柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

異国

2015-07-28 08:26:32 | Weblog
しつこく相撲ネタですみません。旭天鵬の引退です。引退して大島親方になると読んで、あれこれ思いが湧きました。大島親方(部屋)と言えば元大関旭国です、四股名に旭がつけばこの部屋の力士です。小さな大関でした、日馬富士や鶴竜タイプです、大きな相手の懐に潜り込んで食らいついて勝つ。北の湖、輪島の時代の人だったですかね、あの横綱旭富士の親方ですから。モンゴルからやってきた力士のパイオニアです、技のデパートと呼ばれたのは舞の海でしたか、それに引っ掛けて技のデパートモンゴル支店なんて言われてた、確かにモンゴル相撲系の足技足払い技で湧かせてました旭鷲山と同期の人です。旭鷲山の方が先に出世して人気が出て後塵を拝してましたが、向こうさんの方が早くに衰えてモンゴルに帰って怪しいビジネスや政治に関わってるのはご存知(でもないですか)の通り。大島部屋には他にこれも議員になった旭道山(日本の国会議員です)がいましたね、とあれこれ思い出すのでした。40歳で幕内を張るなんてのはとんでもないことじゃないんでしょうか。新聞にはあれこれ賞讃の言葉が並んでます、外人力士の嚆矢、高見山との比較とかなんとか。文化の違う異国の地で言葉も通じぬゲンコツの世界でよくぞ辛抱されたことと、ここは賞讃に価することと思います。
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