柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

切捨

2013-11-29 08:23:45 | Weblog
参院選の一票の格差裁判、まず岡山であって違憲・無効判決出ました。先に衆院選について違憲状態・選挙は有効と出たすぐ後というタイミングです。原告の弁護士達のドヤ顔です、人権弁護士の面目躍如ですか。被告は誰なんだ?と不思議に思ってましたが県選管だそうです。なるほどそういう責任の所在なのですねと改めて知るわけでした。国政選挙だろうが村議選であろうと責任は選管。へぇと思ったのですが、ここじゃなければどこよ?と考えて、行政としか浮かびませんわねどっちみち。で、どうするの。高裁判決ですから選管は必ず上告してまた何年も経って最高裁です。その間に立法府(怠慢と叱責されましたから)が動くわけですね、そういうポーズ。次の参院選には格差なくすように変えます、というポーズ。岡山選挙区選出議員が失職して再選挙という流れですが、最高裁判決までのモラトリアム。失職なんて言われてもねぇ。そんな無茶な・・でしょうね当人にとっては。都道府県単位の選挙区制度では格差の是正は無理だなんて言ってます。どうするんだ?県をまたいで一足先に道州制ってか?冗談じゃない。小を大に混ぜるという安直は許さないぞ、小にいる者は。これを足掛かりに道州制という、これぞ日本文化を破壊する最大兵器だろうと思いますが、愚案を推し進めようという魂胆が仄見えます。地方文化を切り捨てる施策には反対するべきです。秘密法案なんかよりずっと大切ですよ。そう思いますがねぇ。
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