義の味方がわんさかいる教員の集団でしょう、チクられるに違いないこと。この昭和感(日教組感、圧力団体感と言いましょうか)にはびっくりすることです。

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