柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

希望

2013-02-15 08:22:44 | Weblog
高知県黒潮町、南海トラフ地震で最大34mの津波が来ると予測された町です、小さな漁村の佇まいでした、よくTVに放映されてました。それを見て、どうしろっての?逃げられるわけがないし、諦めるしかないでしょうと私はここでも書きました。諦めるってのは積極的にです、なんて言い訳もしてましたが、文藝春秋の巻頭言で立花隆が書いてます、当の町長はじめ町民は犠牲者ゼロに向けて着々と手を打ってるんだそうです。へぇ~と読み始めましたが、途中からこちらが恥ずかしくなりました。訳知り顔に賢しらにすぐに諦める、冷静を気取るは悪い癖というより直らぬ性癖なのですが、ああ、違うんだと知らされました。立花隆の文章も上手なんでしょうが、町長は子供たちに言ってるんだそうです、海は百年に一回くらいは悪さするけど、あとはいいことしてくれる。裏山まで逃げ切ったら感謝の気持ちを込めてヤッホーと叫べって。絶望のかけらもない町に日本人の強さを見た、と括ってます。是非ご一読を。何だか勇気が湧きますよ。
 長崎のグループホーム火災、新聞見出しは「長崎市ずさん指導」です。こうやっていつも、責任をとらない所に原因持って行ってチョンです。いつもいつもこうです、行政が悪い、国が悪い、社会が悪い。ここに持っていけば据わりがいいんでしょうね。認知症の年寄りを集めてる場所です。ストーブから出たのであれば、管理者、その日の当番者の責任ですわね。不注意ですから。スプリンクラーがどうのこうのじゃないでしょう?でも、いつもこうやってごまかしてぼやかして国の制度の所為にして終わり。まぁ、こうやって世の中は回っているのですが。
 公共事業がどんどん増えていくのですが、受け負う建設業者が足りないんだそうです。新聞が大きな見出しで嘆いてますが、誰のせいなんだよ!!コンクリートから人へとか何とか言って、公共事業が悪と決めつけて、建設業者をどんどん潰してきたのは誰なんだ?災害が起こった時に真っ先に駆けつけるは重機やユンボ持ってる地元の建築業者でしょう?それをどんどん潰しておいて、何が復興じゃ?!全く他人事のようにシレっと知らん顔してる、マスコミども。あの時あれだけ煽ったのはあんたたちだ!
 
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