精度

軽井沢のバス事故、やんやの報道です。雪もなく凍結もなく、センターライン超えて対側（右側）のガードレール突き破ってたそうで、複数人が即死。スキーしたことがないのでこの辺りの常識が全くないのですが、夜中に出て朝から滑ってその日のうちに帰るという行程なんでしょうね。雪がない冬でしたから、待ってましたの楽しみだったのでしょう。こういう時よく聞く、ブレーキの跡が云々を言いません不思議に。素人が聞いても居眠りか運転手の急病、あるいはてんかん発作です。運転手は死んだんでしょうか、その容態も報道しません。何だか今までのＴＶ（ＮＨＫばかりですが）報道は偏ってますよ。何か隠してるんでしょうか。
　ＳＭＡＰ騒動、今朝は日経と産経がコラムで採り上げてます。そんなに？そんなに重大事、なんでしょうねぇ。４０男が何やってもいいじゃないですか。それとも、そんなことじゃないんですか？
　自民党議員の慰安婦は売春婦だ、商いだ発言。彼の言うことが正しいのですよ、公娼制度は順法行為でしたし（赤線青線制度です）、高給で募集されていた事実は秦さん達によって明らかにされてます、正しいのです。が、今はまずいということです。せっかく向こうが矛収めようとしてる時に、今ここで波風立てずともいいわけです。絵に描いた如き政治決着にやっと持ち込んだんです、あの対応は仕方ないことでしょう。叱るのみです。
　冤罪事件の記事にＤＮＡ鑑定の精度が載ってました。現在の精度は４兆何千億人に１人くらいだと。それくらい正確だというのです。いやいや。分母が４兆ですよ。世界の人口は７０億くらいでしょう。何それ？です。検査項目がたくさんあって、その特異性だかを掛け算して最大値がこの数字なんでしょうが、学者の現実離れもここに極まれりです。必ず当たる、んですね。完全な一対一対応する証拠だと言いたいのでしょうが、4兆と70億じゃ違いすぎますから。どこかの番組で言ってましたが、つまりは髪の毛一本そこに落ちていたら事件に全く関係のない人でも特定できる（いえ、指紋と同じでその人のデータがなければ照合などできませんが、マイナンバーとかの流れを見てると、外人だけではなく、国民も全員指紋やＤＮＡが出生時に戸籍登録される時代が来るんでしょうね）のだ、冤罪の危険も同じだけ大きくなると。ＤＮＡ鑑定はあくまで物的証拠の価値に置いてもらいたいことですが、そうはいかないでしょうね現場は。技術の進歩は人の心を置き去りにします。