柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

不適合

2007-02-21 08:41:16 | Weblog
こんな話聞くのも嫌で、それならわざわざに書くなよという事なんですが、あまりに情けないので書きます。石川の50歳代の小学校長が、低学年女児と鬼ごっこや相撲している時に、下着の中に手を入れたんですって。女児が担任に「相談」して発覚、校長あっさり認めて、教育長のコメントです、被害に遭われた児童に心からお詫びし、心のケアを第一に考えていきたい。新聞の三面ベタ記事です。何とも言葉も出ませんね。若いチンピラならいざ知らず、50男が何をしてくれる・・。試験に通れば順送りでどこかの校長になれるんでしょう。もちろん昔は試験受ける者には当然のこととして校長たる資質が備わっていたのでしょうが(才能ではなくて、こういう無体を働かないという抑制だけは利く、というか、やるだけの意気地もないガチガチの役人体質というべきか、ま、いずれにせよこの手の不祥事は孫子の代まで引きずる最大の恥だと知っていたのです)、今は違うのでしょう。人間としてボロボロ。才能はないわ。元々そういうところを判定しないのですからね教育委員会が、どんな奴が子供食い物にするかわからんわけです。そういう恐怖に拍車を掛け何倍にも増幅するのが、こういうときの教育長なり関係上司のコメントですわ、判で押したように「心のケア」と来ます。この大馬鹿野郎ども!当の校長を厳罰に処して、子供の目の前から消す、あとは放っとけばいいんです。周りがあれこれ世話を焼きすぎるから本人達が過剰に反応するんでしょう。おまけに心理士とかなんとか怪しげな奴らが教科書通りの言葉で混ぜくる。本人の事情には知らん顔してせっせとご高説(もちろんヘボ学者の机上の空論です)を垂れるばかり、誰を相手にしているかといえば教師達、そして依頼主の教育委員会、当の子供は置いてけぼりです。ま、この連中のことはさておいて、心のケアです。この言葉を並べて、そして何とか言う専門家を送っておけばひと対応と考えている(マニュアル化されている)その安易安直さが間違いなのです。問題を完全にすり替えているでしょう?子供に対する処置ではなくて、第一にするべきは校長の処理、そしてあなた方の業界の刷新でしょう。今後この様なことのないように十分対応していきたい、これもこういう時の常套句ですが、これもまことに人を馬鹿にしている謂です。対応したことないですものね。だから、次々に起こるんですよね同じような胸の悪くなるような事件が。いい加減にしないといけませんよ。教員達に任しているから腐り続けるんです。この業界は上から下まで教員でしょう。お仲間意識が隠蔽隠匿体質に繋がるのは誰の目にも明らかです。首長さん達、もっとしっかりしろよ!子供が食い物にされているんですぞ!そう思うわけです。もう何度目なんでしょうね、溜息が出るばかりです。
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