柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

判断力

2008-04-01 08:37:29 | Weblog
ゴジラ松井、8番DHだそうです。ああ、きりきりレギュラーなんですね。怪我の所為だけじゃないでしょう、監督代わるとこれだけ評価が変わるんですね。常ならぬ世の中です。辛口張本の言う通りになってきました、この人にかかると松井辺りは大したタマじゃないって事ですから。かたやで福留、やるますねぇ。でもリトル松井の前例もありますからそう手放しには。となると中村ノリは全くレベルが違ったってことでしょう。日本の6番7番辺りでたまにホームラン打ってるのがせいぜいというレベル(いや、高いレベルなんでしょうけれど、下見りゃこれまたキリのない話)。井川は?藪は?いまさらノコノコ日本に帰れないって意地が邪魔してますかね。するとイチローの凄さが改めて浮き彫りになるって寸法です。才能の差というのはまこと残酷です。
 「靖国」って映画、保守系月刊誌では偏向映画としてだいぶ前から叩かれて有名なモノでしたが、封切り直前に上映中止にする映画館が続出したって話です。なんでも中国人監督の作品で、例によっての反日映画らしく、そんな映画に文化庁の公的助成金が出ていて、そこにこっち(保守系)の世界では有名な女弁護士(今は国会議員になってますが)稲田女史が噛みついて国会議員ばかりでこの映画を評価する会をもったりしたという下地があるんです。そこで映画館が、日教組とプリンスホテルの事件そのままに、安全が確保できない虞があるなんて理由で上映中止に踏み切った、それをあっちの勢力は言論封殺だ、言論表現の自由の侵害だってやるわけです。映画館に街宣車来たんじゃさっぱりパーですからね確かに。で、当の弁護士はこう言います、上映中止を要求したのではない、私達は文化庁の助成金について異議を唱えただけだ、上映はして欲しいくらいだって。なるほど、それはそうかもしれないけれど、当の映画館にとっては敢えて危険を抱えることもないわっていう判断でしょう。もとより大手の配給会社のラインには乗らない作品でしょうから、当地のごとき鄙の映画館にかかるはずのない映画なんです(この手の映画は広島で捜さねばなりません)が、何でも東京で上映する映画館がなくなったそうです。おお、これは一大事ですな。出版物やらこの手の情報モノに制限加えるはよくない方向です、中国やら北朝鮮になります。日教組とプリンスホテル事件とは重大さも次元も違います。今まで通り「そういう」映画館で上映してもらいたいことです。右翼さん達もワーワー言わずに一度は見る。人の判断はそれほどにあやふやで危ういものではないはずですから。なんじゃこりゃーと思えばそれでいいわけですから。違いましょうかね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 予言 | トップ | 一般人 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事