柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

対抗

2022-08-04 08:28:13 | Weblog

アメリカは台湾を見捨てない。ペロシさんが台湾で蔡総統の隣で演説しました。一方で一つの中国政策は変えないという前提です、この辺りの政治的駆け引きです。どっちが先に手を出すか。どっちが最後まで我慢できるか。今回の訪台模様であれこれの評論を聞きます、歴史的背景も知ります。少し前までは台湾紛争が起こりかけたらアメリカが太平洋艦隊から空母を二三隻回せば事は治まっていた、つまり中国はすごすご引き下がるしかなかったのです。それを屈辱としている現在の中国にとれば、今次シンガポールから台湾に飛ぶのにああいうルートを採らせたのは留飲を下げる一つだったという読み。アメリカが一つ屈したという説。そうかぁ。で、今次、ボールは中国に投げられたわけですが、早速対抗措置打ってると新聞です。台湾はああは強がってても貿易や経済は中国に大きく依存していて(そりゃそうでしょうよ、あの人口の差、市場の差です)、中国は台湾からの輸入を大きく制限したそうです。そして報道されてる、台湾をすっかり包囲するような「軍事訓練」。あからさまな脅し。台湾は待つばかりでしょうね。ロシアの轍を踏むか中国。台湾有事は日本の有事。安倍さんが遺言みたいに言うてましたよ。

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