柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

技術

2013-11-28 08:24:38 | Weblog
西武片岡、よく知らないのですが、こいつも巨人ですって。この業界人の深層心理ってのは皆同じ、巨人への憧憬なんですねぇ。井端を獲って、この人も。で、生え抜きで這い上がってきている若手に蓋をする。二塁手ばかりってのも、というか二遊間という捉え方じゃない所ですな。背番号8だそうです、新聞には原監督の現役時代のそれと書いてますが、その次はあの仁志でしたよ、二塁手で原に嫌われて追い出された。でも、でも、巨人。何でしょうねぇ連中にとっては。行くなよ、マエケン。
 60年前の赤ん坊取り違え訴訟、原告が勝って会見です。つまり60歳のオヤジです。ううむ。生まれた日に時間を戻してほしい、そうです。ううむ。話聞いてるとこういう事実が露見したきっかけはこの人が働きかけたことじゃなくて、つまりこの人自身には青天の霹靂系のできごとだったそうですが、取り間違えられたもう一方の家庭のゴタゴタでDNA鑑定騒ぎになってこうなったそうです。こっちが貧乏、向こうが裕福という差が賠償へ向かわせたんでしょうね、その辺りわからぬでもないですが、天声人語が殊更に吠えてますが、そんな正義の味方ぶって正論振り回しても偽善の臭いがプンプンするだけで。本人じゃないとわからぬ感情だ、そんな環境でない者にわからぬ想いだ(つまり批判は許さぬ)という排除排他前提の正義論ですが、この人の会見口調といい、隣に控えている女弁護士の態度(くちゃくちゃガム噛んでましたよ)といい(人権弁護士!という感じ)、分別盛りのオヤジのやることじゃないんじゃない?という思いが湧きました。貧乏してたから賠償しろ(三千万円です)。ううむ、育ての親への感情ってのはどうなりましょうかという話です。科学技術のもたらした新しいタイプの悲劇、ですか。嫌ぁな気分でいました。いかがでしたか。
 
 
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