柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

定番

2024-06-16 09:59:42 | Weblog

日曜朝はサンモニです。左巻きさんたちがあれがいけないあいつが悪い制度が社会が悪いと言い立てて(言いっ放し)、いけないと思います!と学級会並みに終わる人もいれば改革を叫ぶ人もいて、面白いのですが適当に腹が立っていい塩梅、だからこうやってブツブツ文句言いながらも毎週見ている大ファンの一人です。今朝はあの加藤登紀子さんがコメンテイターです。いつもは5人6人のところ今日は4人、少なっ!と思う所、ヘビーローテイターたる感想でしょうか。一番の高齢で見栄えは老女そのままです、この人も左巻きの活動で有名です、新聞にもコラム持っておられます。何を話すか興味ありましたが、ええ、十分に内容の濃い説得力のある発言でした。イスラエル・パレスチナ紛争については、そもそものイスラエル建国沿革から話を起こして、さらに日本の戦争終結の際の判断の遅さと間違い、ドイツが負けてからの約一年に間に、もう敗戦はわかっていたことなのに全国の空襲や原爆でどれだけの国民が亡くなったか、その決断の遅さを強調して、戦争は止めると決めた人が一番偉い、やめる決断こそが待たれると。継続の理由じゃなくてどうやめるか。ここまで続くと、あれだけ無闇な殺戮が続くとまことにそう思います。こういいう経験をしてきたんですね日本も、それを実は忘れてますね我々は。もう一つ、男女不公平さについても滔々と話してました。日本は特に田舎に行けば行くほど男女の役割が分かれていて、何か行事があると男は上座に座って、女たちは台所に追いやられている。女たちはそれで十分楽しいこともあるのだけれど、今まで通りに、慣例に従って事を運ぼうとする男たちの生活感のなさ、生活能力のなさが今の政治や社会の停滞や不祥事、不具合を生む素地なのだ。だから男たちに家事をやらせろと。司会の膳場女史は本当にそう思いますと感心した風に。彼女の右隣には報道1930の松原キャスターがいましたが、苦笑いして頭を下げてました、私もそういう気分になりました。左隣りにはチキなんとかいう若い衆(彼も名うての左巻きですが)がいましたが、なぜか表情変えずに能面のように聴いてましたよ、どういう思いだったのでしょうか。彼にはその実感がないのでしょうかね。コメンテイターが少ない分、彼女に長く話させてた印象ですが、面白かったですよ。経験豊富で筋金入りの人の言葉の強さでしょうか。こういう話も聞けるので、また来週も観るわけです。今朝は感心が勝ちました。

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